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MITSUTOSHI KYO

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世界最高のクラシック 光文社新書

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  • ★★★★☆ 

    snk  |  北海道  |  不明  |  18/April/2021

    本書は全5章で構成され、第1章は19世紀生まれの大指揮者ということで、フルトベングラー、トスカニーニ、ワルター、クナッパーツブッシュが取り上げられている。この人選は誰も異論が無いだろう。ただ第2章以下は、第2章「現代にあってなお幸福な指揮者たち、または擬古典主義の平和」、第3章「普遍化を目指した指揮者たち、または20世紀が夢見た美」、第4章「エキゾチックな指揮者たち、またはコスモポリタンの喜び」等となっており、そのためかエンリケ・バティスまで第4章に入っている。本書出版後に同著者により「生きていくためのクラシック」が上梓され、両書で取り上げている指揮者は筆者にとっての一軍と二軍の扱いのように思われる。さすれば、ムラヴィンスキーやジョージ・セルが二軍の扱いを受けていること、そしてミュンシュやフリッツ・ライナーに至っては名前も挙がっていないのは全く理解に苦しむ。それは本書の構成が上記のような区分けによることで漏れたのかもしれないが、取り上げる指揮者の人選にもう少し普遍性を持ってほしいと願うものである。

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  • ★★★★☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  02/October/2006

    初心者向きの本としては目下最良に位置するクラシック本であろう。マニアが読んでも成る程、そういう観点でこの指揮者は解釈出来るのか、と再考させる説得力がある。まあ一部の指揮者観には?な部分もあるし、あとマルティノン、クリュイタンスといったフランス系の指揮者への言及が抜け落ちているのが不満といえば不満だが、某氏や某某氏(武士の情けで名は伏す)の手による「入門書」よりは安心して手引き書としてお奨めできる内容。売れたのも納得。

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  • ★★★★☆ 

    yass  |  大分県  |  不明  |  05/May/2006

    これは他の許氏の本と比べると、随分大人しい内容だ。より初心者向けに書いているせいか?それでも彼のこだわりがキチンと書かれていて、初心者がこれを読んでどう思ったか、ぜひ感想をきいてみたい。 ところで、最近思うのだが、ぜひ許氏にはNTVの「世界一受けたい授業」に出演してほしい。クラシック・ブームと言われている(私はそうは思っていないが)今、彼がどんな授業をするか見てみたいのである。青島広志ばかりじゃ、飽きてしまう(本のレビューじゃなくなってしまった。失礼:笑)。

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