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Dvorak (1841-1904)

CD Sym, 8, 9, : Karajan / Bpo (1979, 1977)

Sym, 8, 9, : Karajan / Bpo (1979, 1977)

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  • ★★★★★ 

    まこと  |  大阪府  |  不明  |  08/November/2014

    「新世界」のベストはこれ。8番は最近VPO旧盤をCDで買い替えて、そっちがベストかな?と感じているもののこれもベストを争う名演。まず新世界は、(良い意味で)「名曲の名演奏とはこういうもの」の代表ともいえる風格あふれるもの。重厚、精緻、流麗、颯爽、気品!?など、混ぜ合わしていっぺんに表現するのは難しいと思われる要素を見事に調和させている。オーケストラの上手さは比類なく、カラヤンのフレージングは説得力100%。聴いた後の満足感は半端ない。オーケストラを聴く行為のある種の頂点を感じさせるものだ。(このあとのVPO盤は、あまりにも残念な演奏になってしまったのが信じられない。) そしてかつてLPでは「イギリス」と表記されていた「ドボ8」も、評論家だけでなく一般の評価も「不当に」低いと言わざるを得ないスーパーな名演だ。「ドボルザークにしては洗練され過ぎている」という評をよく見るが、そもそも「ドボルザークは田舎臭くて鄙びていないとダメ」というのはドボルザークに対して失礼だろう(見た目で判断するな!)。丁寧に磨き上げられた美麗な演奏は、ドボルザークの音楽の豊かさを最大限引き出している。僕は、好みは別として「新世界」はベートーベンの5番以降最も完成度の高い交響曲だと思っていて、「新世界」は有名なだけで「ドボ8」のほうが名曲との一部の意見にはとうてい同意できない。その最大の理由は第4楽章の違いだ。「新世界」の第4楽章はこの名曲を見事に締めくくる全曲の中でも最も優れた音楽であるが、「ドボ8」のそれは、あの一聴意味不明のコガネムシ変奏曲なのだ。僕のもう一つの愛聴盤であるケルテス盤でも、この変奏曲は処理しきれていない。今まで聴いた中で、この難物を文句なく処理できているのは(そしてその魅力を明らかにしているのは)カラヤンのデッカ盤とこのBPO盤だけである(なんとカラヤンでもこのあとのDG盤ではちょっと危うくなっているのだ)。評論家の批評を鵜呑みにした妙な先入観を持たずに、じっくりと聴いてほしい名演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  12/June/2011

    まさにカラヤン流のドヴォルザーク。特に第8番は凄絶。強力な低弦に輝かしい金管、そして硬質なティンパニが随所で炸裂する。一般にはひどく低評価だが73年の伝説の来日公演時の8番を彷彿させる演奏で僕は一番好き。第9番も数種あるカラヤンの録音の中で最も完成度が高く立派。音質は当時のEMIなので多少の不満は残る。

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  • ★★★★☆ 

    タンノイおやじ  |  東京都  |  不明  |  03/April/2010

    カラヤンが嫌いな人におすすめします、この演奏の実力でカラヤンに対するやっかみ批判はきれいに消し飛ぶんじゃないでしょうか。残念ながら音は悪い。

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  • ★★★★★ 

    taku205  |  山口県  |  不明  |  21/September/2009

    晩年のウィーンフィルとの録音もいいがベルリンフィルとの絶頂期の録音で迫力満点、輝かしいサウンドが堪能できます。

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  • ★★★★★ 

    セクスィー部長代理  |  ギンザ  |  不明  |  05/December/2008

    この8番のLPが出たちょうど同時期、ジュリーニ指揮シカゴ響の同曲が発売されました。評価は圧倒的にジュリーニの方が高かったことを覚えています。ただ私はカラヤン盤を買い、愛聴しておりました。そして時は流れ、CDの時代になりしばらくセル盤(EMI)を聴いておりましたが、偶然HMVでこのCDを見つけ、懐かしく聴かせていただきました。ジュリーニ盤も購入し、聴きましたが結論から言えば、関心はしましたが感動はしませんでした。若い頃の慣れとか、懐かしさはいつまでも尾を引くものですね。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  30/November/2008

    カラヤン/BPOの「新世界」収録はHMVメニューから見ますと1940,1957,1964,1977年と回数を重ね演奏タイムは各楽章殆ど同じでも都度ニュアンスが異なる出来上がりになっているようです。ステレオに限り本盤EMIに敬意を表すならば1957年物は実に丁寧に演奏され以降の彼の伏姿勢からの跳躍を予測させるものですが録音状態は如何とも出来ません。本盤はそれから20年帝王然の貫禄が定着し音と共に素晴らしいです。機械技術に興味のあるカラヤンは来日時新幹線に感心して乗った0系車両も折りしも今月?いよいよ最終廃止となり年月の流れも感慨の一つ。

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  • ★★★★★ 

    倉臼  |  広島  |  不明  |  16/July/2008

    この8番、カラヤン好きでない人にとってはあざといと感じられるだろう。しかしこの壮絶な音響美は他盤ではあり得ない。弦や木管の美音はこの黄金期のBPOならではのものである。分厚くうねる音楽が、雷のように轟くティンパニーに導かれ高揚する様は圧巻だ。豪快な音ながらも上品なフォルムを保っているあたりはさすがと言える。録音はフォーカスがやや甘いが、全体的には迫力ある仕上がりだと思う。

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  • ★★★★★ 

    味噌カツ  |  名古屋  |  不明  |  14/April/2008

    BPOパワー炸裂のドヴォルザーク。私はやっぱりDGの旧盤や新盤より好きだ。第8番はDECCA盤も捨て難いが、より洗練され彼の色が出たEMI盤も最高!第二楽章なんてカラヤンならではの美しさと高揚感。ゆったりテンポも素晴らしい。パワフルな終楽章も最高。新世界は豪快でよく鳴っていて、まさにBPOパワー炸裂の演奏だが、品格もあり立派。第一楽章や終楽章などではティンパニが物凄い。録音はかなり優秀。

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  • ★★★★★ 

    カラヤニス  |  広島県広島市  |  不明  |  31/January/2006

    「新世界」の録音が、残念ながら悪い。いつものEMI録音に比べベルリンフィルの音像が遠く、ホールの最後部で聞いている感じですが、ホールトーンが雄大。しかし音の分離は、イマイチ。第8番は、いつものEMI録音で大迫力です。初のARTリマスタリングです。演奏は両方大変素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    風雷暴  |  横浜  |  不明  |  11/July/2005

    日本公演で開眼して以来、帝王のドボ8はサイコー!と信じ続け’79年盤LPを愛聴したが、CD化で売却...いつか必ず再会と待った甲斐あり(涙)、迷わずゲット!僕は新旧VPO盤より絶対BPO盤を推す(日本公演に1番近い)。特に2楽章の天にも届く高揚感!終楽章終結部の爆発力!音質はアナ録末期の円熟しきった色艶と重厚感、ヒスノイズない極限のDレンジ(デュナーミク)とデリカシーで超優秀!新世界は堂々として品格も備わって素晴しいが、これは野生的なKubelikの方が好き。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県穂高町  |  不明  |  08/July/2005

    本当に大迫力です。本来のドボルザークの響きとは一線を画すかも…。ただ、カラヤンファンにはたまらないんですよね(笑い)。同じカラヤン指揮でも晩年のウイーンフィルとの演奏の方がスラブ的な響きがする感じがします。好みの問題ですが…。

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  • ★★★★☆ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  29/June/2005

    同じカラヤン・ベルリンフィルの古い録音と比べると、一段とスケールが大きく、大迫力です。ドヴォルザークとは思えないほどです。古い録音だが、以前からのものの方がはつらつとして爽やかさを湛えているように感じます。どちらかといえば、聞き慣れた方に軍配を上げたいと思います。カラヤン・ベルリンフィルの演奏は晩年になると、原曲以上の立派さが備わってしまいます。もう少しシンプルでも良いように思います。

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