The New Bossa Nova

前作『Duos�U』が2003年の『Brazilian Duos』以来2度目のグラミー賞にノミネートされたN.Y.で活躍中のブラジリアン女性シンガー、Luciana Souza（ルシアーナ・ソウザ）。

ボサノヴァ･マエストロ、Walter Santos（ヴァルテル・サントス）の愛娘としても知られる彼女のVerve移籍第1弾となる通算7作目。Joni Mitchell「Down To You」、Leonard Cohen「Here It Is」、Sting「When We Dance」、Elliott Smith「Satellite」、Steely Dan「Were You Blind That Day」、Randy Newman「Living Without You」、Michael McDonald「I Can Let Go Now」、Antonio Carlo Jobim「Waters of March」といったSSW、AOR、ポップス、MPSの名曲カヴァーを中心に構成された、「新鮮なボッサ解釈」とも銘打たれたジャズ・ボッサ・アルバムに仕上がっています。

オリジナルとなる「Love Is for Strangers」では、Steely DanのWalter Beckerが作曲に、さらに「Never Die Young」ではペンを執ったJames Taylor本人がゲスト参加。ルシアーナの淀みのない澄んだ歌声とJTのソウルフルな節回しで、これ以上なく素晴らしいデュエットを聴かせてくれています。