Com.Piano Sonatas:Leygraf
Customer Reviews
-




(4 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts)
Showing 1 - 4 of 4 items
-




銀蛇亭 | 福島県 | 不明 | 22/July/2011
レイグラフはスウェーデン20年生まれ。72年からモーツァルテウム音楽院の教授として指導にあたり、名教師として著名、数々のピアニストを育て上げています(日本人の弟子も多数)。かのシュナーベル直系であり、孫弟子。そのキャリアに比して(ミケランジェリと同年!)、華やかな演奏活動や録音活動を展開しているわけではないので、一般には知られていないピアニストかと思われます。逆にその筋、つまりピアニストや“愛鍵家”にあっては周知の人物のようですね。当盤は、教授が60代にスウェーデンで録音したもの。きわめて瑞々しい演奏。ジャケット写真を見るとかなり無骨で短い手なのですが、奏でられる音は何とも繊細。スタインウェイの鍵盤からこんな音色を醸し出すピアニストなんて、そうそういないのではないでしょうか。私にとっての唯一の瑕疵は、リピートを“まったく”実施していないところ。近年の演奏(それも録音)で、提示部反復無視はかなり珍しいですが、全曲にわたって徹底しているので、思うところあっての所為なのでしょうね。『論語』の憲問篇に「君子は其の言の、其の行ひに過ぐるを恥づ」、つまり「おのれの言葉が、その実践以上になることを恥じる」とあります。ピアニストにとっての言葉とは、その演奏にほかなりません。自分の技量以上の演奏を行わんとするとき、奏者はおうおうテンポの変化や装飾に頼り、手練手管を繰り出して切りぬけがちですが、そんなもので聴く者の耳を籠絡せずとも、相応の人物が相応の曲を相応に演奏すれば、ただそれだけでじゅうぶんに美しいのですね。名教師がモーツァルト演奏の手本を示した、といったら四角四面で干物のごときそれを想像するかも知れませんが、まったく違います。清冽でまろやかな水がこんこんと涌き出でてやまぬ、そんなモーツァルトをお聴きください。3 people agree with this review
-




ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 03/May/2006
演奏家たちの教科書となる演奏がある。例えばグールドはその著書などで、平均律やモーツァルトはEフィッシャー、ベートーヴェンはシュナーベルを勉強したことなどを正直に告白している。それを自分の語法に昇華し、独自の世界を切り開くところはさすがプロだ。さてレイグラフの演奏だが、いろいろな演奏と比較することを薦めます。面白いよお。この録音を参考にしているプロは結構いるはず。大いに参考にして結構。しかしプロならば自分の語法に消化してから披露してほしいものです。3 people agree with this review
-




ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 01/May/2006
メジャーレーベルのスターピアニストの演奏より遥かに多くのことを教えてくれる。テキストの読み方をしっかりと聴かせてくれ、参考になる。実は一部のピアニストのネタ本のような存在と思われる。いくつかの録音でその影響を確認できる。素晴らしい演奏ですが、モーツァルトの音楽に物語やレッテルを求める人には薦めない。でもモーツァルト年に相応しいリリースだと思う。これを逃したら手に入る機会はおそらくもう無いだろう。1 people agree with this review
-




かあきち | 日本 | 不明 | 24/April/2006
みずみずしいタッチから生まれる素晴しい音色。自らの血肉と化した感のあるモーツァルト。値段高いけど、買ってよかった。0 people agree with this review
Showing 1 - 4 of 4 items
