Il Trovatore: Karajan / Vienna State Opera Domingo Cappuccilli Cossotto
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西荻椿山 | 東京都 | 不明 | 23/January/2011
カバイヴァンスカが歌いきれてないのはご本人が一番承知と見受けられます。ドミンゴは思い悩む役には適していてもその時々の気分で突進する単細胞男には見えません(パッケージの表情ご参照)。加えて声が出ていないので恐ろしい炎を歌っても何ら説得力がありません。コッソット1人が合格点では全体生煮えです。歌手、指揮者とも当時としては第1人者を集めてみましたというお祭りとして楽しむべきものでしょう。3 people agree with this review
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tristan-klingsor | 京都 | 不明 | 27/October/2006
演奏面では、オケと合唱団は好演しているし、カバイヴァンスカ以外の歌手陣も優れている。が、演出、カメラワークの方はよろしくない。殊に第一幕での画面周辺部への緑色のフィルター(茂みの雰囲気を出しているつもりか?)使用は、非常に野暮ったく古臭い手法で、煩わしいことこの上ない。0 people agree with this review
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フランキスト | アメリカ | 不明 | 07/January/2006
ドラマにリアリティを感じさせないカラヤン演出。舞台の間の悪さ、生気の無さが劣悪なリブレットに拍車をかけ、どこか茶番劇になってしまっている。ヒロインは声が出ていない。男性3人は好唱だ(マンリーコのカヴァレッタだけはバツ)。だが、今ひとつ薄味でカラヤンの兵隊のような印象は否めず。コッソットだけが唯一、枠を突き破るような存在感があり、さすが。ただ、高音のピッチが軒並み低く、実に聞き苦しい。カラヤンの指揮はワーグナー風で、フレーズ、テンポに違和感がつきまとう。とはいえ、レベルが高い中での文句。購入価値はある。0 people agree with this review
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Tom | 宮城 | 不明 | 19/December/2005
カップッチッリのルーナを初めて見たが、彼独自の解釈も、はじめは違和感があったが、見れば見るほど納得。コッソットは声そのものは少々キツくなってきているが、ド迫力の演技。ドミンゴはまだ若々しさの残る、張りのある声だが、やはりハイCは出ていない。しかし、なんと言ってもカラヤンだ。音の作り方といい、テンポといい、やはり彼のヴェルディに対する考え方には納得いかない。というわけで、個々の歌手を目当てにするのは良いだろうが、「ヴェルディの《トロヴァトーレ》というオペラ」を見たい人にはあまりお薦めできない。1 people agree with this review
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