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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - June 22th, 2008 -

Sunday, June 22nd 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

発売中

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!

『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  June 22th, 2008
 
 

Manuel Guajiro Mirabal “Para Bailar El Montuno” 4.17
Buena Vista Social Club Buena Vista Social Club presents Manuel Guajiro Mirabal/Rice WCR353 所収

  ぼくはトランペットという楽器をうるさいと感じることがあるため、キューバの音楽の中で今一つ好きになれない部分がありますが、遅ればせながら聴いたこれはとてもよかったです。
 
 
 

Marc Ribot y los Cubanos Postizos “No Me Llores Mas” 5.39
Marc Ribot y los Cubanos Postizos Marc Ribot y los Cubanos Postizos/Atlantic 83116-2 

  先ほどのグアヒロ・ミラバルと同様に天才的なトレス奏者アルセニオ・ロドリゲスへのトリビュートの形をとったこれはニュー・ヨークのギタリスト、マーク・リボーが10年前に発表した変り種の作品ですが、ゴキゲンです。
 
 
 

Ned Sublette “Ghost Riders in the Sky” 4.36
Cowboy Rumba Cowboy Rumba/Palm Pictures PALMCD2020-2 所収

  こちらもニュー・ヨーク感覚、いや、テキサス感覚のキューバン・ミュージック!とにかくユニークです。後にネッド・サブレットはCuba and its Musicという必読書も書いています。
 
 
 

Neville Brothers “Brother Jake” 4.43
 Greatest Hits Brother’s Keeper/A&M UICY3047 所収 / Greatest Hits所収 所収

  久々に来日することになったネヴィル・ブラザーズ。コンサートは10月28,29日、JCBホールです。
 
 
 

Neville Brothers “Fear, Hate, Envy, Jealousy” 4.30
Live at Tipitina’s Live at Tipitina’s (1982)/Rhino R275330 所収

  まだニュー・オーリンズ以外ではあまり話題になっていなかった時代(1982年)のライヴ盤です。基本的に今もそれほど変わらない音が期待できると思います。まだ観たことがない方は是非!
 
 
 

Kylie Auldist “Cut You Loose” 3.46
Just Say Just Say/Tru Thoughts TRUCD159 所収

  リスナーからの情報で知ったオーストラリア人の若いソウル・シンガー。と聞いた時、どんなもんかなと思いましたが、かなり印象的なアルバムです。エイミー・ワインハウスとの比較は当然ありえますが、決して負けない人だと思います。
 
 
 

Howlin’ Wilf & The Vee-Jay’s “Hello Stranger” 2.31
Cry Wilf!/ Cry Wilf!/Big Beat CDWIKM51 所収

  この番組でよくかけているジェイムズ・ハンターは80年代「ハウリン・ウィルフ」という2流臭い芸名で活動していましたが、これを聴けばすでに才能を発揮していましたね。この曲は60年代初頭にバーバラ・ルイスのオリジナルでヒットした懐かしいものです。
 
 
 

Kevin Carroll “What Was I Thinking?” 5.00
Tourmaline Tourmaline/kevincarroll.net (no number) 所収

  テキサスのシンガー・ソングライター、ケヴィン・キャロルは7月に来日しますが、西日本だけのバーなどの小規模なツアーです。このアルバムは本人のウェブサイトだけの販売のようです。
 
 
 

Martin Simpson “Little Musgrave” 5.51
Prodigal Son Prodigal Son/Topic TSCD567 所収

  10年ほど前にやはりバーやパブのようなところで、多くの音楽ファンに知られないままに終わった衝撃的な演奏をアクースティック・ギターで聴かせたマーティン・シンプソンの新作から、昔フェアポート・コンヴェンションが「マティ・グローヴズ」として取り上げたイギリスの民謡「リトル・マズグレイヴ」。
 
 
 

Tcheka “Lingua Pretu” 4.19
Lonji Lonji/Plankton VIVO-241 所収

  カボ・ヴェルデ出身のギタリスト、チェカは去年ゴンチチのギター・フェスティヴァルで来日しました。彼の新作はブラジルのレニーニがプロデュースしていて、チェカの有機的なサウンドにちょうどいいモダンな響きをもたらしています。
 
 
 

Tchavolo Schmitt “Lady Be Good” 4.22
Miri Familia Miri Familia/Omagatoki OMCX1089 所収

  最後はちょうど今来日中のフランスのジプシー・ギタリスト、チャヴォロ・シュミット。23日は渋谷のDuo Music Exchange、24日は名古屋のクラブ・クアトロです。
 
 
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