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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Nov 25th, 2007 -

Tuesday, November 27th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Nov 25th, 2007
 
 

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? CD ? 所収

  今回は一曲目をクイズにしました(番組1曲目を聴く⇒WMP RP)。どの国の音楽か、当ててもらいます。最初に正解を寄せた方にぼくが選んだCDを差し上げます。メールの宛先は(bb@otonamazu.com)です。曲の詳細は来週ちゃんとお伝えします。
 
 
 

Ojos de Brujo “Sultanas de Merkaillo” 5.31
Bonzo Dog Doo-Dah Band CD Techari Live/PIAS PIL079CD 所収

  スペインのバルセロナを拠点とするオホス・デ・ブルッホはフラメンコをべーすにファンクもヒップ・ホップもサルサの要素なども取り入れたユニークな音楽を作るバンドです。ライヴも強烈なインパクトがありますが、今度出たのがまさにライヴ・アルバムです。しかもDVDつきで。
 
 
 


Arcangel “Revolveras” 4.37
Arcangel CD What A Life/ropavieja/Flamenco & Duende CD-02864 所収

  こちらは正統派フラメンコです。アルカンヘルは30歳のフラメンコ歌手で、かなりの実力者。ギタリストと2人で間もなく来日します。12月4日、5日はハクジュ・ホール、7日は王子ホールです。
 
 
 

Luciana Souza “God Only Knows” 3.49
Luciana Souza CD The New Bossa Nova/Verve UCCV1098 所収
Burning Spear CD The New Bossa Nova/Verve UCCV1098 所収

  ブラジル人歌手ルシアナ・ソウザは主にアメリカの新しいソングライターたちの作品をジャズ寄りのボサ・ノヴァ風にアレンジしたアルバムを半年ほど前に発表しましたが、ギタリストのロメロ・ルバンバと2人で来日します。12月1日~3日、コットン・クラブに出演します。
 
 
 


Olu Dara “When I See You” 3.47
Olu Dara CD Goin’ Home - A Tribute To Fats Domino/King KICP1274-5 所収

  国内盤がついに出ました! ファッツ・ドミノへの素晴らしい2枚組トリビュート・アルバムにはこれでもかという有名な歌手たちが参加していますが、こういった企画でよくあるような、音楽が顔ぶれに負けてしまうと言うことはこのアルバムでは一切ありません。ファッツは50年代から60年代当時のものすごい人気のわりには最近話題になることはありませんが、いざトリビュートを作ることになったら意外なほど年齢的に幅のあるアーティストたちが加わりました。とか何とか言いながら、今日かけるのはそれほど知名度はないかも知れませんが、ぼくの大々好きなオルー・ダラです。
 
 
 

Miles Davis “Freedom Jazz Dance (Evolution of the Groove)” 2.56
Miles Davis “It’s About That Time” 4.53
Sharon Jones & The Dap-Kings Evolution of the Groove/Sony SICP1648 所収

  最近発売されたマイルズ・デイヴィスの6枚組ボックス・セットThe Complete On The Corner Sessionsは過激なファンクと呼ぶべきか、何と呼ぶべきか、とにかくそのブックレットを観ていたら驚いたのは70年代当時その中の曲が短く編集されたヴァージョンでシングルとして発売されていたこと。それとは別に、マイルズの5つの曲を同じように編集し、更に他のミュージシャンの演奏もオーヴァーダブしたミニアルバムが出ました。その中から、オルー・ダラも彼の息子でもあるNasもフィーチャーされたFreedom Jazz Dance、そしてカルロス・サンタナのギター・ソロがフィーチャーされるIT’s About That Timeを紹介します。このミニアルバムを日本で発売するに当たって、マイルズのオリジナル・ヴァージョンも追加してあるので聴き比べが出来ます。
 
 
 

Derek Trucks Band “So What” 4.37
Derek Trucks Band CD The Derek Trucks Band/Sony SICP1640 所収

  ニュー・オーリンズのサックス奏者ギャリー・ブラウンは70年代にはアラン・トゥーサンがプロデュースしたセッションでよく起用されていました。ハリケーン・カトリーナで全てを失った彼は今テキサス州オースティンに住んでいるようですが、このアルバムのタイトルComin’ Homeは故郷への帰還願望を表したものでしょう。ここで紹介する曲Louisiana 1927はランディ・ニューマンが70年代に作ったもので、1927年に起きたミシシッピー川の大洪水をテーマにしたものですが、カトリーナの犠牲となったミュージシャンたちが最近よく取り上げています。
 
 
 

Neil Young “Ordinary People” 18.13
Neil Young CD Chrome Dreams II/Reprise WPCR12790 所収
ダウンロードはアルバム販売のみになります(※単曲販売はなし)

  最後に、ニール・ヤングのニュー・アルバムからすごい大作ですが、普段はさほどニールのファンではないぼくが絶賛するのですから、是非聴いていただきたいです。
 
 
 
 
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