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Mozart (1756-1791)

CD Requiem : Raphael Pichon / Pygmalion, Ying Fang, Beth Taylor, Laurence Kilsby, Alex Rosen, Chadi Lazreq

Requiem : Raphael Pichon / Pygmalion, Ying Fang, Beth Taylor, Laurence Kilsby, Alex Rosen, Chadi Lazreq

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    ojisan  |  埼玉県  |  不明  |  08/October/2025

    モーツァルトのレクイエムは他の会社ドイツグラモフォンかな…のを持っていたのですが、印象的な曲はあまりなくて、手放してしまいました。ところがこちらは 、昔持っていたほうのと違ってなぜか同じ曲もあったのに、印象的。あ、これ買ってよかったわ〜と思いました。キリエとか、颯爽とかけていく感があってびっくり、ラファエル・ピションの指揮だとだいぶ印象が違った。構成もよかった。全編をとおして飽きさせず、すばらしい演奏だった。こちらは絶対手放さないだろう。

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  02/November/2024

    劇作品としての声楽曲、演劇として体感するレクイエムだと感じた。 ピションとピグマリオンらのチームにより、モーツァルトのレクイエムに新しい演奏方法が提示されたように思う。私が視聴したことがあるレクイエムの盤の中では、ブリュッヘン&18世紀オーケストラが1998年に東京でライヴ収録した演奏(Glossa Cabinet)を思い出した。レクイエムにフリーメイソンのための葬送音楽やグレゴリオ聖歌などを挟み込む独自プログラムは「ただのレクイエム」で終わらせない新鮮な感覚を体験させてくれた。   ピション盤では曲中に他の曲を挟むことは同じだが、演劇またはモーツァルトをめぐるドラマの場面転換などの役割として組み込まれ、それが効果的に活かされていると思う。そもそも、音楽作品のCDとして考えるなら当盤のように歌唱しているところをぶった切るように次の曲が重なってくるのは御法度だろう。敢えてそんな要素を持たせてドラマが進行されるピションの意気込みとアイディアに驚かされた。レクイエム本来の意図である「死者の安息を請い、最後の審判を経ての神の御許での永遠の安息を願う」を連想するにはあまりにも果敢かつ劇的な演奏・歌唱は演劇・ドラマを彩る表現で素晴らしいと思う。それはモーツァルトの死(レクイエム)から振り返る形で、35年の人生を駆け抜けたモーツァルトの旅路をドラマ・演劇に仕立てているように私は感じた。   昔よく訳されていた「鎮魂曲」というより、失意の中で息を引き取ろうとするモーツァルトの「復活」を祈るようなイメージで私は聴いた。一般的にモーツァルトの絶筆部分と言われるラクリモザは「息も絶え絶え」みたいな表現、そしてそこが「モーツァルトの人生の終わり=曲の終結」のようなクライマックス(説によるとラクリモザの後の曲にもモーツアルトの筆の跡はあるらしいが、それはそれ)にもドラマ性を感じた。最後に歌われた交唱『イン・パラディスム』は永遠の眠りについたモーツァルトへの「子守歌」として、そしてエンドロールの音楽のようにも思われた。  はじめから最後まで、さまざまな意匠と気持ちが込められた当盤。昔から知られている曲に新しい視点と解釈の可能性、表現の幅広さをもたせたピション&ピグマリオンのチャレンジをぜひ皆さんにもお勧めしたい。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  11/October/2024

    今回の録音でピションは何を目指すのか、非常に興味があった。彼自身のマタイやモンテヴェルディのような清冽さなのか、はたまたサヴァールのようなシニカルさか、いずれにしても、良い意味で「軽やか」と思っていた、が、その予想は綺麗に外れた。ピションは彼の美質である清らかさをベースにしながら、まさに「レクイエム」という死者を悼み鎮魂する「重さ」を出してきたのだ。これは参った。清らかで真摯な祈りほど人の気持ちを打つものはない。冒頭から気持ちを込めたフレージングの連続。もちろん、合唱の精度、音量コントロールとも抜群である。最初のイン・ファンの独唱など、聴くだけで胸に迫る。キリエもテンポは早目だが、その切迫感が、何とも悼みの気持ちを伝えてくる。ディエス・イレも同じ。そして、間違いなく、このピションのこの曲への最大の共感は「ラクリモサ」にある。このラクリモサの凄さは是非聴いてみて頂きたいと切に願う。音に生気を与え、テンポを縦横無尽に駆使し、静謐な中に敬虔さ、荘厳さを音化したピションに心からの賛辞を送りたい。

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    クラウディオ・アララ  |  東京都  |  不明  |  08/October/2024

    40年間数多く同曲を聴いてきたが、此方はその中でも群を抜く素晴らしさ。モーツァルトの世界観にどっぷり浸かりたいあなたに是非。

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