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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - August 19th, 2007 -

Tuesday, August 21st 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  August 19th, 2007
 
 

Patti Smith “Soul Kitchen” 3.45
CD Twelve/Sony SICP1418 所収
ダウンロードもアルバム単位での販売となります。

  今回の番組は全て他人の曲を歌ったり、演奏したりしたものです。まず、前回も紹介したパティ・スミスのカヴァー・アルバムから、ザ・ドアーズがデビュー・アルバムで歌っていた名曲。
 
 
 

Don Byron “What Does It Take (To Win Your Love)” 3.49
CD Do The Boomerang - the Music of Junior Walker/Blue Note 0946 3 41094 2 0 所収

  これも2度目の紹介です。ジャズ界でユニークな地位を築いてきたクラリネット奏者ドン・バイロンが、やや意外なことにモータウンで最もファンキーなレコードを作っていたサックス奏者ジュニア・ウォーカーの曲ばかりを特集したアルバムを作りました。聴けば聴くほどよくなります、これ….
 
 
 


Joe Simon “Let’s Spend The Night Together “ 5.41
CD Mood, Heart & Soul/Today/Ace CDSEWD971 所収

  今月号のMojo誌についているおまけのCDはローリング・ストーンズがカヴァーした曲のオリジナル、あるいは逆にストーンズのオリジナルのちょっと意外なカヴァーで構成されていますが、その中で初めて聴いたこの面白い解釈がありました。1976年の録音です。
 
 
 

James Brown “For Once In My Life” 4.40
CD アルバム Jazz/Verve UCCV3034 所収

  JBがジャズの影響を受けていることは、彼のレコードを聴けば分かりますが、色々なアルバムからジャズ寄りの曲を集めたこの面白いコンピレーションが出ました。 スティーヴィー・ワンダーのヴァージョンが有名なこの曲を作曲したロン・ミラーは先日亡くなりました。
 
 
 


Etta James “Lover Man (Oh Where Can He Be?)” 3.53
CD Jazz/Verve UCCV3035 所収

  先ほどのJBと同時に、エタ・ジェイムズの同じ企画のものも出ました。JBと同様に彼女もタフな歌い方をする人なので、普通のジャズ・ヴォーカルとは一味違う面白い差があります。
 
 
 

Luciana Souza “Were You Blind That Day” 4.56
CD The New Bossa Nova/Verve UCCV1098 所収

  スティーリー・ダンの「ガウチョ」に収録された曲「サード・ワールド・マン」の歌詞をベッカーとフェイゲンの本人たちが書き換えたこの曲を歌うのはアメリカに住むブラジル人女性。かなりジャズ寄りのボサノヴァのレコードですが、選曲も編曲もとても面白い。
 
 
 

Etta James “Do Nothin’ Till You Hear From Me” 4.17
CD We All Love Ella/Verve UCCV1097 所収

  これもエタ・ジェイムズですが、エラ・フィツジェラルドに対する色々なアーティストのトリビュート・アルバムからの曲です。
 
 
 

Amy Winehouse “Moody’s Mood For Love” 2.47
CD Frank/Island 9812918 所収

 見事な2作目「バック・トゥ・ブラック」が9月にめでたく国内で発売されることになったエイミー・ワインハウスのデビュー・アルバムから、即興のサックス・ソロに歌詞をつけた50年代の名曲。エイミーはローリング・ストーンズのドイツ公演で前座を勤めることになっていましたが、急きょ「極度の疲労」を理由にキャンセルしました。
 
 
 

Ben Harper “Beautiful Boy” 3.46
Make Some Noise - The Campaign To Save Darfur/Warner Bros WPCR12624/5 所収

  ダルフールで今も続いている民族虐殺を何とか食い止めようと活動しているアムネスティ・インターナショナルの企画による2枚組のCDから。全曲ジョン・レノンの作品を様々な歌手が取り上げています。
 
 
 

Dee Dee Bridgewater “Afro Blue” 5.09
Red Earth/Emarcy UCCM1109 所収

  マリで録音した素晴らしいアルバムの冒頭を飾る曲です。8月24−26日、ブルーノート東京に出演する彼女のライヴは要注目!
 
 
 

Jimmy Scott “On Broadway” 3.29
The Leiber & Stoller Story - Volume 3: Shake ‘Em Up & Let ‘Em Roll/Ace CDCHD1156 所収
ダウンロードはThe Sourceに収録

  いま82歳のジミー・スコットは15年ほど前から久々に注目され、話題になりましたが、高齢にもめげず活動を続けています。彼も月末ブルーノートに出ます。
 
 
 

Charles Mingus Sextet with Eric Dolphy “Jitterbug Waltz” 9.57
Cornell 1964/Blue Note TOCJ66385-6 所収

  40年以上のブランクを経て発見されたテープには、歴史的にも重要なチャールズ・ミンガスのコンサートが収録されていました。この後出かけたヨーロッパ・ツアーが終わった後に亡くなったエリック・ドルフィーのフルートをフィーチャーしたファッツ・ウォラーの曲の斬新な解釈で今回の番組を締めくくります。
 
 
 
 
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