Requiem: Toscanini / Bbc.so & Cho, Milanov, Thorborg, Rosvaenge, Moscona (1938)
Showing 1 - 2 of 2 items
-
slave | 東京都 | 不明 | 28/February/2010
音は年代からすれば、聴き易いと思います。特別に貧しいとか貧弱であるということはありません。寧ろ、一連のBBC響との録音は、大変に素晴らしい条件であると思います。ただ、この録音では、管弦楽が遠めで、独唱声楽陣が近くに録音されています。ですから、管弦楽の迫力という点では、この指揮者の特徴を聴き取れません。その代わりに、独唱陣に対する徹底的なコントロールの様を間近に聴くことができます。そこに、この指揮者ならではの面を聴くことができる人にはお勧めできる盤だと思います。0 people agree with this review
-
Pianist | Tokyo | 不明 | 17/April/2006
トスカニーニの《ヴェルレク》というブランド意識で聴くと多少がっかりする。演奏そのものは良いのかも知れないが、貧しい録音の中から相当の集中力と想像力をもって、全体を補強・予想しながら聴かねばならない。この聴き方は疲れる。やはり総合的にみて1951年のRCA盤を聴いておけば十分。フルトヴェングラーの第九のように十種類ほどを全部聴いてそれぞれの感動があり、それぞれの意味合いを聞き取れる… といった条件にはないと思う。このBBC盤が悪いのではなく、51年盤が際立って素晴らしすぎ、他の追随を許さないと言った方がいいかも。1 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items