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ヱビス<ザ・ブラック・スタイル> 第5回

Thursday, August 23rd 2007

ヱビス<ザ・ブラック・スタイル>
 
 
 
 
 
   
ヱビス<ザ・ブラック・スタイル> 第5回「ジャズ最新事情」…ジャンルの壁を越えて成長し続けるジャズ。取り上げられた掲載アイテム、またはアーティストを「ミュージックマスター」を自負するHMVならではのひと味違う切り口でご紹介いたします。

過去4回のシリーズでは主に50〜60年代のジャズに目を向けてきましたが、最終回となる今回は「ジャズの現在」を見ていきましょう。振り返ってみれば、70年前後のMiles Davisのエレクトリックバンド化⇒クロスオーヴァー/フュージョン・ブーム。一方でポスト・フリージャズ、NYロフトジャズ⇒80年代、名うてのスタジオミュージシャンによるメロウなブラコン風フュージョン、Wynton Marsalis以降の「新伝承派」なる4ビートへの揺れ戻し...などなど、ジャズシーンは年々混迷の度合いを強めていきました。

しかし90年前後から、いわゆる「正当派ジャズ」の地平から離れたところに重要なムーヴメントが生まれました。ひとつは主に英国のDJカルチャーの中から派生した「アシッド・ジャズ」や「クラブ系ジャズ」などと呼ばれる「踊れるジャズ」。もうひとつは、90年代半ば頃に米国で発生した「ジャム・バンド」のスタイル。いずれも「サウンドをダイレクトに感じる快楽」や「ジャズが本来持つ肉体性」に回帰したジャズリスニングの提示という側面があったと思います。

さて今後のジャズのゆくえは如何に?ただひとつ言えるとすれば、20世紀の大発明であったジャズ的な音楽要素・音に向かうアティテュードは、いつの時代の音楽にも自然と溶け込んでいけるのではないでしょうか。そんな気がしてなりません。

 

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Koop
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Tisziji Muñoz
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