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Mozart (1756-1791)

CD 46 Symphonies : Karl Bohm / Berlin Philharmonic (10CD)

46 Symphonies : Karl Bohm / Berlin Philharmonic (10CD)

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  • ★★★★☆ 

    聖オーガスティン  |  IRELAND  |  不明  |  12/January/2014

    もうモーツァルトもハイドンもバッハも古楽器でしか聴かないけど、ベームは何となく聴けてしまう。昔ウィーンPOとの40,41が出たとき予約までして買ってがっかりしたことあったが、あの頃はベームなら何でもすばらしいという空気だった。今は悪いが真剣に聴かないで、ああ、あのおじさん覚えてるみたいな聴きかたしてるので素直に耳に入ってくるのかな。

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  • ★★★★☆ 

    どぜう  |  東京都  |  不明  |  22/February/2012

    モーツァルト交響曲全集といえばベームだった。キビキビしたテンポ、奇を衒わない姿勢は、いまでも説得力がある。あの堅物のオジサマの棒から、なんでこんな壮麗な音が出るのか不思議なのだが、この演奏を聴くと、モーツァルトの楽譜という「素材」が立派なのだから、あとはちょっとの味付けで立派なご馳走になるのだ、とゲネラルシェフ・ベームは言いたそうである(もっとも、ご本人は「ドクトル」と呼ばれていたそうだが)。それでも昨今の風潮からすればこってりした荘厳な響きゆえ、違和感を覚える向きもあるだろうが、やはり、この響きは一聴するべきだろう(同時期に残しているセレナーデ集も然り)。なお、個人的に残念なのは、WPhと残してほしかったこと。70年代中葉から晩年にかけて数曲録音しているが、せめて有名どころは残してほしかった(「リンツ」や小ト短調、など)。後年の演奏は、この全集以上に賛否両論、悲喜こもごもだが、かの40番と41番をはじめ、29番の瑞々しくも静かなたたずまい、「プラハ」のほとばしるテンポなど、聴きどころをたくさんある(残念ながら、国内盤はエンジニアの手垢まみれの音でその真価を測り難い)。レヴァインのカンタービレな全集に目をつぶって、「ああ、これがモーツァルトの音だ」と思わせてくれる全集の登場を願いたい。

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  • ★★★★☆ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  21/October/2011

    星二つの評価者の方、パリの第4楽章の異常な遅さは、旧全集の楽譜に基づいているためで、ベームのテンポは楽譜に忠実なものです。回転数が間違ってるのではなく、楽譜が違うのだから仕方ない。使う楽譜が新全集か旧全集かでテンポが変わる曲があるのです。ベーム盤にとやかく言うなら、もっと勉強してから評価してもらいたいですね。それよりも、この録音集は曲目によって、編集作業でのテープのつなぎ目が露骨にわかる箇所(たとえば26番の2楽章から3楽章への移行部の聞かせどころで鋏を入れてるのでガックリ)があるのが残念です。ベームの指揮とは無関係ですが、DGの粗雑で無神経な編集作業に対してマイナス1点です。

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