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Brahms (1833-1897)

CD (Xrcd24)piano Concerto, 2, : Gilels(P)Reiner / Cso Starker(Vc)

(Xrcd24)piano Concerto, 2, : Gilels(P)Reiner / Cso Starker(Vc)

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  03/January/2011

    ブラームスのピアノ協奏曲第2番の演奏史上、スコアを完璧に音化した演奏ということができる。ライナー&シカゴ交響楽団の技量は圧巻であり、アンサンブルなどいささかも弛緩することはない。金管楽器も木管楽器も完璧な技量を披露している。ギレリスも凄い。鋼鉄のピアニストと称されたギレリスであるが、本盤は、その面目躍如たる硬質のタッチを示している。ギレリスは、後年に、ヨッフムと同曲を録音しているが、そちらの方は、やや角の取れた柔らかさがあり、ギレリスらしさと言えば、本盤に軍配があがると考える。こうした鉄壁のライナー&シカゴ交響楽団と、鋼鉄のギレリスのピアノが組み合わさると、正に完璧な演奏が生み出されることになるのは必定だ。第1楽章や第2楽章など、抒情的な美しさなど薬にしたくもなく、圧巻の音塊が炸裂する。第3楽章になると、シュタルケルのチェロなど、美しい箇所も散見されるが、終楽章になると、再び凄まじい進軍が開始される。この演奏を評価する聴き手も多いと思われる。それは、演奏技術として非のうちどころがないからである。しかしながら、私としては、これがチャイコフスキーだったら、どんなに感動的な演奏になったのだろうかと思ってしまうのだ。要は、ブラームスの場合、何かが足りないのではないか。ブラームスには、卓越した技量や圧倒的な迫力だけではなく、人生の苦みを感じさせるような深みのある表現も不可欠ではないか。そう思う時、この完璧な演奏を無条件で推薦するわけにはいかないのである。録音は、XRCD&SHM−CDという鮮明な高音質であるが、特に、オーケストラの音色がデッドに響く箇所があり、それがいささか気になった。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  20/August/2008

    ブラームス壮年期に書き上げられた4楽章を持つこのピアノ協奏曲は終楽章曲想から若干竜頭蛇尾の感を免れないですが、演奏の方はピアノ、バックともに男性的で素晴らしいと思います。ギレリスは時には平板な箇所も無い事はありませんがこの曲の第1,2楽章の強靭なタッチと第3楽章の微妙な室内楽的掛け合いも魅力的です。ライナーは10年近く手塩にかけたCSOの手綱を引き締めてブラームス色を出しているのに成功しているように思いました。しかし最近アメリカビッグオーケストラの録音は少なく寂しく感じております。

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