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Tchaikovsky (1840-1893)

CD [USED:Cond.AB] Complete Symphonies, Piano Concertos, Manfred Symphony, Orchestral Works : Semyon Bychkov / Czech Philharmonic, Kirill Gerstein(P)(7CD)

[USED:Cond.AB] Complete Symphonies, Piano Concertos, Manfred Symphony, Orchestral Works : Semyon Bychkov / Czech Philharmonic, Kirill Gerstein(P)(7CD)

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    白文鳥  |  愛知県  |  不明  |  23/July/2021

    最近、音楽を聴くことだけに集中し過ぎて業界のニュースにすっかり疎くなっていました。名指揮者ビシュコフがチェコ・フィルのシェフになっていると知って驚いた次第。最初にバラで出た頃は、正直なぜこの組み合わせ?と思っていた自分が恥ずかしい。マンフレッドと協奏曲まで入っているので、聴後の充実感は半端ない。チャイコフスキー全集はこれで何組目になるのだろう。個人的に注目しているユロフスキや安定感あるキタエンコも勿論聴いたが、ビシュコフ盤の奇を衒わない正攻法のチャイコフスキーがいちばん感銘を受けた次第。もう今やチャイコフスキーがロシア的である必要はなく、金管の咆哮といった時代錯誤的な評価も要らない。指揮者の音楽性とオケの力量、作品とのマッチングで私は評価している。昔、後に大指揮者になるイタリア人の指揮によるチャイコフスキーのレコードが出た折、チャイコフスキー、イタリアへ行く、などという批評があったが、じっくり耳を傾けてみると歌心溢れるキリっとした見事な演奏だった。チェコ・フィルのチャイコフスキー全集としては後世に残る代表作となるだろう。

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  22/October/2020

    「悲愴」、マンフレッドが出た後一気に全集が出たので録音も集中して行われたのかと思っていたら、2015年から19年にかけて5年を費やしじっくり取り組んだもののようだ。それは演奏に表れている。正攻法の表現でけれん味は一切ない。どの曲も完成度は大変高い。ときに、もっとエキセントリックにとかビシュコフならもっとやれると感じる瞬間もあるが、多分ビシュコフはチェコ・フィルの端正で室内楽的なサウンドを生かそうとしたのではないか。チェコ・フィルは上質でとりわけ管が優秀。最近出た全集では、ユロフスキ/LPO、ペトレンコ/RLPOより上、キタエンコ/ギュルツェニヒと互角か録音、白熱度でキタエンコのほうがやや部があるかな。録音レベルが低く設定されているのでボリュームを上げて聴かれることをお勧めする。なお、ピアノ協奏曲第1番は初稿での演奏で、ピアノがアルペッジョで始まるのでびっくりさせられる。

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  • ★★★★★ 

    かるび  |  千葉県  |  不明  |  23/June/2020

    ビシュコフはフィリプス時代にBPOとACOを振って、何故彼が一流のオーケストラに呼ばれたのか良く分からなかった。 それが、もう巨匠と呼ばれる年齢になり、伝統あるチェコ・フィルの音楽監督となった事から、どんな音楽を繰り出してくるか興味があった。 結果は期待以上の成果だと思う。 K.ペトレンコの悲壮が余りにガッカリだったので、ここでは、噛めば噛むほど味の出る、研究されたチャイコフスキーが聴ける。皆さんにお薦めしたい全集です。

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