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Mozart (1756-1791)

CD [USED:Cond.B] Don Giovanni: Bohm / Prague Opera

[USED:Cond.B] Don Giovanni: Bohm / Prague Opera

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Showing 1 - 6 of 6 items

  • ★★★★☆ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  28/May/2012

    評価の論点の一つになっている「ミスキャスト」ということがオペラであるのか疑問です。DVDなら、役柄と体格の良いベテラン歌手のアップとに、時に違和感なくもなし。しかしオペラでの歌手達は芸と技で役作りしている訳で、ダメならばその原因は“実力不足あるいは的外れによる説得力の欠如”であって“イメージ違いのミスキャスト”ではなかろうと思われます。アンサンブル中心の『フィガロ』に対しソロのアリアが多い本作品の場合大物達が集まって個性の強い歌を競い合うのも醍醐味の一つかも。もっともニルソンがツェルリーナ役というのなら私も腰が引けますが。後年のカラヤンは自分の解釈の方向に沿う歌手達を揃えたかもしれませんが、ベームは信頼できる芸や技を持った「いつもの仲間達」を集めて共同作業を仕切っていたのでしょう。ただこの録音、さすがにまとめるのに結構苦労したのかもしれません。10年後に同じDGでライブ再録音しているのですから。

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  • ★★★☆☆ 

    酒樽ファルスタッフ  |  神奈川県  |  不明  |  12/April/2012

     この演奏をLPで購入したのは1974年高校時代であった。「まあ、 モーツァルトだったらベームかな」程度の知識しか無かったのである。 その後少しはモノが判るようになって演奏に、というかキャスティングに 疑問を抱くようになってきた。ミスキャストだらけなのである。フィッシャ ー・ディースカウ(タイトルロール)ビルギット・ニルソン(ドンナ・アン ナ)マーティナ・アロヨ(ドンナ・エルヴィーラ)マルッティ・タルヴェラ (騎士長)いずれの歌手も声の質、歌唱まるでしっくりこない。オーケスト ラも非力である。「これなら納得」できるのはペーター・シュライヤーの ドン・オッターヴィオくらいのものである。ベームの遺した多数のオペラ 全曲盤の中では最も聴き劣りする一組と断言しても反論する方は少ない のではないだろうか。かつて1994年夏、ベーム生誕100年に際して NHK−BSで放映されたこの指揮者のドキュメンタリー番組のなかで プラハで行なわれたこの盤の録音前のリハーサルの場面も見る事が出来たが ベームも相当やりにくそうにしていたのが印象に残っている。  「せっかくだから買ってみようか」CD化されたものを購入してみたが 特に新たな発見は無かった。

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  • ★★★★☆ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  07/February/2010

    ドンナ・イゾルデ、ドンナ・アイーダ、ファゾルト騎士長にドン・ジョヴァンニ博士…ニルソンはこの役をかなり歌っており(不評なら続けないだろうし)、ベームとの初共演は55年ナポリでのこの曲が最初である。ニルソンがいかに高音を楽に出せても、歌い回しでは苦しい面があると私は思うが・・・。ではベームは表現上ニルソンの様な歌い手をアンナ(解釈の難しい人だ)に、必要としたかというとそうも言えない(77年盤はトモワ=シントウ、その他デラ・カーザ等)。ではアーロヨのエルヴィラ(この人も難しい-弱いのか、強いのか?-これこそ女性?-今時こんな人いない?)をどう考えるか・・・。 プラハのオケは健闘。ブッファを基調としたベームの指揮には聴きどころも多いが、この曲にはやや几帳面。コシやフィガロに比べ一段落ちるかに言われてきたベームのドンジョヴァンニだが私は55年ヴィーン国立歌劇場ライブ(MYTO)を聴いて評価を改めた。若々しさ、艶、雄弁なドラマ・・・。この他私は未聴だが数種のメトロポリタン盤(音は良くないと聞く)等のライブがいくつもある(海外では人気があるのではないか)。是非録音の良い名演を発売して真価を味あわせて欲しい。

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  • ★★★★☆ 

    タンノイ愛好家  |  京都  |  不明  |  15/November/2007

    買っては見たものの、低い評価に洗脳されて、思い込みができてしまいあまり聴くことも無かった。しかし、ずいぶん久しぶりになるが、なにげなく聴いてみると、以外に新鮮に聴こえるのに驚いた。これはこれで面白い一つの記録。

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  • ★★★★☆ 

    マーコロリン  |  所沢  |  不明  |  18/August/2006

    HMVさんのレヴューからして決め付け過ぎ!F=ディースカウは当時モーツァルトではドン・ジョヴァンニやフィガロの伯爵を得意としてたし (フリッチャイのレコーディングでも歌ってる!決して意表をついたキャスティングではない)、ニルソンはワーグナーしか歌えない歌手ではない!べームの芸風は抑制されたなかでの充実(吉田秀和氏曰く)なので、このオペラのデモーニッシュは面とは完全に一致しないかもしれないが

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  • ★★★☆☆ 

    S.S  |  Japan  |  不明  |  11/June/2005

    ベーム全盛期の録音であるが、出来は芳しくない。ベームの棒は得意としていたCosiやフィガロほどの冴えは無い。はっきり言えば平凡な出来。歌手陣では、明らかにF=ディースカウとニルソンはミスキャストである。神経質で悪辣さや好色さの欠けたドン・ジョヴァンニとコワモテのドンナ・アンナでは締らない。まともなのはシュライアーとグリストぐらいか・・・

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