Piano Concerto, 1, : Gould(P)Bernstein / Nyp
Showing 1 - 5 of 5 items
-




ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 21/December/2018
この年代にしては録音状態は芳しくなく、演奏内容も今となっては平凡に思える。テンポの遅さにオケが付いて来れず持て余して間延びしているし、グールドのピアノも単調でニュアンスの多様性においては物足りない。もはや歴史的記録以上の意味は見いだせない。このような路線の演奏が聴きたければ、ツィモン・バルドがソロを弾いたエッシェンンバッハ盤がお勧めである。グールド盤よりもずっと徹底していて、はるかに面白い。目からうろこが落ちる体験が可能である。1 people agree with this review
-




遊人王月曜日 | 北海道 | 不明 | 06/May/2016
この曲の演奏としては極めて個性的なものであり、面食らう向きもあることと思います。遅い出だしからして、それを象徴しています。しかしこの二人は主張は違えどだんだんとまとまってきていて、フィナーレではバーンスタインはこれでもかと言わんばかりのエネルギーで、グールドもそれに負けないピアノで締めくくっており、聴いていてとても興味深いものになりました。なんだかんだ言っても音楽を愛する二人によるちょっと個性的だが、とてつもなく聴かせるブラームスを表現していると思いました。この曲の異色な名盤だと思います。0 people agree with this review
-




eroicka | 不明 | 不明 | 25/November/2011
先に少し違うペンネームでレビューを書いた者ですが、どうにもレビューの少なさ=注目度の低さが気になるのでまた筆を執らせて頂いた次第。技巧的華やかさは薄いが、何よりも訥々としたリリシズムに惹かれる。特に第2楽章の前半、ピアノソロのモノローグ。若々しいみずみずしさにあふれる歌が(例の鼻歌とともに)切々と聴こえてくる。繊細な歌にグールドの優しい心と感性がにじみ出ている。有名なスピーチ事件でなく、孤独とメランコリーを訥々と歌うこの第2楽章が聴けるだけでも存在価値がある。定番のギレリスやポリーニ、バックハウスのような「いかにも感」の強い立派な演奏には聴けない味わいだ。もっとコンサート録音や協奏曲の録音を残していたらと惜しまれる。53分程度という遅い演奏時間に対し、レニーが「テンポ感覚が合わないのでグールド氏に譲った」旨のスピーチを演奏前にしているが、当時のアメリカの通常の演奏は大体この曲では45分前後が普通で当時のレニーもそうだったのだろうから無理はあるまい。グールドに興味をお持ちの方やブラームスのコンチェルトがお好きな方のみならず広く聴かれてしかるべき1枚だ。2 people agree with this review
-




バカハツ五郎 | 福島県 | 不明 | 30/April/2010
音は、あまり良くない。演奏についてもとても個性的で好き嫌いが分かれるだろう。0 people agree with this review
-




eroicca | tokio | 不明 | 02/November/2007
両巨匠の若々しさと個性が瑞々しい名演奏。昔MELODRAMから出ていたが、数年前にソニーが発売し音質が改善、今も定番として出し続けているのは喜ばしい限りだ。バーンスタインが言及したテンポの遅さだが、当録音尽日の演奏はもっと遅かったとのこと。この盤では、遅いといっても実は後年のバーンスタイン・ツイメルマン盤とそれほど変わらない。ちなみにこの翌日の演奏はもっと速かったといわれ、さらに数ヵ月後にマクミラン指揮で演奏したときは45分程度で演奏したという。1 people agree with this review
Showing 1 - 5 of 5 items
