Piano Sonata No.18, Moments Musicaux, Fantasy : Maurizio Pollini, Daniele Pollini
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ojisan | 埼玉県 | 不明 | 12/July/2025
ポリーニのCDを集め始めたのですが、こちら特に連弾ということで、興味を惹かれて購入。息子さんとの連弾が特に素晴らしかった。息の合った演奏で、大事にしたいCDです。0 people agree with this review
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煙突屋 | UNITED KINGDOM | 不明 | 17/November/2024
ト長調のソナタは晩年のポリーニらしさ全開で、美しい響きの中に豊穣な音楽が充溢している。そしてそこにシューベルト特有の鋭い狂気が、躊躇も誇張もなく自然に立ち現れる。私はこういうシューベルトが聴きたいのだ。 父ポリーニに比べると息子ポリーニの弾く楽興の時はずっと常識的で健全だ。彼は決して平凡なピアニストではないし、この楽興の時の演奏を聴くだけでも、彼が優れた耳と堅実な技術、そしてなにより誠実な音楽性の持ち主であることがよくわかる。でもシューベルトにはそれだけで済まない深淵がある。ダニエレ氏や彼の周辺の人々が、父ポリーニの威光に振り回されることなく、今後もゆっくり時間をかけて成熟していくことを願ってやまない。 最後の二人の連弾は、二人が見ているシューベルトの世界の違いがはっきりと浮き上がる。セコンドの父ポリーニに音楽のフォーカスが移ったときのぞっとする深みを聴くにつけ、息子と共演してはいても、いざとなれば音楽の悪魔との取引をためらわない父ポリーニの凄みを私は見る。1 people agree with this review
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てつ | 東京都 | 不明 | 29/October/2024
このところのポリーニは快速流線型、インテンポでちょっと引き飛ばすような感じすらある。ところが楽興の時では、意外にじっくり歌い、味のあるルバート、ニュアンスも変幻。特に第6曲はじっくりしたテンポで、心情吐露するような、気持ちが伝わってくる。考えてみたら、こういうポリーニは今まであまりなかった。圧倒的なテクニックで、クラシック音楽に「キレ」という概念をもたらしたポリーニが最後になって、シューベルトを通じて自分の気持ちを伝えて来てくれたような。節度のある深い響きと優しさがここにはある。幻想曲も同様の名演。腰を据えて、息子と二人、楽譜を深く読んで、気を衒わずに純粋に本質を追い求める。そういう趣がこの曲によくマッチしている。 さて、メインの18番だが、この曲の録音が本当に最後だったようだ。ところがここではまた「快速流線型」のポリーニに戻り、インテンポであっさり弾いている。第一楽章が呈示部のリピートをしてかつ14分だから、どれだけ早いかわかろうというもの。最後はやっぱり「ポリーニ」だったか。なんか非常に残念である。しかし、私とは全く逆の感想で「18番が良いが楽興の時と幻想曲はアカン」という方ももちろんおられるだろう。そうなると、ポリーニは最後の最後で自分の両面を見せてくれた、ということになるのだとしみじみ思った。いずれにしても、歴史に名を残す名ピアニストであったことは疑いがなく、もう新譜が聴けない悲しみもこのディスクには詰まっている。DGが、モノクロで品のある写真をジャケに採用してくれたのも、有り難かった。0 people agree with this review
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fuka | 東京都 | 不明 | 16/September/2024
18番ソナタの録音が残されていたとは・・・。4 people agree with this review
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