Symphonies Nos.6, 7, The Tempest : Santtu-Matias Rouvali / Gothenburg Symphony Orchestra
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 05/July/2025
祝・全集完結! 近年のシベリウス全集と言えば、総譜をそのまま音にした「かのような」−−演奏はまぎれもなく解釈行為であり、譜面をそのまま音にするなんて幻想に過ぎないけれど−−マケラのピュアな録音との比較になろうが、私は断然、どんな部分にも自分らしさの刻印を押そうとするロウヴァリの方が好きだ。この最終巻では個人的に3番以降の交響曲で最も好きな第6番が素晴らしく演奏されているのが高評価の理由。第1楽章から旋律が奔放に歌われ、この時期のシベリウスのスタイルである短いモティーフが展開されつつ発展してゆく様が克明に聞き取れる。第3、第4楽章におけるテンポの駆動力、いわゆる「ノリの良さ」もロウヴァリらしい。これに比べると第7番は遥かに慎重なアプローチで、あまり彼らしさは聞き取れない。最後の部分など、もう少し粘っても良かったのでは。『テンペスト』は独唱、合唱を含む全曲盤も持っているが、とても渋い、枯れた音楽で、私にはこの曲の良さがまだ分からない。作曲者の霊感はすでに失われてしまったとしか思えないのだ。3 people agree with this review
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げたんは | 鹿児島県 | 不明 | 11/March/2025
他の演奏に時にある、この作曲家の茫洋とした感じがなく、清冽に演奏されている。良く歌わせ、速い部分では、乗りの良いテンポ感もある。新たに曲の良さを認識させてくれる演奏である。1 people agree with this review
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