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Strauss, Richard (1864-1949)

CD Ein Heldenleben: Karajan / Bpo (1974)

Ein Heldenleben: Karajan / Bpo (1974)

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  09/July/2021

    初めて聴いた「英雄の生涯」がこの演奏だったため、長い間他の演奏に満足できませんでした。かなりカラヤンの自己主張は強いですが強烈なベルリンフィルのサウンドと共に忘れられない1枚です。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  02/May/2011

    カラヤンは、R・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」を3度スタジオ録音している。ベルリン・フィルの芸術監督に就任して間もない頃の1959年盤(DG)、そして本演奏(1974年(EMI))、更に最晩年の1985年盤(DG)の3種類あり、いずれもオーケストラはベルリン・フィルとなっている。いずれも素晴らしい名演と高く評価するが、この中で最もカラヤンの個性が発揮された演奏は、紛れもなく本盤におさめられた演奏であると言えるのではないだろうか。というのも、カラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビの全盛時代は1960年代及び1970年代であり、本演奏はまさしくその真っ只中に録音されたからである。本演奏においても、そうした全盛期のこの黄金コンビの演奏の凄さを味わうことが可能だ。ベルリン・フィルは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、金管楽器の朗々たる響き、桁外れのテクニックを示す木管楽器の響き、分厚い弦楽合奏、そして雷鳴のように轟きわたるティンパニの迫力などが一体となり、正にオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な名演奏を繰り広げていると言える。カラヤンは、流麗なレガートを施すことによって、楽想を徹底的に美しく磨きあげており、シュヴァルベのヴァイオリンソロの美しさも、抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。おそらくは演奏だけをとれば、カラヤン&ベルリン・フィルが構築し得た最高の音のドラマと言えるだろう。ジャケットのデザインも含め完全無欠とも言うべき本演奏は、同曲演奏史上究極の名演との評価もあながち言い過ぎではないと考えられる。しかしながら、好き嫌いでいうと、私としては、カラヤンの統率力に綻びが見られるとは言え、後年の1985年の録音の方が好みである。というのも、1985年盤には、カラヤンの自省の念も込められた枯淡の境地が感じられるからであり、演奏の味わい深さという意味では、1985年盤の方をより上位に掲げたいと考える。録音は従来盤でも比較的満足できる高音質であったが、HQCD化によって音質はさらに鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、カラヤンによる完全無欠な超名演をHQCDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  17/February/2011

    LP英盤そのものが、残響過多の音質なので、マスタリングにも限界があると思いますよ。ジャケットも含め、カラヤン最高の「英雄の生涯」でしょう。

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  • ★★★★★ 

    a &vマニア  |  東京都  |  不明  |  28/September/2010

    HQCDにより一層低減の凄味が増し、シルキーな高弦の美しさには言葉もない。強奏では雄大な音が部屋を満たし、デリケートな弱音でも音が痩せず手に汗を握る。終曲では陶然となるがこれぞカラヤン。低音も高音も伸びているが歪が無く、空間性と個々の楽器の明瞭性を両立した名録音。拙宅の装置ではEMIの録音はほとんどが素晴らしいが、この盤もその代表的な一つだ。演奏の凄さについては語る必要もない。

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  • ★★★★★ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  13/January/2009

    HQCDを購入しましたが、演奏は雄大、ヴァイオリンソロは絶品。BPOには超一流の演奏家が揃っていたのが窺える。なお当時のEMIの音質では話にならず、こんなの現代では500円でもいかがと考えるほどだ。これを何も知らないクラシック音楽初心者がファーストチョイスにしたらどう思うだろうか。高くて音質は劣悪もう聴きません、となりかねない。通常のCDは廃止してHQCDをできるだけ安く売ってもらいたい。

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  14/February/2005

    録音がいけないとのコメントがみられます。確かに音がやや荒い感じがしますが、カラヤン・ベルリンフィルの豪華絢爛たる演奏は伝わってきます。高校生の頃、NHKのFM放送にリクエストし、エアチェックしたことが思い出されます。一度はこんな演奏を生で聴いてみたいと思っていましたが、カラヤンもなくなり、かなわぬこととなりました。そういう意味ではみなさんご指摘のように少しでも良い録音状態で聞きたいものです。よろしくお願いします。

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