ノラや
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タカノブ | 神奈川県 | 不明 | 05/March/2021
今でこそ「ペットロス」という言葉や、ペットを失ったことで苦しむ人が多いことは広く認知されているが、「ノラや」は昭和30年代の話だ。家で飼っていた愛猫ノラが大雨があった日を境に姿が見えなくなってしまう。飼い主は既に65歳を過ぎた老文豪で、ノラのことが心配でご飯も喉を通らない日々。傍から見れば滑稽であり、しかし猫や犬を失ったことがある方なら涙なくして読めない。私は本作は漱石の「吾輩は猫である」、佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」などと並ぶ日本を代表する猫本の傑作随筆だと思う。0 people agree with this review
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