Mozart : The Last Six Symphonies
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robin | 兵庫県 | 不明 | 26/November/2024
初期CDとこの再発CDを持っている、音の違いを述べるのが目的ではない。40,41もびっくりの名演だが、細かいが私が聴くのは通称リンツ(昔、訪れた、白い建物が多く北にドナウ川が流れ、ブルックナーハウスがある)と呼ばれる36番、それも第3楽章メヌエットの中のトリオ、このトリオをこんなに哀愁深く哀しく演奏しているのは、このカザルスだけ。ベートーヴェンの8番の第3楽章のトリオでもカザルスだけが深い哀愁を漂わせていると同様。正に天才的! それにやや近いのが、ワルターのリンツ。極言すれば、他は全て凡演。0 people agree with this review
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遊人王月曜日 | 北海道 | 不明 | 27/November/2016
そんじょそこらのものではない。個性的でありながらも、これがモーツァルトだよな。こんなモーツァルトもあるよなと実感させられた。優雅さよりも核心に迫っていくといった感じ。新鮮な感動を与えてくれた。アーノンクールなんぞ幕下以下といった感じ。2 people agree with this review
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 26/June/2016
確かに古いし、荒っぽい処はライヴだしある。だけど、それが何だ。これ程、情熱、生命感、活きている音楽が、刻まれている録音は、そうない。音楽と平和に身を捧げたカザルスと、カザルスを信望した主に若いアーティスト達のオーケストラによる超一級のモーツアルト。スケール大きく、情感はすこぶる深い。21世紀、せこせこした演奏当時の再現とか言われる様な古楽とは、対極だが、これこそ、その時生まれた新鮮で、伝えたいエネルギー満載の、人間に向けられた聴かれるべき、晩年のカザルスにしか出来なかった音楽。4 people agree with this review
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爺さん | 千葉県 | 不明 | 30/May/2012
80年代、交響曲は主にベームを聴いていたが、レコード店でカザルスが公園みたいなところで椅子に座ってパイプをふかながら楽譜(ただの本かも)を見ているジャケットのLPを発見し、「無伴奏チェロ組曲のカザルスが指揮?」という思いと、価格も手ごろ(1300円だったか?)なので購入した。ベームにはまっていた耳には、ただただ「すごい!まさに『男モーツァルト』だ」と驚嘆した。以来、後期交響曲はカザルスの演奏しか聴かなくなった(後期しかないし)。洗練された美しいモーツァルトに慣れた耳にはパンチの効いたこんな演奏も聴いてみると一興だと思う。録音はさすがに古いので他の新録にはかなわないが、そんなことは全く関係ない。3 people agree with this review
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カズ | 神奈川県 | 不明 | 21/April/2011
モーツァルトらしからぬモーツァルト。久しぶりに聴くと実に痛快無比でありながら、重さも感じられる。 オケをコントロールするカザルスのエネルギーはすこぶる強い。デュオニスが乗り移った演奏。 40番などはチェリの演奏と対局にあるが、同じような感動が伝わってくる。 この演奏をライブで聴ける幸福感は何とも表現しようがない。2 people agree with this review
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バリトン | 千葉県 | 不明 | 28/December/2009
とても熱い演奏です。すべての弦パートが歌いに歌っています。すべての演奏者が,カザルスに敬意を払いながら,全身全霊を込めて演奏しているようです。だから,気楽な気持ちでBGM的に聴くことを許してくれません。そこが唯一の欠点です。音も思ったより良かったです。3 people agree with this review
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砂布巾 | 広島県 | 不明 | 01/July/2009
高校生の頃「名曲名盤」趣旨のタイトルの本があって、その中で36番の「リンツ交響曲」を「不気味で恐いカザルス」として紹介されたのを読んで以来、気になっていた演奏。 不気味かどうかは別にして、何れの演奏も骨太で極めて男性的な表現。狭い会場のライブ録音のため、イスがミシミシいう音やカザルス自身の唸り声も存分に入っているが、そこがまた臨場感にあふれていて魅力的。 ワルターの人間味あふれる演奏も大好きだが、集中して聞き入ってしまうのはこっちの方。3 people agree with this review
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たんぽぽ茶 | 千葉 | 不明 | 21/March/2009
一般的に、モーツァルトの諸作品の実演には、作曲者の精神の刻印が、カザルスの演奏の録音には演奏者の精神の刻印が残ると言えるはずで、聴き手はそれを期待してCDを買うし、ちょっと距離を置いて見た時には、この録音でその統一感は達成されていると思う。奇をてらったところがなく、弦楽器のユニゾンに隙がなく、テンポはやや緩めに安定し、力強い表現になってるかと。バロックの発想を睨みながら、大規模な近代的オーケストラを鳴らしてる様式の印象で特異かも。カザルス本人の唸り声も時々聴けて、アットホームな録音ではある。3 people agree with this review
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 27/November/2008
健康的な野性味あふれるモーツアルトです。オーケストラの合奏は男性的でムラヴィンスキーの音作りに似ていませんか?ただ、カザルスの方がめちゃくちゃ明るい印象ですね。1 people agree with this review
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古渡 弁蔵 | 函館市 | 不明 | 02/November/2008
ウィーンフィルとは対照的に、とても剛直なモーツァルトです。これはカザルスの性格によるものでしょうか?どの曲もこうした一貫性に支配されており、そこが好みを分けるかも知れませんが、私には大好きな演奏です。何よりも聴き終わった後に、大きな感動の波が押し寄せるのですから。2 people agree with this review
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ないとう | 茅ヶ崎 | 不明 | 13/September/2008
最初のCDも持っていますが、音の改善に期待して購入。すべての音が鮮明で、ダイナミックレンジも拡大しており、感動も倍加しました。これ以上の演奏はあり得ないでしょう。残念なのは、旧CDでは41番の2楽章の繰り返し、終楽章の展開部の繰り返しが収録されていましたが,今回はカットされています。もしかしたら、実演ではほとんど繰り返しをやっていたんではないかという疑念も湧いてきます。おそらくレコード用にカットされているマスターテープを使用しているんでしょう。レコードは確かすべての繰り返しはカットされていました。1 people agree with this review
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雪ん坊 | 山形 | 不明 | 21/February/2008
「40番」と「41番」は、疑いもなく次代に語り継ぐ可き至高の名演奏である。表面の微笑に隠されたモーツァルトの真の味、魂の慟哭が、随所に感じられる。昨今は精神性と言うと拒絶反応を示す聴衆が尠なくないが、世も末だと思う。芸術は精神である。音楽は感情の芸術、魂の芸術である。モーツァルトの内面の神秘がカザルスを介して膨れ上がり、支え切れない重みと実在感を伴って聴き手の内面に浸透するが、聊かの息苦しさも押し付けがましさもない。これを聴いて技術がどうだのスタイルがどうだのと言う人は、最早如何なる感動とも無縁であろう。2 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 17/February/2008
一度聴いてみて欲しいという評論をよくみかけますので興味津々でした。聴いてみますと、ここのレビューはいずれも的を得たものばかりでリスナーのレベルと良心を感じます。私も6曲通しで聴きましたが、どの曲も一筋縄ではありませんでした。例えばもしcoffee shopでかかっているとこれ誰の演奏だっけ、と考え込んでしまってずっと耳を傾けるという感じでしょうか。Mozartを聴く、ということを改めて考える契機になりそうです(ほんとはMozartを演奏する側の話を聞ける場があればと思います)。3 people agree with this review
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ぼなぺてぃ | Yokohama | 不明 | 06/November/2007
チェリスト・カザルスのMozart像が伝わってくる名盤。Mozartはバイオリン、フルートといったソプラノ楽器の作曲家であり、チェロの名曲・名旋律は思ったより少ない。カザルスは根っからのチェリストであり、ソプラノ楽器を中心とした典雅で芳醇なMozart像とは一味も二味も違う根っこの太いMozart像を描きだした。 同じチェリスト出身のアーノンクールのMozartにも同じようなイメージを感じるのは穿った見方だろうか…。1 people agree with this review
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ともりん | 京都市 | 不明 | 14/April/2007
世界各地からやってきた名手達が一堂に会して行うのは、見栄も虚栄もかなぐり捨てた剥き出しの魂による爆発的演奏。初めて聴いたときは衝撃を覚えて終楽章の「狂騒」に耽溺していたのを記憶している。CBSの録音は期待以上に生々しく、弦のうねりにしびれること間違いなし。ただこの演奏、そんな色物にとどまる記録ではない。モーツァルトという音楽にひそんだ生命力の横溢を人に気づかせてモツ鑑賞の人生を飛躍的に豊かにしてくれる切り札ともなるかもしれない。4 people agree with this review
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