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Tchaikovsky (1840-1893)

SACD Tchaikovsky Symphony No.5, Schulhoff Five Pieces : Manfred Honeck / Pittsburgh Symphony Orchestra (2022)(Hybrid)

Tchaikovsky Symphony No.5, Schulhoff Five Pieces : Manfred Honeck / Pittsburgh Symphony Orchestra (2022)(Hybrid)

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  • ★★★★★ 

    ブルノのおっさん  |  北海道  |  不明  |  31/December/2025

    チャイコフスキー5番は実に壮絶な演奏。激しい緩急、常に前に向かっていくような推進力、それと同時に弦が、管が、いや、打楽器も歌う!歌う!…心落ち着く演奏ではないかもしれませんが、よく知られた作品が新鮮に響いてきて面白いものです。もちろん、何か極端な表現で聞き手を煽るとか、そういうものではなく、作品が本来持つ悲劇性、叙情性、あるいは熱狂、歓喜をグイと引き出し、聴き手とともに楽しもうとするような、そんな演奏といえるかもしれません。後半のシュルホフは、まず、そもそもチャイコフスキー5番の新譜と聞いてジャケットを眺め、カップリングが「これ!?」と大変驚いたものです。かつてこんなアルバムはなかったでしょうし、想像すらもしませんでした。本盤収録の「5つの小品」は、原曲が同名の弦楽四重奏曲であり、昔から好きな作品でしたので、オーケストラ版(本盤の指揮者ホーネックと作曲家イルとの共同編曲)と聞いて胸が高鳴りました。実際に聴いてみると、オーケストレーションのセンスが高く、原曲の雰囲気を損なわない見事な編曲で、期待を裏切らないものでした。例えば、有名なタンゴ風の4曲目でも明らかなように、原曲でソロが光る部分については編曲後もそのままにソロを維持するなど配慮が感じられましたし、リズミカルな部分での打楽器の採用についてはシュルホフの他の管弦楽作品をよく研究したと思わせるものでした。願わくば、生演奏で聴いてみたいものです(ホーネック&ピッツバーグ響コンビの来日をとにかく待ち望んでいます!)。最後に、全体を通じてリファレンスレコードの優れた音質は噂どおりのもので、大迫力でありながらレンジが広く、音のバランスも考え抜かれています。久しぶりにオーディオ的な「聴く喜び」なるものも体験することができたように思います。是非お聴きください!

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  • ★★★★☆ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  11/December/2023

    ティルソン=トーマス/サンフランシスコの4番、アブラヴァネル/ユタの6番と米国地方オケのチャイコフスキーを紹介したので5番はホーネック/ピッツバーグを。レファレンス・レコーディングスということもあってかピッツバーグ交響楽団も極めて優秀。レビューは書かなかったが、エマール、サロネン/サンフランシスコのバルトークも最高であり、米国はビッグファイブなんてのはとっくに昔のことになっているし、近年のオケの充実を聴くとこれ以上の技術はクラシック音楽を聞く上で不要にも思える。問題はホーネックの指揮。テンポ、バランスの変化はよくもここまでと思わせる。ピッツバーグといえばマゼールもそういう指揮者だったが、マゼールはなるほどと納得させることが多かったが(全てではない)、ホーネックは小細工感があり、感興を削ぐ場合もある。アイデアを盛り込みすぎなのだ。これは私の感想であり、これがとても面白いという方もおられようが、なんだかもったいない指揮者だといつも思ってしまう。

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