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Brahms (1833-1897)

SACD [USED:Cond.AB] Piano Concerto.1: Rubinstein(P), Reiner / Cso

[USED:Cond.AB] Piano Concerto.1: Rubinstein(P), Reiner / Cso

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  • ★★★★☆ 

    まーきー  |  徳島県  |  不明  |  06/September/2014

    久しぶりにブラームスのピアノ協奏曲を聴こうとして棚を探したがCDがない。ワイセンベルク/ジュリーニ盤やオピツ/デイヴィス盤を持っていたはずだが、処分してしまったようだ。 単品CDで手元にあったのは、トムシック/ナヌット盤。トムシックの輪郭のはっきりしたピアノを優しく包む南欧風の柔らかなオケの響きも大好きなのだが、今日は別の演奏を聞きたい気分。 Brilliantのブラームス全集60枚組にはピアノ協奏曲も当然収録されているが、ボックスを開けCDを探し出すのが面倒くさい。そんなとき、買ったままで未開封だったルービンシュタインのブラームス・ボックスを発見。2曲の協奏曲も収録されている。 まずは第1番からとCDプレーヤーに掛けた途端に、仰け反ってしまった。何だこのオーケストラの音は!…まるで進軍する重戦車みたいじゃないか。 慌てて演奏者を見てみると、ライナー指揮のシカゴ交響楽団だ。ライナーは若い時にバルトークの弦チェレを聞いたが、まるで居合抜きのような緊張感と切れ味に溢れた演奏に驚き、それ以来、弦チェレは他の演奏は聴けなくなってしまった。 ピアニストにとって、自分のペースで演奏できる独奏曲とは違い、協奏曲は共演者の選択が重要になる。といっても共演者を自分の好みで選べるわけでもなく、通常は所属会社などに指定された共演者と演奏するしかないのが現実だろう。 この演奏はスタジオでのセッション録音とはいえ、共演者がライナー指揮シカゴ響だということになれば、さしものルービンシュタインも安穏とはしていられなかったのではないか。自分のプレイを優しく包んでくれる共演者ではない。丁々発止の真剣勝負を挑んでくる共演者だ。といって、ライナーが合わせ下手なのではない。合わせるところは合わせるが、それ意外では真剣勝負だ。 たしかRCAのLiving Stereo 60枚組にライナー/シカゴ響の演奏はたくさん収録されていたはず。もう一度確認してみなくては…。

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  • ★★★★★ 

    ぽよーん  |  東京都  |  不明  |  27/November/2011

    ピアノ演奏が淡泊なのに、聞いていてなぜか感動してしまっている。なぜだろうと思っていたら、感動しているのはピアノにではなく、オケにだと気付いた。ピアノのカデンツァが終わってオケが鳴り始めると、鳥肌がたっていたり。ある意味、オケを引き立たせるかのような伴奏的なピアノが極めて効果的。意図してそう演奏したのかは不明ですが。音質も良好で、捨てられない1枚です。

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  • ★★★★★ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  24/February/2011

    いやーPfの音がとてもきれいです。青春の鬱屈の固まりみたいなこの音楽、普通逃げ出したくなるはずのものをいつまでも聴いていたいと思わせるのはたいしたものです。2大巨匠の競演の成果が最も出ているのは第3楽章でしょう。一糸乱れないオケにルービンシュタインの逞しい弾奏が乗って一種爽快な推進力を感じます。もちろん他楽章もすばらしくそのへんは私の拙い説明よりカイザーの著作に任せたいと思います。もっとも素養のない私には読んでも何か偉大な演奏であるらしいとしかわからなかったのですが。

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  • ★★★★☆ 

    eroi  |  tokio  |  不明  |  20/November/2007

    ルービンシュタインの覇気や技巧がさえ、きびきびと豪快な演奏を聞かせる。ライナーの剛毅で飾り気のない指揮の貢献度が大きい。これに比べると、後年のメータ・イスラエル盤はいかにも衰えがめだち、弛緩しているといわざるを得ない。

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  • ★★★★★ 

    1970  |  愛知県  |  不明  |  20/November/2004

    協奏曲を、全くそのもので、実感出来る恐ろしい程馴れ合いの無い、緊張感溢れる名演REINERは、ぶっきら棒な面もあるが、今の時代にはいない真の巨匠では。この盤ではないが、ブラ−ムスの2番でリヒテルと、録音が成立していたらどんな演奏になっていたか。喧嘩になっても演奏が残っていたら、思ってしまう。

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