Comp.piano Concertos: Derek Han(P)freeman / Po, Kocsis, Ranki, A.schiff, Etc
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ニャンコ先生 | 栃木県 | 不明 | 21/February/2011
モーツァルトのピアノ協奏曲全集、1セットは持っておくべきことに異論はないだろう。「編曲もの」を除いた5番以降の全集について言えば、内田光子の独奏、テイト指揮の全集が最良の選択である(2台、3台の協奏曲を含まないのが残念だが)。では、1〜27番までを同じ演奏者で聴ける全集は?、と問われれば、アシュケナージがフィルハーモニアを弾き振りした全集か、ペライアがイギリス室内管弦楽団を弾き振りした全集を自信を持ってお薦めする。さて、中国系アメリカ人ハンの独奏、アフリカ系アメリカ人フリーマンの指揮による本セットだが、既にどれかの全集をお持ちの方に、聴き比べ用として推薦したい。特にアシュケナージの全集をお持ちの方には、管弦楽が同じフィルハーモニアであり、録音年代もそう遠くないので、大変面白い聴き比べができることを保証する。(さらに言えば、K107の編曲作品集が、Ch.バッハの原曲とともに付録についているのもうれしい。なんと、ハンガリーの演奏家による2台、3台の協奏曲という超名盤まで付いてくる。)おしなべて言えば、アシュケナージの、曲想を細部まで作り込んだ録音に比べて、本セットの演奏は良い意味で「自然体」である。ハンのピアノは優れた指さばき、繊細な音色と抑制されたペダリングで、軽やかで屈託のないモーツァルトを聴かせる。全曲を通じて実に水準の高い独奏である。フリーマン指揮のフィルハーモニアは、持ち前の美音を活かして実に朗々と、楽しげに27曲を奏でている。まるで、アシュケナージに「ピアノと一体化した表現」を強いられた全集録音時のうっぷんを晴らしているかのようだ。特に面白いのが、最後の27番の第1楽章である。通常この楽章は、最後のピアノ協奏曲→「白鳥の歌」という過剰な読み込みから来る「天国的」な味付けで奏されるが、彼らは、単なるアレグロ楽章として普通に楽器を鳴らす。ハンも自然体で合流する。こんな演奏は聴いたことがない。難を言うとすれば、何曲かのカデンツァが(ハン自作なのか)ややモーツァルトと違和感があること。バックのコンビに注文をつけるなら、23番も27番と同様、元気に演奏してほしかったこと、25番の第1楽章をちゃんとアレグロ・マエストーゾで演奏してほしかったことだろうか。録音はすばらしい。ただし、同じ社による短期間の収録である割には、盤ごとの再生レベルにばらつきがあったり、曲ごとにピアノと管弦楽のバランスに違いがあったりする。しかしこれは、内田以外の他の全集でも見られることなのでやむをえないだろう。4 people agree with this review
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旭ヶ丘 | 大阪府 | 不明 | 22/January/2010
本当にすばらしい全集。10番台の曲が特に好きで、いろいろな全集を購入した。ペライア, シュミット, キルシュネライト, ブレンデル, シフ, バレンボイム(旧), アンダ(好みの順)。そして、今の私にとって、この全集が最も好みに合ったものである。まず、生き生きとしたオーケストラがすばらしい。そして、それに囲まれて中央に少し小さめで定位するピアノの音がすばらしい。上品さの限りを尽くすピアノ。そして、本当に自然な定位を聞かせる名録音。3拍子揃った全集である。ぜひ、多くの人に聞いて頂きたい。7 people agree with this review
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