[USED:Cond.A] Sym.3, 4, Ein Deutsches Requiem: Barenboim / Cso
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 30/May/2011
バレンボイムがCSOを振って収録したブラームス交響曲のピックアップで1993年バレンボイム51歳の頃の録音です。第3番・・・演奏タイムとしては@13’46A9’26B6’20C9’34とやや最終楽章がじっくりしている感じがしました。向こう意気強くスタートし速めのテンポに乗って躍動的な基調。反復演奏がなされ中盤では一時少し思索的になりますが又基調に戻りエネルギーに満ちてブラームスの「英雄交響曲」面が強調されたみたいです。第2楽章は叙情的に進み第3楽章は速めに哀愁感とは別世界です。最終楽章では随所にヤマが張られテンポもゆらぎます。CSOの機能美との融合が聴き処。最後小波の内に最初の楽章のテーマが回想されゆっくり閉められます。通しで聴くとやや一貫性に首を傾げる事もありますがマァ、バレンボイムによるブラームス交響曲では中の上の出来具合といった私の中でのランキングであります。第4番は演奏タイムとしては@12’44A11’33B6’08C9’43とやや最終楽章が短い印象がありますが気にはなりません。それより全体として私は全四曲交響曲の内一番面白く聴けた演奏でマァいろいろ仕掛けている処が割りとツボに嵌っている様で繰り返して聴く前提を無視すれば素晴らしいランクの演奏にしたいですね。第1楽章比較的しっかりした歩調で進み少し哀切とは別の世界ですが最後の詰めのティンパニーの踊らせも含めクロージングのソフトランデングにも説得性がありました。第2楽章は通常枯淡境地が持て囃されるのですがこれも別世界で輪郭を明確に描き時としてこの楽章に付きまとう冗漫感を排除しています。そして第3楽章も得てして姦しいドタバタ楽章に終えないで時に有効にクレッシェンドを咬ませて単調に陥るのを避けています。最終楽章は出だしコツテリとスタートしますが変奏後半ではスピードアップがなされやはり対照的な最後の〆の微妙な呼吸は捨てがたいですね。時折演奏の意気込みなのか物音らしきものが聞こえますがかえってリアルな出来上がりに寄与している様です。CSOの生々しい情が通った演奏かと思います。ブラームス「ドイツ・レクイエム」はドイツ語によるレクイエムで本盤は1992〜1993年にバレンボイムが交響曲同様CSO他を指揮して収録したもので演奏タイムが@12’26A16’38B10’38C5’32D7’22E12’53F11’40と私の感じではやや第1楽章がじっくり型ではありますが循環する最終楽章タイムとバランスも取れて良いと思います。独唱者はJ.ウィリアムズ(S)とT.ハンプソン(B,当時37歳)そして合唱はCSCと米国勢で挑んだ大作で先ず出来上がりは厳めしくはなくしかしポイントはバレンボイムの持ち合わせる直観力で諸所押さえた割と分り易い演奏でこの曲への取っ掛かり安さが長所になっている様です。バレンボイムは年齢の割にはユダヤ人脈を使ってのことかフルトヴェングラーの影響も現れた物も含め結構録音数も多くその数多ある録音盤で少なくとも私が気に入ったと思うものがそんなにないのが粗製乱造の印象が免れずまだ若いのに「運を使い果たす」ことにはならないかの危惧を持ってはいます。それはこのドイツレクイエムについても1972年LPO、E..マティス、D.F.ディスカーウ等と若干30歳にして録音ベースに乗せていた事に連想した次第でもあります。しかし本盤演奏は第1楽章美しい合唱「悩める者は幸せ」での清らかさからちょっと本気で聴こうという気持にさせてくれました。第2楽章は重々しくはせずマーチ風合唱を執拗なティンパニーがフォロー。中間は一条の光りが見え後半はアレグロに転じ荘厳な合唱が先のティンパニーをより戻しつつ〆に。第3楽章はそう深刻ぶらないでパンプソンが進め後半本命の勝利感に向かっての大フーガでテインパニーを固めに使って引き締め最後は充分引っ張ります。 ピチカート風な弦をバックに平穏に流れ中程での軽いフーガの後は又平穏に戻って再度充分引っ張って4楽章は〆。第5楽章はやや恰幅の良いソプラノが穏やかな弦奏に続きます。第6楽章は交替にバリトンが彷徨う様な合唱に取っ掛かりを入れ全奏「怒り」へ・・・。区切る様にハ短調独特の押し強さを強調して堂々のクロージング。最終楽章「死に行く者は幸せ」は曲目自体ちょつと付け足し的な印象を私は持っているのですが第1楽章を断片的に循環し最後は持ち上げる様にハープとともに終わり一循環したこととなります。本盤全体としては素晴らしいランクに相当すると思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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