Mahler (1860-1911)

CD Sym.9: Walter / Vpo (1938)

Sym.9: Walter / Vpo (1938)

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  • ★☆☆☆☆ 

    スノーボール(豚)  |  千葉県  |  不明  |  04/October/2009

    レストアされた音質は素晴らしいが、音質だけで優れたレコードとされるのであれば、何も語らないマーカルの演奏など最高峰に位置づけられるであろう。つまるところレコードの評価というのは演奏に対してなされるべきものであって、そうした点から考えるに個人的嗜好としてはワルターのマーラーは少しも評価に値しないというのが結論である。ワルターのマーラー演奏はすべからく肩に力が入り過ぎていて、巨人や復活といった若い時代の作品に対してはこうしたアプローチがフィットするのだが(それゆえ演奏でも40年代、50年代の演奏の方がより優れている)、9番や大地の歌といった寂寥感やある種の浄化、夢見るような気配の漂う作品においては、こうした無駄な力の入り方が却って曲の感興を殺ぐ結果になる。要するに何でも同じようにしか演奏できないのだ。直系の指揮者として、マーラー解釈の第一人者のようにもてはやされているが、正直クレンペラーの方が優れた解釈であるようにすら思われる。オスカー・フリートやメンゲルベルクらの演奏がほとんど後世に伝わらなかったために、相対的に上に評価されるようになったとしか思われない。

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