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Tchaikovsky (1840-1893)

CD Tchaikovsky Symphonies Nos.4, 6, Schumann Symphony No.4, Dvorak Cello Concerto : Hermann Abendroth / Leipzig Rso, Ludwig Hoelscher(Vc)(2CD)

Tchaikovsky Symphonies Nos.4, 6, Schumann Symphony No.4, Dvorak Cello Concerto : Hermann Abendroth / Leipzig Rso, Ludwig Hoelscher(Vc)(2CD)

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    greyfalcon  |  福岡県  |  不明  |  28/March/2025

    いつも参考にさせてもらっている jin さんの評価が低い今回のリマスターなので、恐る恐る購入。CDの音は各自の「装置との相性」があるので、皆が同じ意見になることはないことをご承知の上で私見を述べたい。手持ちの旧盤(ETERNA輸入盤)に比べて、新盤は一聴して音が暖かく柔らかい。低域の厚みと量感が増して迫力がある。中域の厚みと潤いが増し、何より高域の刺さりが消え、総じて聴き易く音がリフレッシュされた印象。 アナログ音源のデジタル化は、総じて「音が痩せ、固くギスギスして、高域は刺さる」というもので、リマスターの歴史はこの克服に費やされて来たと言ってよいが、漸く2010年代から聴くに耐えるものが増えて来たと思う。新盤はこの傾向に沿ったもので、よりアナログ音源に近くなった印象だ。音が柔らかくなった分、確かにガツンとくる迫力 (情念みたいなもの) は幾分減ったが、中域の情報量が圧倒的に増え、高域が刺さらず安心して音量を上げられる利点は大きく、私はもう旧盤には戻れない。旧盤に差し替えると音の輪郭だけしか分からない印象なのだ。私は技術の進歩に賛同したいと思う。

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    バッハ嫌い  |  千葉県  |  不明  |  07/July/2024

    このリマスターの収録順序で、アーベントロートの演奏のなかではややマイナーな楽曲を先に選んでいるが、それは今回のリマスターのなかで発掘された成果であることは間違いない。それは冷戦における不遇を嘆くような暗雲立ち込めるようなものではなく、むしろライプチヒ放送響がバイエルン放送響やケルン放送響と並ぶか、それ以上のヴィルトゥオーゾ・オーケストラとしての側面を十全に発揮しているからだ。 ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、これまた渋いヘルシャーを迎えての純ドイツ産のカッチリした演奏だと予想したが、もちろんボヘミアの郷愁なんてものはないものの、戦略を練ったうえで大きく到着点を見据えた流麗なメロディーの扱いに加え、重い甲冑を着てなお衰えない突進力というべきその勢いに終始圧される感じだ。東ドイツのオケだから渋いという思い込みはさっさと捨てて、演奏そのものに集中して聴くべきである。 チャイコフスキー4番では、アレグロに移ったときにテンポを落とさずなんて安全運転をせずに、さらにアクセルを踏んで畳み掛けるギリギリのラインを攻めてくる。それがラプソディー風のこの楽曲の本質をとらえているのだからやはり只者ではない。マーラーの世紀を乗り越えた今だからこそ聴くべき演奏である。

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    jin  |  長野県  |  不明  |  20/December/2022

    今回のチャイコフスキーも明るい音質に変化しています。これまでのエテルナの再発売は全てこの傾向が顕著です。音質に関係する変更は加えていないとのことですが、重大な変更がされていると言わざるを得ません。これはアナログ音源からデジタル化する際のバンドパスフィルタの傾きの設定が悪いのだと思います(もし本当にいじっていないのなら)。技術者はこれで聴き易くなっていると思われているのかもしれませんが、何とも...美味しいお酒に水をたくさん入れて「どうだ、飲み易くなっただろう」と言われているような気がします。 ところで、アーベントロートの悲愴が爆演とかやりたい放題と言われていますが、私にはむしろ共感に満ちた演奏に聴こえます。ただしアーベントロートの悲愴には現在3種類の録音があって、ソビエト連邦に客演した際の悲愴は振幅の幅が大きいので、爆演系をお望みの方にはそちらが良いかもしれません。

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