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Verdi (1813-1901)

DVD Rigoletto : Wagemakers, Frizza / Gran Teatre Del Liceu, Carlos Alvarez, Javier Camarena, Desiree Rancatore, etc (2017 Stereo)

Rigoletto : Wagemakers, Frizza / Gran Teatre Del Liceu, Carlos Alvarez, Javier Camarena, Desiree Rancatore, etc (2017 Stereo)

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  24/January/2025

    現代最高のリゴレット歌い、カルロス・アルバレスが見られる映像ディスクは、このほかにロイヤル・オペラ版(2021年)があって、指揮はそちらの方が上だが(何と言ってもパッパーノ)、演出はこちらが断然良い。このオペラ、特にジルダが公爵の身代わりになって死んでしまう第3幕の展開はあまりにも「都合良すぎて」、オペラというそもそもアンチリアルな芸術ジャンルにしても、嘘っぽさがぬぐえない。「まあ、この時代のオペラだから」と諦めてしまわないで、それを何とか現代人にも納得できる舞台にしようとしたのが、この演出。時代を現代に移したわけでもなく、ストーリーの読み替えもない。その点では至極まっとうな演出なのだが、手前に傾いたり、上昇して二層になったりする、ほぼ正方形の可動式の舞台の上には何の大道具もない。つまり主人公の内面をサイコドラマとして見せる演出であって、すべての出来事はリゴレットが見た悪夢だとも解釈できる。名アリア「悪魔め、鬼め」の場面など、まさにこうでなくっちゃという的確な舞台。リゴレットとジルダには公爵とマッダレーナが見えているが、公爵側からは二人が見えないという四重唱も、大道具なしでどうやるのかと心配したが見事に解決。 ロイヤル・オペラ版では背中にこぶをつけていたアルバレスだが、こちらは素のままで演技(最初の場面のみ白塗りの化粧)。60歳過ぎてからのヌッチの映像(2006年、チューリッヒ/2008年、パルマ)はあまりにリアルに老人で、ひどく生々しいが、アルバレスからはもっと普遍的な人間の悲しみが感じられ、リアリズムを捨てた舞台の趣旨にも合っている。カマレナは技術的には完璧。見た目は全くイケメンではないが、この演出なら問題なし。失礼ながら実年齢を言うと、ランカトーレはアルバレスより十歳ほど若いだけなのだが、さすがの演技力でちゃんと彼の娘になっている。指揮は手堅く、致命的な不満はない。

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