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Brahms (1833-1897)

CD Robert Schumann Sinfonie Nr.4 D-Moll Op.120 / Johannes Brahms Sinfonie Nr.2 D-Dur Op.73

Robert Schumann Sinfonie Nr.4 D-Moll Op.120 / Johannes Brahms Sinfonie Nr.2 D-Dur Op.73

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  • ★★☆☆☆ 

    Pianist  |  東京都  |  不明  |  09/November/2009

    こうしてケーゲルの数々の記録が落葉拾いのように出てくるのは嬉しいが、そのどれもが決定的に優れているかというと少々疑問。シューマンの4番は無骨な表出力が無駄な力みとなって響き・流れに現れ、これといった魅力の感じられない平板な演奏になっている。これだったらNHK響との演奏の方がよほど水準の高い、ケーゲルらしい聴き所の多い演奏に仕上がっている。どちらか選べと言われたら間違いなくN響盤。ブラームスも至る所に美しい響きが聴かれるが、晩年ゆえの誇張か気持ちの込めすぎか、来日公演のベートーヴェンのような凄さはない。別レーベルで1971年のライブがあったが、それが先にチョイスされるべきではなかろうか? 但し重厚(そう)な感覚や録音状態はこのWeit盤が優れているので、ファンならば聴き比べが楽しかろう。いつもながらの解説執筆者、ケーゲルに惹かれるのは分かるが、時に誇大妄想的な思い入れをケーゲルの演奏に投影してしまうのはどうだろう? 聴き手の「演奏に対する捉え方」を限定してしまい、ただあやふやな信者的ファンだけが増えてゆくのでは、本当の聴き所を見失ってしまうと思うのだが。

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