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Dvorak (1841-1904)

CD Piano Works For 4 Hands Vol.2 Slavonic Dances : Matthies / Kohn

Piano Works For 4 Hands Vol.2 Slavonic Dances : Matthies / Kohn

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    松浦博道  |  静岡県  |  不明  |  15/July/2016

    一聴した後の感想としては、とにかく最初から最後までフル・オーケストラがやるような豊かさは感じられないが、優雅で聴き心地がよく耳によく馴染む演奏と言えば適論かと思わされた。ピアノ連弾なので、重厚な表現力に富んでいて、派手な曲にはオケの様な大胆さを、落ち着いて平穏な曲には室内楽でやる様な静かな思いにさせてくれる安堵感を耳の中にもたらしてくれる違和感のない演奏であったと思う。録音の質もデジタルでなんら問題はない。小生の感想では、特にOp・72の有名な第2番ホ短調のマズルカや第8番変イ長調のワルツなどクライスラーのバイオリン編曲版が存在する曲の解釈が美しい感動的なもので、このアルバムの中でも最もスラヴ魂とボヘミア情緒を感じさせてくれる満ち足りた表現力で演奏している好例だろうという印象を持った。ナクソスはドヴォルザークの全ピアノ作品をCDに音源化しているが、そのどれもが一流の演奏に恥じない名演であると高く評価できるものがある。その傾向はこの有名な作品集に対しても同じことが当てはまる。1000円程度の市場価格で出せる魅力は存分に発揮されてもいると思った。当盤の両ピアノ演奏者は聞きなれないドイツの地方出身の奏者だが、演奏の方の出来栄えは文句なしのプロの腕前のレベルにあったと思う。ピアノ連弾なのでフル・オーケストラでやる様な表現力の迫力や印象の強さを求めるのならばまだ不十分なサウンドと言えようが、室内で家庭音楽として聴き楽しむのであれば管弦楽でやる場合のそれと比較してみても表現上の必要な音は全て拾ってあるので、耳に最後まで旋律の余韻が残るほどの充実した音楽をもって語りかけてくるスラヴ人のソウルが感じられた演奏に仕上がっている様に思わされた標準的な表現力で過不足ない上質さで最後まで均一に堪能させられた様に思う。この作品集はドヴォルザークの筆になる音楽の中でも最も詩的情緒豊かなロマン的で民族的なスラヴ人の誇りとする彼ら特有の響きで満たし描き切られた傑作集であるがゆえに、当アルバムもその点を強調したスパイスの効いたチェコの民族料理を味合わせてくれるかの様な芳醇で絶妙な味加減に仕上げられた1枚になっているという印象を抱かさせられた録音でもあった。間違いなく誰が聴いても歓迎される現代感覚のボヘミアの田舎臭くない都会的な演奏で楽しむベストな曲集盤と言えるだろう。ピアノ音楽好きにはたまらなく喜ばれる味わいがそこかしこに鮮烈に耳に響く1枚であったと言える。

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