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Mozart (1756-1791)

CD [USED:Cond.AB] Mozart: Symphonies No.35 "haffner" & No.36 "linz"

[USED:Cond.AB] Mozart: Symphonies No.35 "haffner" & No.36 "linz"

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  08/April/2012

    クーベリックが手兵バイエルン放送交響楽団とともに1980年にスタジオ録音したモーツァルトの後期6大交響曲集は、往年のワルターやベームの名演にも匹敵する素晴らしい名演として高く評価されている。このうち、第40番及び第41番については、数年前にBlu-spec-CD化なされたところであり、簡潔なレビューを記したところであるが、今般、この第40番及び第41番に第35番を加えてESOTERICが待望のSACD化を行ったことから、この場を借りてレビューを記しておきたい。昨年、オルフェオから発売されているモーツァルトの交響曲第40番及び第41番の1985年のライヴ録音に、レビューを記したところであるが、私としては、クーベリックによるモーツァルトの交響曲演奏のベストは、当該1985年のライヴ録音であると考えている。これは、今般のSACD盤を聴いても何ら変わることがないところだ。クーベリックは、実演でこそその真価を発揮する指揮者であるだけに、スタジオ録音での第40番や第41番の演奏では、1985年のライヴ録音において存在した楽曲の頂点に向けて畳み掛けていくような気迫や高揚感が今一つ欠けていると言わざるを得ない。加えて、1985年のライヴ録音においては、すべての反復を行い、極めてスケール極大な演奏に仕立て上げていたが、スタジオ録音においては、おそらくはLP時代の収録時間を気にしたせいも多分にあると思うが、多くの反復を省略している。ただ、1985年のライヴ録音においてすべての反復を行っていることに鑑みれば、スタジオ録音の演奏が、クーベリックの意図に従ったものであるかいささか疑問が残るところだ。このように、1985年のライヴ録音と比較すると、スタジオ録音の演奏はいろいろな面で不利な要素が存在していると言わざるを得ないが、それでも、そんじょそこらの演奏などと比較すると、極めて優れた立派な名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。演奏全体の様相はシンフォニック。堅牢な造型美を誇りつつも、モーツァルトの交響曲演奏において不可欠な優美さにいささかも不足もなく、正に安心してモーツァルトの交響曲の魅力を満喫させてくれるのが見事であると言える。第40番や第41番については、1985年盤という高峰の高みに聳える名演が存在するだけに、前述のように若干不利な要素もあるが、第35番については、来日時の豪演などを考慮に入れたとしても、本演奏の優位性はいささかも揺らぎがなく、正に、クーベリックによる同曲の最高の演奏と言ってもいいのではないだろうか。少なくとも、本演奏を聴くと、近年のピリオド楽器を活用した演奏は、実に小賢しいものに聴こえてしまうところだ。いずれにしても、クーベリック&バイエルン放送交響楽団による第35番、第40番、第41番を含むモーツァルトの後期6大交響曲集の録音については素晴らしい名演であり、1982年のレコード・アカデミー賞を受賞することになったが、演奏の素晴らしさからして当然のことであると考える。それにしても、この後期6大交響曲集のうち、第35番、第40番、第41番について、前述のように今般、ついにESOTERICから待望のSACD盤が発売されることになったのは誠に慶賀に堪えない。私は、これまで第35番についてはリマスタリングされた本国内CD盤、第40番及び第41番については前述のBlu-spec-CD盤で聴いてきたが、その音質の違いは極めて大きいものがあり、今般のSACD化によって、本演奏の高貴にして優美な美しさを存分味わうことができることになった意義は極めて大きいと言わざるを得ないと考える。いずれにしても、本演奏の素晴らしさ、そして真の魅力を味わうためにも、是非ともESOTERICから発売されたSACD盤の購入を是非ともお奨めしておきたい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  17/August/2010

    主に1980年(クーベリック当時66歳頃・・・)、BRSOを振って録音されたクーベリックのモーツアルトの後交響曲集・・・私は第35,36,40,41番各交響曲を聴いております・・・は何れも力まず粛々と演奏されておりしかも瑞々しさとコクが同居する名演奏と思います(私は聴いていない第38番と39番が少し録音上なのか演奏上なのか評価が低い様ではありますが・・・)。全体テンポ感が中庸でその安定感が素晴らしいのと若干聴き様によってはその音色の「甘さ」と音運びの「ダルさ」が逆にスパイス的効果をあげているように思いました。さて本盤の収録分第35番「ハフナー」は演奏タイム@5’45A9’04B3’13C4’03そして第36番「リンツ」はタイムが@10’50A7’34B3’27C5’34となっており夫々モダン楽器フル編成による最近にはない「醍醐味」さは演奏芸術のある「普遍性」を主張しているようで最高ランクに私には思えました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    トム  |  仙台市  |  不明  |  09/February/2009

    聞き手をこれだけ幸福感で包む演奏は、極めてまれではないでしょうか。 特にハフナーでは、夢見心地に誘われ、聞き終わったあとの充実感はひとしおです。 録音もとてもよく、値段を考えたら、買うしかないと思います。

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  • ★★★★★ 

    味噌カツ  |  名古屋  |  不明  |  21/September/2007

    快活なテンポ設定で、飾り気のないすっきり正統派モーツァルト。《ハフナー》はこの曲のベスト、《リンツ》はシューリヒト、クレンペラーに並ぶ名演!この2曲を初めて聴くならまずこの盤を選ぶべし。録音も良好。

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  • ★★★★★ 

    ほっち  |  浦安市  |  不明  |  18/May/2006

    『ハフナー』第1楽章冒頭、弦楽器オクターヴ上昇の何と瑞々しいこと!振り返ればCD誕生の頃、自分が最初に買い漁ったうちの1枚がこのクーベリック/モーツァルトでした。20年前の感動は今もそのまま耳に(心に)刻まれています。

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  • ★★★★★ 

    フリッチャイマニア  |  埼玉県  |  不明  |  05/September/2005

    一昔前のモーツァルト、と書こうと思ったが、再聴して新しい魅力を発見。ところどころに散りばめられたチャーミングな瞬間は、聴くものに至福のひと時をもたらす。ベーレンライター版によるピリオド演奏と根底でつながる快活なテンポ設定は、クーベリックが「伝統」に泳がされることなく自らの音楽をつづった何よりの証拠。ライヴのクーベリックの熱さはないが、ここまで美しく語りかけるモーツァルトも貴重。未来まで語り継がれるべき名盤といえよう。

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  • ★★★★★ 

    takesan  |  京都市  |  不明  |  20/June/2005

    まさしくスタンダードな名演奏。明るく、すっきりとして豊かな音楽。古楽器のものを聴いた後でも、色あせない不思議な演奏です。特に、両曲の終楽章の躍動感はそのへんの古楽器演奏よりカッコイイ!自然で細部までよく聞こえる録音もグッド!!

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