TOP > Music CD・DVD > News > Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - August 12th, 2007 -

Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - August 12th, 2007 -

Tuesday, August 14th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  August 12th, 2007
 
 

Lionel Loueke “Prelude to Abominwé/Abominwé” 0.52+4.05 = 4.57
CD Virgin Forest/Ward TKCW32137 所収

  先日素晴らしいライヴを展開した西アフリカのベナン出身、アメリカ在住のジャズ・ギタリスト。彼のことを絶賛しているハービー・ハンコックもゲスト参加しているアルバムから紹介しました。
 
 
 

African Virtuoses “Wouloukoro” 4.29
CD The Classic Guinean Guitar Group/Rice SAR727 所収

  こちらも西アフリカのギター音楽ですが、タイプも時代も違います。ギニアで70年代から80年代にかけてアフリカでは新たなギター奏法を開発したパパ・ジャバテとその兄弟による演奏です。夏に最適のクールでゆったりしたきれいなメロディと流麗なアクースティック・ギター。
 
 
 


Patti Smith “The Boy In The Bubble” 4.29
CD Twelve/Sony SICP1418 所収

  昔から作ろうと思っていたらしいカヴァーのアルバムから、パティ・スミスのイメージから言うと意外な選曲ですが、出た当時に故・夫が買ってきた「グレイスランド」で彼女が唯一気に入っていた曲だそうです。アルバムの選曲を考えているときにたまたま行きつけの喫茶店で流れていたので決めたとのことです。
 
 
 

Holger Czukay “Persian Love” 6.22
CD アルバム Movies/P-Vine PCD22287 所収

  何とも形容のしようがない傑作アルバムがありますね。これもその一つです。1979年の作品、サンプリングやディジタル録音がまだ存在しない時代でしたが、ホルガーが得意とする編集は文字通り「カット&ペースト」方式で、部屋中がテープだらけになるような、想像を絶する光景を想像させます。テクニカルなことも面白いですが、とにかく音は最高です。
 
 
 


Steely Dan “Razor Boy” 3.09
CD Countdown To Ecstasy/MCA UICY6433 所収

  18日から六本木のミッドタウンの中で新しく開店するナイトクラブ「ビルボード・ライヴ」のこけら落としを務めるスティーリー・ダン。デビュー当時からクラブ・ギグというものをやったことがあるのでしょうか。そんなぜいたくな体験をするためには\23,000を払わなければなりませんが…
 
 
 

Luciana Souza “Were You Blind That Day” 4.56
CD The New Bossa Nova/Verve UCCV1098 所収

  スティーリー・ダンの「ガウチョ」に収録された曲「サード・ワールド・マン」の歌詞をベッカーとフェイゲンの本人たちが書き換えたこの曲を歌うのはアメリカに住むブラジル人女性。かなりジャズ寄りのボサノヴァのレコードですが、選曲も編曲もとても面白い。
 
 
 

Charlie Haden/Egberto Gismonti “Loro” 7.15
CD In Montreal/ECM UCCE1014 所収

  16年ぶりの来日公演を20、21日に行うブラジル人ギタリスト/ピアニスト、エグベルト・ジスモンチ。先日70歳の誕生日を迎えたベーシストのチャーリー・ヘイデンと2人だけでモントリオール・ジャズ・フェスティヴァルに出演した1989年のライヴから
 
 
 

Egberto Gismonti “Alegrinho” 3.43
CD Dança dos Escravos/ECM UCCE3036 所収

 ジスモンチのソロ録音、今度はギターです。
 
 
 

Penguin Café Orchestra “Southern Jukebox Music” 5.05
Penguin Café Orchestra best/333discs RZCM45620 所収
ダウンロードは Signs Of Life に収録

HAAS “Southern Jukebox Music” 4.37
Penguin Café Orchestra tribute/333discs RZCM45621 所収

  ペンギン・カフェ・オーケストラはリーダーのサイモン・ジェフスが10年前に亡くなってから話題に上ることは滅多にありませんが、80年代に彼らが流行らせたサウンドは今聴いても新鮮です。坂本龍一のレコード会社で企画したのはベストと、それと全く同じ選曲の日本人ミュージシャンによるトリビュート盤の同時発売でした。ベストの方は因みに私の解説がついています…
 
 
 
 
 ⇒他の放送日のPlaylistを見る