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ヱビス<ザ・ブラック・スタイル>第4回

Monday, July 23rd 2007

ヱビス<ザ・ブラック・スタイル>
第4回「ジャズとアートワーク」…ジャケ買いの楽しみ>

ビル・エヴァンス&ジム・ホール
『Undercurrent』



覚から攻めるジャズとでも命名したい、音とアートの「因果」をめぐる冒険。眺めていれば伝わるそのフィーリング。覗けば覗くほどに滑り込んでくる音の向こう側。貴方の「ジャズ・ライフ」を100倍楽しくする方法。その一手がここにあるはずです。

さてこちらでは、そのアルバム表題(=「底流」の意)とサウンドとが見事にマッチしたビル・エヴァンス&ジム・ホール『Undercurrent』をご紹介いたします。


『アンダーカレント(=底流)』というタイトル。ドレスを着た女性が水面をたゆたい、それを水底からとらえた画面構成。女性の表情は水面より上にあるため全く見えません。この構図が危険や不気味さに近接するかのような美しさを湛えています。優雅に底流に身を任せてうっすらと泳いでいるのか、ただその流れに身を任せつつ死へと導かれるようなシチュエーションなのか?それは「神のみぞ知る」ともいうべき神秘的・宗教的な領域の、優れた芸術性・文学性に通じているのかもしれません。


そのジャケット・イメージを具現化するかのような独自の空間を持ったサウンドについて。本作のクレジットを並べると1962年録音、録音メンバーはBill Evans(p)、Jim Hall(g)、Scott LaFaro(b)。クールな知性派で知られるBill EvansとJim Hallが「インタープレイ」を実践したアルバムということになります。一対一のプレイの応酬によりサウンドを編み上げていくこと。現在では比較的理解し易い、そうした音楽法は、当時画期的なものとされたようです。ともすれば、例えばピアノが主役だったとして、それ以外は主役を支えるバック演奏という風に解されることの多かった時代ですから。


ただ一対一の競演というイメージは、後のロックのギターバトルのようなものを想像してしまうかもしれません。しかしそこはやはりジャズマナー。良い緊張感と寛いだムードが同居するような空間性に富んだサウンドが構築され、まさに「ジャズ」の空気を感じさせてくれるのです。ちなみに本作の続編的作品には『Intermodulation』があり、そちらでも二人は競演しています。


さて、以降は『Undercurrent』の世界から、よりジャケットの話へと進めていきましょう。『Undercurrent』にあるようなアートワークの芸術性と、水流のようなイメージから連想されるジャズのジャケットを並べてみたい!ということで、テーマをアート〜絵画系水辺系の2つに分けて、それぞれに個性的といえるジャケット・デザインを持った作品を挙げてみました。


●アート〜絵画系ジャケット・コレクション


ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホールや、アクション・ペインティングで知られるジャクソン・ポロックなど。はたまた印象派系統だったり、イラストタッチだったりする無名の画家の手によるものまで。独断と偏見でアート〜絵画系とくくれそうなジャケットを下に取り上げてみました。


@Bill Evans 『Waltz For Debby』
AKenny Burrell 『Blue Lights: Vol.1 & Vol.2』
BBill Evans 『Moon Beams』
CModern Jazz Quartet 『No Sun In Venice』
DArt Farmer 『Art』
EAlbert Ayler 『Spiritual Unity』
FOrnette Coleman 『Free Jazz』
GStan Getz 『West Coast Jazz』
HBud Shank 『Bud Shank Quartet』




●海、河川、池、湖沼...水辺系ジャケット・コレクション


なかなかに多いものです、「お水系」。ジャズ・フェスティヴァルで有名な、スイスはモントルーのお城の画ジャケには湖畔がつきものですし、70年代後半〜80年代以降のクロスオーヴァー〜フュージョン以降にもかなりあります(ナベサダさんの『カリフォルニア・シャワー』、Joe Sample『Carmel』など...)。ということで、下では主にアルバム『Return To Forever』以前になるモダン・ジャズやジャズ・ヴォーカルのアルバムを取り上げてみました。


@Herbie Hancock 『Maiden Voyage』
AChick Corea 『Return To Forever』
BErroll Garner 『Concert By The Sea ...』
CSteve Lacy 『Reflections - Plays Thelonious』
DPhineas Newborn Jr 『Here Is Phineas』
EMiles Davis 『Miles - New Miles Davis 5tet』
FChet Baker 『Chet Baker & Crew』
GPinky Winters 『Lonly One』
HChris Connor 『Chris Craft』

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Undercurrent

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Undercurrent

Bill Evans /Jim Hall

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Release Date:15/July/2002

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