Complete Symphonies : Andris Nelsons / Vienna Philharmonic (5CD+Blu-ray Audio)Deluxe Edition
Customer Reviews
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TOCHIPAPA | 広島県 | 不明 | 04/August/2021
ラトルのBPO版で満足していましたが、ティーレマンのCDの音が残念だったのでVPOをもう一組と思って買いました。録音は極上で、ウィーン・フィルもまるで『氷上の重戦車』と評されたかつてのベルリン・フィルのごとき合奏能力と鳴りっぷりで驚くほどでした。 感激しながら聴き続けるうちにどこかもの足りないものを感じる面もありましたが、とにかく音と演奏の良さが快感でした。 ただ、聞き比べると逆にラトルやティーレマンの良さにあらためて気づくところもあったように思います。 「あ、そうだよね!」とか「へえ!」とか「うわ!」というところがあまり感じられなかったのはこの演奏の美点なんだと思いますが、自分ならここはこう振るのにな、などと、偉そうな感想を思ってしまいました(苦笑)。 ときに出足が乱れたり、たまに金管のピッチがずれるのが魅力でもあったウイーン・フィルの完璧な合奏とクセのない演奏、極上の録音を考慮すれば、初めてベートーベンの全集を買う人にはラトルよりいいかもしれません。3 people agree with this review
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ぽいぽす | 神奈川県 | 不明 | 21/March/2021
ウィーンフィルのベートーヴェンならこれがおすすめ。 2020年のベートーヴェンイヤーは過ぎてしまったが、初めて全集を買う方も、ベートーヴェン全集なんてもう最近は全然買ってないけど、久々に新しい録音が聴きたいなあという方にもお勧めできる内容。録音もよく演奏もウィーンフィルの名人芸がよく発揮されている。ベートーヴェン演奏には好みの解釈がそれぞれあるが、そう言ったものを抜きにして改めてウィーンフィル の凄まじさを痛感できる内容。 このベートーヴェンに限らず、ネルソンスは確かに彼自身の独特な解釈でもって演奏しているというものではないのですが、解釈者というよりも演奏指揮者として抜群の反応の良さがあり、この全集録音でもウィーンフィルにあくまで彼らの伝統に沿って演奏させておきながら、ちょこちょこと悪戯をするかのように細かく指示を出しているのが良く聴こえる。ウィーンフィル に圧倒されながらも聴いていて非常に音楽的で愉快。YouTubeなどで動画を見るとわかるがネルソンスは演奏会では目を分厚い楽譜から離さずに一つ一つ確かめながら演奏していく指揮者。当然譜面なんて頭に入っているであろう今回のベートーヴェン全集演奏でもそのスタイルは徹底されており、10年周期のウィーンフィルの伝統演奏なんて切り捨てるのは勿体無い、当意即妙、まるでインプロのような常に新鮮なものを取り出そうとするような演奏。それでいて迷走せずにバランスを失わない、ハイレベルな演奏。 現代のベートーヴェン演奏ではやはり古楽団体による、それぞれ個性的な解釈による演奏がやはり聴いて楽しいのだが、今回のネルソンス盤のような素直な解釈と圧倒的技量をもってベートーヴェン像を刷新する試みは称賛されるべきだと思う。つまらない演奏だとは全く思わなかった。 初回限定パッケージのものはディスクの取り出しが面倒な仕様で、傷もつきやすかった。5 people agree with this review
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井熊 | 静岡県 | 不明 | 09/February/2020
出ました!新譜でのメジャーレーベルからの MQA-CD! なんとクラシックから! ベートーベン生誕250周年イヤーに合わせてのネルソンス&VPOによるベートーベン交響曲チクルスです。最新録音盤を最新ハイレゾフォーマット(スペック)盤で聴ける喜び。 素晴らしいじゃないですか(嬉) ストリーミングで拝聴済みですが正に新世代のベートーベンのスタンダード的演奏です。買いますね。 MQA-CDは国内盤のみです。 PCM音源最高音質ハイレゾパッケージソフトBlu-ray Audioも付いてきます。 聴き比べも楽しみの1つかと思います。 楽しくなってきたぞ!3 people agree with this review
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