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特集:Wax Poetics Japan No.06

MICHAEL JACKSON STORE

Wednesday, September 30th 2009

waxpoetics


Wax Poeticsはニューヨークにて企画・編集され、世界中で最も信頼される音楽誌(隔月発刊)。世界の名だたるアーティストや、日本で活躍している有名アーティストから絶賛されている本国版Wax Poeticsだが、昨年10月にようやくその日本版が発刊された。取り上げられる音楽はソウル、ジャズ、ファンク、ヒップホップ、レゲエ、ラテンなどのブラック・ミュージックを軸に展開され、本物思考のミュージック・ファンから絶大な信頼を得ている。昨今の多くの情報メディア(雑誌、WEB 、フリーペーパーなど)とは違い、何度も読み返さずにはいられない記録補完的な紙媒体であり、ゴミとして捨てられることのない、愛され続けるマガジンである。

Wax Poetics Japan オフィシャルサイト


Wax Poetics Japan No.06

これまで、有名無名に関わらず本物のブラック・ミュージックを“追求”し続け、世界中の真の音楽好きから最も信頼される音楽誌の日本版第6号。
仕様:B5変型 無線綴じ 定価:¥1,143(税抜)/¥1,200(税込)

No.6 Michael Jackson追悼特集 :16ページも及ぶレア写真を織り交ぜた記事。 名盤『Off The Wall』までの若かりし頃のマイケルを掘り下げる
The Latin Quarter :Hip Hopの歴史をひも解く
Gamble & Huff :フィラデルフィア・インターナショナルの秘密を暴く
Lord Finess :ロード・フィネスの影響を受けた10枚のレコード
Bunny Lee
Dennis Coffey
A Tribe Called Quest
David Newman
Gilles Peterson
Jose James
Soil&Pimp Sessions
Crown City Rockers
The New Mastersounds
9dw
12inch Laboratory
Styles from the Outer Dimensions
ヴァイナル駅伝


Wax Poetics Japan No.06 Index

Michael Jackson
東京、2009年6月26日朝。マイケル・ジャクソン死去のニュースが日本中を駆け巡っていた。その夜、ラファエル・サディークはブルーノート東京でのライヴを急遽「I Want You Back」から始めた。ニューヨーク出身の怒れるタップ・ダンサー、オマー・エドワーズが2009 年7月、横浜ランドマーク・ホールで行われた『ハーレム・ナイツ8』で、「Heartbreak Hotel」と「Man in the Mirror」でタップを踏んだ。今回のこの長編特集はマイケルの幼少期から〜名盤「Off the Wall」までの期間について深く掘り下げ、どのようにして「King of POP」の称号を手に入れたのかを探る。歴史的偉人の爆発前のストーリーである。
Gamble and Huff
ケネス・ギャンブルとレオン・ハフの会話を聞いていると、まるで長年連れ添った老夫婦の掛け合いを見ているかのようだ。それよりも、2人の叔父と話をしているようだ、と言った方が正しいかもしれない。一方には、控えめながらも理路整然としたアンクル・レオン。アイヴィー・リーグの終身教授のような何気ない優雅さで、過去の思い出を易々と振り返っている。もう一方には黄金の舌とアンクル・ケニー。「少年をストリートから切り離しても、少年からストリート魂を切り離すことはできない」を良い意味で体現している。
The Latin Quarter
最初にはっきりさせておこう。ヒップホップにとって、ラテン・クオーターのような場所は、後にも先にも例のない稀有なものだったということを。カントリー・ミュージックにはグランド・オール・オプリ、ジャズにはバードランドとミントンズ・プレイハウス、1960 年代のロックン・ロールにはフィルモア・ウェストとイーストがあったように、1980 年代後半のヒップホップには、ラテン・クオーターがあった。ヒップホップのリリック中で幾度となく神格化され、今でも伝説的アーティストやワナビーから崇められている。
Dennis Coffey
1968年の夏の暮れに、ベテランのセッション・ギタリストであるデニス・コフィーは、デトロイトのウェスト・グランド通りに位置するモータウンの著名なヒッツヴィル・スタジオに姿を現し、その地下にあるスネーク・ピット・スタジオへと降りていった。プロデューサーのノーマン・ウィットフィールドに呼び出された彼は、既に偉大なハーモニー・クィンテットとして知られていたテンプテーションズの「Cloud Nine」のバッキング・トラックで演奏することになっていた。
Lord Finesse
ある晴れた、穏やかなブルックリンの午後。ロバート・ホールの喜びそうな日だ。ロード・フィネスの名で知られる彼は、今日もレコードを探しにブルックリンを歩き回ってきた。D.I.T.C. クルーの創立メンバーであるフィネスにとって、レコード探しは日課のようなもので、それがもう何十年も続いている。 D.I.T.C.(Diggin in the Crates)は80年代終わりから90 年代初期にその頂点を極めたグループだ。ブロンクスを拠点とし、才能豊かな錚々たるメンバーが集結していた。
A Tribe Called Quest
ヴァイナル・アスリート=MUROならではの選盤連載“初の番外編”。そのネタとなるのは、MURO自身がセレクトした日本企画ア・トライブ・コールド・クエストのベスト・アルバム『サンプリング・ルネッサンス』。
David Newman
テキサス州、とりわけダラスやフォートワースは、これまで数々の偉大なテナー・サックス奏者を生み出してきた。例を挙げればきりがないが、デヴィッド“ファットヘッド”ニューマンもそういった名プレーヤーの1人だ。
9dw
日本のジャズ・ファンク・フュージョン・バンド、9dw のリーダーに最も影響を受けた人物を尋ねてみよう。真っ先に「父親」が挙がるはずだ。「子供の頃から、いつも音楽が部屋でかかっていました」と斉藤健介は語る。
Nagaoka
ワックス・ポエティックスを手にしているミュージック・フリーク / レコード・ディガーの諸兄には、プライベートなリスニング環境として、もしくは夜を彩る神聖な仕事場としてDJブースは身近な存在だろう。
The New Mastersounds
「昨日まで行っていたバルセロナは最高に晴れていたのに、帰って来たらどんよりとした雨。典型的なリーズの天気だよ」と電話越しにため息をつくのは、ザ・ニュー・マスターサウンズのリーダー兼ギタリストのエディ・ロバーツだ。
Auteur Jazz
「オトゥール・ジャズは最初、マッドリブのイエスタデイズ・ニュー・クインテットとオーネット・コールマンの『The Shape of Jazz to Come』を融合してみようというアイデアから始まったんだ」
laidbook
独自の視点で選び抜いた黒いグルーヴを発信するレーベル、origami PRODUCTIONS。現在、このインディ・レーベルが鳴らすクールな音楽に、数多くの人が心を奪われている。ここにまた新たなプロジェクトが始動した。
Pete Holdsworth
レゲエ専門リイシュー・レーベルとして、コンスタントなリリースを続けるプレッシャー・サウンズ。このレーベルが世界中のレゲエ・マニアから絶対的な信頼を得ている理由は、決して1つに限ったことではない。
SOIL & "PIMP" SESSIONS
ワールドワイドに躍動するバンド、SOIL & "PIMP" SESSIONSが、また新たなオリジナル・アルバムを完成させた。DEATH JAZZ と表現されるその音楽性を武器に、バンド結成以来、あらゆる音楽の定型や既成概念を打ち破ってきたSOILの面々。
Gilles Peterson
ジャイルス・ピーターソンが主宰するブラウンズウッド・レコーディングスのニュー・タイトルは『Gilles Peterson presents Havana Cultura - New Cuba Sound』だ。キューバの首都ハバナの音楽シーンに焦点を絞った2枚組コンピ。
Jose James
パナマ人の父親とアイルランド系の母親のもとミネアポリスに生まれ、ワシントンDCを経てニューヨークで“ジャズ修行” をしていた若武者は、ブラウンズウッドと契約を交わし、ロンドンから世界に羽ばたいた。
Timo Lassy
ティモ・ラッシーは、言わずと知られたファイヴ・コーナーズ・クインテットのフロントマンだ。フィンランドのニュー・ジャズ・シーンを牽引し、母国フィンランドのみならず、ワールドワイドにその波を伝えることに成功した。
Crown City Rockers
北カリフォルニアのベイ・エリアを拠点に活動するクラウン・シティ・ロッカーズは、もともと2001年にミッション名義で『One』をリリースして注目を浴び、世界的に最もエネルギッシュなヒップホップ・バンドとして知られている。
Mamas Gun
もう20 年以上前のことだ。レア・グルーヴを謳ったクラブ文化が成熟し始めていたイギリスでは、ジャジーBによるグラウンド・ビートが人気を集め、一方でジャイルスが提唱したとされるアシッド・ジャズが勢力を増していた。
DJ Cam Quartet
今なら彼、DJカムのことをカルテットのリーダーとして知った人も少なくないのかもしれない。90 年代半ば、アブストラクトなビートを奏でるDJ / プロデューサーのフランス代表として頭角を現したDJカム。
Mad Mats
クラブ・ジャズ、ソウル、ハウス、テクノ……。ちょくちょくレコ屋に行っている人なら、どんな趣味だったとしても幾度となく目にしているだろうRaw Fusionのレコードたち。店員はどのコーナーに置けばいいか、頭を悩ませているに違いない。
GAGLE
「毎回、この1枚で(メジャーからのリリースは)最後っていう意識を持って、今ここでやれることはなんだろう?っていう設定をしてる。自分たちだけになってもできるまでなるように経験を積もう、その経験値を上げるためにやってる意識もあります」
BULLJUN
ラフでタフなヒップホップ・ビートの桃源郷。宮崎、東京、ニューヨーク。漂泊の旅を続けるビート・メイカー= BULLJUNが、ここにまた新たなアルバム『BULLJUN & FUNKY PRESIDENTS 2029』をドロップした。
鎮座DOPENESS
日本人ラッパーに興味あるだろうか? それも最近のアーティストについて。ワックス・ポエティックス・フリークには少々酷な質問かもしれないが、この鎮座DOPENESSというMCは押さえておく必要がある。
12inch Laboratory
こんにちは! 近頃やたら使われている「ブギー」って言葉を使いたいのに使い方がわからない岩沢です。そんな世間知らずでも無事2回目を迎える事が出来た今回はモダンにしようか、デスコにしようか、はたまたUSモノ以外にしようか。
Styles from the Outer Dimensions
夜中に近づくと、無限方程式マザーシップが空中に姿を現した。マザーシップがライム・マシンを惑星に送信すると、全ての生物がライムとロックし、それぞれの可能性を最大限に活かすようになった。
ヴァイナル駅伝
昭和の香り漂うドメスティック音楽、日本盤見直し運動も兼ねて、その個性の1つであるタスキ(帯)や、差込ジャケのドーナツ盤にも着目したヴァイナル・アスリート=MUROならではの選盤連載。その第5回のお題はR.I.P.M.J。


Buck Number






Wax Poetics JAPAN No.05

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Wax Poetics Anthology: Vol2

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Wax Poetics Japan Selected Albums

Wax Poetics Japanのスタッフに今のお気に入り/ヘヴィーローテーションのアルバムを選んでいただきました! HMV×Wax Poetics Japanだけのエクスクルーシブ企画です。 連載ページはこちら
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