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Brahms (1833-1897)

CD Johannes Brahms:Symphonie No.1

Johannes Brahms:Symphonie No.1

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  01/November/2010

    カラヤン指揮によるブラームス交響曲第1番演奏盤には結構種類が残されておりカラヤンのこの曲への愛好ぶりが分かります。確かに演奏効果というかストーリーの語り易い曲でもあるのでさもありなん・・・と思います。一般に手に入るのは1943年録音ACO盤(@14’21A8’49B4’27C17’30)、1952年PHO盤(@13’59A9’20B4’59C17’16)そして1959年VPO盤(@14’00A9’13B4’56C17’40)等が候補にあがりますが、 以後はBPOを振ったもので1963年(@13’51A9’17B4’53C18’04)、 1978年(@13’26A8’26B4’48C17’46)、 本盤1987年(@13’22A8’22B4’46C17’38)、 1988年Tokyoライブ(@14’07A9’07B5’06C18’54(拍手込み))、 1988年Londonライブ(@13’37A8’50B4’57C18’14)、同年(@13’17A8’56B4’42C17’24)等々中々賑やかです。その中で本盤1987年分(カラヤン79歳頃)は先の1963,1978両年分と録音技師が同一ということで如何にカラヤンが信頼を置いていた技師か推察されます。第1楽章から実に肉付きの良いどっしりしたスタート、主要弦ラインのバックが戦車の轟音の如く。録音もデジタル故が彫琢の精緻さがビクッともしない基盤を構築しております。第2楽章はやや速い印象で聴き易いです。分厚いハーモニーの中からのヴァイオリン・ソロはかつてのシュヴァルベの様な色気はなく意外と現実的。第3楽章のトリオでの奔流も聴き易いです。いよいよ最終楽章・・・確信に満ちたスタート、ホルンにそして続く管の浮かばせ扱いも明瞭。クライマックスにそなえてじっくり運んで行きます。例の歓喜のテーマのテンポは割りとスッキリしたものなのですが基本的にはBPO機能美が尽くされています。フィナーレに向かってジワジワ包囲網を縮めて勝利的高揚に堂々と達して行きます、そこには些かのたじろぎも見られず適度な引き伸ばしでその快感を味わうことが出来ます。さて、これがブラームスかと改めて自問するとこの演奏の壮麗さにおいて次元が異なっていることに気がつきそんなことよりとにかく分り易い演奏に徹したと割り切って素晴らしいランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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