TOP > Music CD・DVD > News > Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - July 27th, 2008 -

Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - July 27th, 2008 -

Tuesday, July 29th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

発売中

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!

『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  July 27th, 2008
 
 

Marc Cohn “Listening To Levon” 4.47
Join The Parade Join The Parade/Decca B0009906-02 所収

  先日サン・フランシスコの近くにある町サラトーガで、ぼくの弟が10年ほど前から一緒に活動しているシンガー・ソングライター、マーク・コーン(91年のヒット曲「ウォーキング・イン・メンフィス」を覚えていますか?)のコンサートを観ました。予想を超える素晴らしさに感心しましたが、そのコンサートでも歌ったこの曲は、ティーネイジャーだったマークが父親の車を借りて、ガールフレンドといたときのこと。カー・ラジオから聞こえたザ・バンドの音楽に心を奪われてしまった彼はその時の彼女に悪いことをしたな…というなかなかおかしな話でした。
 
 
 

Bettye LaVette “How Am I Different”
I’ve Got My Own Hell To Raise I’ve Got My Own Hell To Raise/Sony EICP1021 所収 

  ぼくが観たマーク・コーンの後に登場したのがエイミー・マンでした。ここで彼女の曲を取り上げたソウル歌手ベティ・ラヴェットを聴いていただきます。3年前に発表された秀作はやっと国内盤として発売される運びとなりました。
 
 
 

Van Morrison “Sweet Thing” 4.21
Astral Weeks Astral Weeks/Warner Bros WPCR75419 所収

  どういうわけか一度もディジタル・リマスター盤になっていなかったヴァン・モリソンの初期3作品はこの度、とりあえず日本だけでその処理を受けることになりました。レコード会社としてのワーナー・ブラザーズの50周年を記念する再発プログラムの一環ですが、ヴァンのファンは喜ぶことでしょう。

Van Morrison “Into The Mystic” 3.28
On Vine Street Moondance/Warner Bros WPCR75420 所収

Van Morrison “Blue Money” 3.43
On Vine Street His Band And The Street Choir/Warner Bros WPCR75421 所収

 
 
 
Donal Lunny

Donal Lunny/Umezu Kazutoki/Kondo Hiromi “Cunla” 3.55
Dreaming Dugong Dreaming Dugong/Zo-san ZO-003 所収

  アイルランドと日本のミュージシャンが共演した特別プロジェクトです。沖縄の辺野古の海を守るために一部の利益を寄付することになっているミニ・アルバムから、ドーナル・ラニーがゲール語で歌う曲です。
 
 
 

Ross & Jarlath “Break Yer Bass Drone Again/The Crackin Fiddle” 4.14
Love’s Deep Ocean Partners In Crime/Vertical VERTCD085 所収

  スコットランドの若手バグパイプ奏者二人のゴキゲンなアルバムから今の時代にバリバリ響くフォーク・ミュージック。
 
 
 

Aly Bain “Bonaparte’s Retreat” 3.46
Jerry Douglas “Passing The Bar” 3.33
John Martyn “He’s Got All The Whiskey” 4.00
Transatlantic Sessions Transatlantic Sessions 2/Music Plant RUCD074 所収

  最近、Transatlantic Sessions 3の感激的なDVDを買いました。スコットランドのBBCが制作したテレビ番組で、スコットランドのフィドル奏者のアリ・ベインとアメリカのドブロ奏者ジェリー・ダグラスが共同音楽監督になって、スコットランドの田舎の一軒家に多くの優れたルーツ・ミュージシャンが集まり、実に丁寧で美しい撮影で彼らの演奏が捉えられています。CDも発売されていますが、ぼくが持っているのがDVDだけなので、その紹介ということで10年前に制作されたTransatlantic Sessions 2(概ね同じミュージシャンによるセッション)からの曲を聴いていただきます。
 
 
 

Jon Cleary “Cheatin On You” 3.43
Live - Mo’ Hippa Live - Mo’ Hippa/FHQ-003 所収

  長年ニュー・オーリンズに住むイギリスのピアニスト/歌手、ジョン・クリアリーは10月に来日します。詳しくはこちら。
 
 
 

Cassandra Wilson “Caravan” 4.19
Loverly Loverly/Blue Note TOCJ66446 所収

  カサンドラ・ウィルソンも間もなく来日します。珍しくスタンダードなどを取り上げている彼女の新作で、デューク・エリントンのあまりにも有名な曲を独自の編曲で料理しています。
 
 
 ⇒他の放送日のPlaylistを見る