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Tchaikovsky (1840-1893)

CD [USED:Cond.AB] Symphonies Nos.4, 5 : V.Jurowski / London Philharmonic (2CD)

[USED:Cond.AB] Symphonies Nos.4, 5 : V.Jurowski / London Philharmonic (2CD)

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  06/February/2014

    なるほどね、まさに「快演」という感じです。第4番はやや大きな構えで臨んで力強く、そして同時にしなやかに演奏しました。この曲にはカラヤンやロジェストヴェンスキーの爆演(大爆演)があって、この演奏もずいぶんと鳴らしていますがそれらに比べてしまうとまだ抑えてはおります。ま、それらの演奏は一つの方向性に向かっての強力な推進力が魅力でありますが、ユロフスキーさんはもっと腰を据えて余裕のある対応をしているかのようであります。それに対し、第5番はスピードアップしてずんずん進みます。但し、テンポが速めなだけで、勢いとか力はそんなに感じなかったな。ラストは大見得を切ってバッチリ終了。結構です。録音は良好。やや乾き気味の音で、美しさや潤いにはやや欠けます。トータルはよろしいんじゃないかと思う次第であります。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  02/March/2013

    ユロフスキーの快演である。5番の終楽章はもしかして史上最速?ただ速いだけでなく、歌心を忘れていないところが凄い。テンポも一本調子ではなく微妙に揺れ動く。第1、第2楽章にそれは顕著だ。4番の第1楽章は彼にしては珍しくやや遅めだ。しかしコーダの加速は見事というほかない。第2楽章の木管の歌は特筆に値する。終楽章のテンポはこの曲の核心を突いており、爽快この上ない。5番の後拍手あり。演奏の素晴らしさを共有できる楽しみがある。チャイコフスキーに何を求めるかによって賛否両論が出る演奏であることに間違いないが、私はこれこそ21世紀のチャイコフスキー像だと確信した次第。

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  • ★★★★☆ 

    ぐもも  |  兵庫県  |  不明  |  20/October/2012

    4番は全体的に颯爽としたテンポが心地よい。なかでも第1楽章は極めてドラマティックな表情づけも見られる名演です。5番も基本的に同じ印象ですが、こちらは曲的にもう少し仄暗い叙情を求めたくなりました。とはいえフレッシュな魅力は十分感じられます。

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