Mackerras Conducts Delius, Dvorak, Elgar, Suk, Vorisek, Janacek
Customer Reviews
Showing 3 star reviews > Read all customer reviews
Showing 1 - 1 of 1 items
-




一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 22/July/2010
先日新聞訃報欄でマッケラスが亡くなったことを知りました。マッケラスと言えばモーツァルト、ヘンデルそして何かジャンルが離れている東欧物をそのレパートリーとして中々地味ながらあちこちのレーベルからその演奏盤が出ておりメインではないけれど無視出来ない指揮者でありました。一時話題になったヤナーチェクの「シンフォニエッタ」も勿論録っていましたし私にはブレンデルのラストコンサートでのモーツァルト・ピアノ協奏曲のバックを務めた盤が記憶に新しいです。さて、本盤に入っているCPOを振っての1997年録音(マッケラス72歳頃)のスーク「夏の物語」についてメモを入れますね。各標題のついた五楽章形式の交響詩ですがあまり馴染みのない曲ながらマッケラスのコントロールが冴えた仕上がりとなっております。この曲自体は叙情的な面と独特の劇的な響きをあわせ持つ作品ですがその世紀末の雰囲気を持ち越した内省的な処に乗って行くには現段階私自身の力不足を否定出来ません。第1楽章ゆっくり不安そうに管楽器からスタート、弦もやがて加わりヴァイオリン・ソロも・・・。夏の雷のような感じも静かになって次は管楽器主体の舞曲風・・・しかし曲の把握が私はまだ出来ていない段階の楽章です。第2楽章は少しおっとりというか気だるい雰囲気から一転次第に盛り上がります、管ソロが聴きもの。第3楽章ハープに乗ってオリエンタル風に管弦の応酬があります。第4楽章低音弦と高音弦が流れる中突然調子が崩れてフラフラします。管楽器のファンファーレ的な箇所を経て様々な局面を見せる内、弦が旋律線を強調していきます、熱っぽさもありフーガから高潮して突然の休止・・・この楽章辺りから段々この曲に同調出来てきました。最終楽章重苦しい雰囲気から光明も見え美しいラインが・・・。ヴァイオリン・ソロも再登場し低いサキソホンも・・・フィナーレ近いことを予感させます。最後ハープも混じりややマーチ風に。演奏タイムとしては@13’34A5’34B5’10C10’46D15’10近辺と思います。素晴らしい演奏とは思いますが各標題も念頭に当面聴き込むことが私には必要でもあります。他の収録曲は未聴ですので当面OKランクとし、ここではマッケラスの冥福を祈りましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
