| 林 久しぶりに実家に帰ってゆっくり時間を使ったときに作った歌詞なんですよ。これは歌詞から出来た曲やんな。
佑龍 これは最初、スキットの「compuss」に乗っける用の歌詞やって。
林 実家の縁側でコーヒーを飲んでるときに、そのコーヒーにピックアップしてみて、「この水は世界に繋がってるよなあ」と。繋がってるんなら、カリフォルニアくらいまで案内してほしいなって。そうやってカリフォルニアまで行ったり、ぼーっとしたり、どっちにしても時間はあっという間に過ぎていくねんなと。
佑龍 陽が落ちそうな、カリフォルニアのメランコリーなイメージが思い浮かんで。イーグルズの「ホテル・カリフォルニア」とかレッチリの「カリフォルニケイション」とか。「say Hello, Hello〜」ってところは、特にメランコリーにしたくて。
小宮山 風が吹き抜ける感があって、そんなイメージでドラムを叩いたな。
佑龍 水のことを言ってるけど、勝手に砂が舞ってるイメージがあった。
小宮山 水、砂、風、えらいオーガニックな(笑)。
林 まあ全部繋がってるけど(笑)。でもこうやって、(歌詞を)書いてる人と歌ってる人が違うときに、書いてる人とはまた違った視点で歌ったり作ったりする、そういうの好きですけどね。何も言わないほうが化学反応起こるし。
小宮山 すぐに意味を聞くより、それを感じとって自分が演奏するほうが大事かなって。
林 そうやんな、ウリョンの歌詞はめっちゃ読むもん。自分の歌詞は忘れるくらいやけど。
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