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HMVインタビュー:Louie Vega

Wednesday, November 15th 2006

☆『Mix The Vibe: For The Love Of King Street』発売記念インタビュー!



今年で13周年を迎えた<King Street Sounds>の誇る人気シリーズ『Mix The Vibe』に、NYハウス・シーン最強のプロデューサー・チームMasters At Workの一人Louie Vegaが登場!

Nuyorican Soulや自身のソロアルバム『Elements Of Life』で世界中のクラブシーンを席巻し、グラミー賞において栄えあるBest Remixer賞を受賞したLouieによる、本シリーズ初のライブレコーディング!

レコーディングに際し、Louieの相棒Kenny DopeやマイクパフォーマンスでBarbara Tucker、冒頭MCはMr.Vとゲスト参加もあり。90年代、Sound Factory Barでのヘビープレイ・トラックや、自身が手掛けた名曲も随所に収録された本作、NYの生きたヴァイブがビシビシ伝わってきます!

そんな本作リリースのタイミングでインタビューをさせて頂きました!




 


Interview with Louie Vega


今回のリリースに際し、あなたの東京のホーム・グラウンドとも言えるYellowでのパーティーはいかがでしたか?

Louie Vega:Yellowでのパーティーは最高だった!いつもアットホームな気持ちにさせてくれる。お客さんは昔も今もかわらず最高にノリがいい!もう長年YellowでDJをしているけど、いつでも自分の家に居るような心地よさがあるね。


Louie Vega 登場を待ち侘びていたファンは日本にも多いのですが、クラブ・シーンの重鎮達が手掛けてきた『Mix The Vibe』シリーズに参加した率直な感想をお聞かせく ださい。

Louie Vega:(King Streetの)ヒサさんから話が来た瞬間にいいアイディアだと思った。King Streetと一緒に歩んだ歴史も長いし、King Street音源には精通しているので!


タイトルにも"For The Love Of King Street"とありますが、あえてお聞き致します。あなたにとってKing Streetとは?

Louie Vega:タイトル通り、このプロジェクトをしたのはKing Streetを愛しているからだ。ハウスミュージックに長年貢献したことへの最大限のリスペクトを贈る!




Louie Vega 『Mix The Vibe: For The Love Of King Street』

Disc 1 
01.Intro (Mr.V Introduction)
02.So Let The Wind Come (Remix) / Kerri Chandler
03.Bar A Thym / Kerri Chandler
04.Most Precious Love (Df'S Future 3000 Mix) / Blaze Presents Udaufl Feat. Barbara ucker
05.I Can'T Believe I Loved Her (Calypso Mix) / Peven Everett
06.Beat That Bitch (Mr.V Vibal Dub) / Johnny Dangerous
07.Underground Is My Home (Main Mix) / Dennis Ferrer Feat. Tyrone Ellis
08.Coro (The Coloniak Mentality) / Kerri Chandler
09.Flight (Nulife Vocal Mix) / Studio Apartment Feat. Monique Bingham
10.What It Feels Like (Quentin Harris Club Mix) / Joi Cardwell
11.Misery (Spen'S Muthafunkin Remix) / Kimara Lovelace
12.Casio's Theme / Groove Box
13.Stretch My Arm (Mr. V Sole Channel Mix) / Mayu
14.Give It Up (Ricanstruction Vocal Mix) / Rain / A Lil' Louis Painting
15.Stormy Black (Do Be Do Mix) / K.O.F. / A Lil' Louis Painting

Disc 2
01.City Streets (Kerri's Club Mix) / Basil
02.Closer (King Street Moody Club) / Mood Ii Swing Feat. Carol Sylvan
03.Souffles H (King Street Club Mix) / Mondo Gosso
04.Show Me (Def Club Mix) / Urban Soul
05.The Way I Feel (4 Daye Club) / Tears Of Velva
06.It'S The Music (King Street Club Mix) / Bassmental Feat. Charles Mcdougald
07.Brighter Days (Original Mix) / Big Moses Feat. Kenny Bobien
08.How Do I Let Go / Dennis Ferrer Feat. K.T. Brooks
09.Find A Way (Danny Krivit Edit) / Diviniti
10.Here With My Best Friend (Dance Ritual Mix) / Stephanie Cooke
11.Destination / Dennis Ferrer
12.Hold On (Louie'S Maw Club) / 95 North Feat. Sabrynaah Pope
13.We Are Lonely (Quentin Harris Fresh Fruit Dub) / Studio Apartment Feat. Terrance Downs
14.Show Me (Def Club Mix) / Urban Soul





Kenny Dope、Barbara Tucker、Mr.Vなど、盟友ともいえるゲスト陣とのライヴ・レコーディングについては、いかがでしたか?何か印象深いエピソードなどを教えてください。

Louie Vega:レコーディングはとても楽しくできた。オープンマイクを用意してあったので、いつでもBarbara TuckerやMr. Vがインプロヴィゼーションで参加し、それを直接録音できた。Kenny Dopeもサウンド・エフェクトをずっと担当してくれて、私がディレイやエコーが必要な時はPioneerのEFX1000というエフェクターでその場で作業をしてくれた。イビザのカフェ・マンボでレコーディングするのはほかのところでそれをするのとは 全然違っていた。我々は実際に陽が落ちる様子を目の前にしながらレコーディングができたんだから!この景色は信じられないほど美しかったよ!!


冒頭のMCでは国名やアーティスト名を列挙していますが、それにはどんな意味が?

Louie Vega:これはMr.VがKing Streetをサポートしてくれた多くの国や地域に対して感謝を捧げているんだ。もちろん他にもいっぱい感謝を捧げたかった国はあるんだけ ど全部を上げるのには多すぎてできなかった。世界各国でKing Streetのレコードを手にしている人がいて、彼等に対してその国名を読み上げるのは感謝の形として良いと思ったんだ。


クリエイティヴなロング・ミックスとドラマチックな場面展開で150分のプレイを聴く事が出来ますが、時間的制約やレコーディングなど、いつもと違う点というものはありますか?

Louie Vega:ミックスCDの中に音楽的な魂やヴァイブスを閉じ込められ得る時間は本当に短いんだ。私はクラブの空気感を創ることにできる限りの努力をミックスやセレクションにつぎ込んだ。だからこそミックスをライブでやったんだ。クラブでの良い夜のフィーリングを伝えるためにね。


本作には、ご自身の手掛けた曲やパーティー"ROOTS"でのheavy playがいくつも収録されていますが、特に思い入れのある曲やそれにまつわるエピソードなどを教えて ください。

Louie Vega:あの中の多くのトラックは90年代のアンダーグラウンド・ネットワークでの夜をノスタルジックに思い出せたり、私にとって特別な意味を持っていたりする。 特に「The Way I Feel」、「Souffle」、 「Show Me」からは古き良き時代を思い出させられるよ。ちなみにBarbara Tuckerは、ドン・ウェルチとともにアンダーグラウンド・ネットワークのパーティー・プロモーターだったんだ。だから、Barbaraにとってイビザでのレコーディングではとても懐かしい気分になって楽しんでいたよ!


この13年間、<King Street>は幾多の素晴らしいトラックをリリースしてきましたが、さらに長いキャリアをお持ちのあなたにとって、この13年間はどのような時間でしたか?

Louie Vega:King Streetは90年代の先駆者的なレーベルの最後の砦で、 13年経った今でも絶対に外せないレコードをリリースしている。この大変な仕事を 継続しているヒサさんとそのスタッフを大きな敬意を表したい。


あなたの音楽はクラブ・シーンに留まらず広く支持されていますが、ご自身のルーツとなった音楽/または恒久的に愛聴している音楽を、少しだけ日本のファンへ紹介していただけますか?

Louie Vega:私のルーツはディスコ、ラテン、フュージョン、R&B、ソウル、ジャズ、 アフロキューバン、ワールドミュージック、そしてヒップホップだ。 私は生まれも育ちもニューヨークのブロンクスだった。

私の叔父Hector LaVoeやWillie Colonをはじめとして、<Fania>レーベルによってサルサ・ミュージックに若い頃から自然と馴染んでいたし、Afrika Bambaataaや私の兄貴分Jazzy Jay、Red Alertなどヒップホップはその誕生したときから身近だったし、アフリカイスラム音楽、ディスコが最もはやっていた時期にも姉がLoft、GalleryやParadise Garageの常連で家 に音を持ち帰っていたし、クラブの聖地ニューヨークで育ってしまうと全部に興味をもって しまうよ!

影響を受けたアルバムをいくつかあげると、Stevie Wonder 『Songs In The Key Of Life』、Steely Dan 『Aja』、Quincy Jones 『The Dude』、Marvin Gaye 『What's Going On』、Donnie Hathaway 『The Ghetto』、George Benson 『Give Me The Night』、Willie Colon 『Juicio』、MFSB 『Love Is The Message』、Dr Buzzards Original Savannah Band 『Dr Buzzards Original Savannah Band』、Jill Scott 『Who Is Jill Scott』、D'Angelo…などなど、たくさんあるよ!




Louie Vegaが上記で挙げている作品 



左から 1.Stevie Wonder 『Songs In The Key Of Life』/2.Steely Dan 『Aja』/3.Quincy Jones 『Dude』/4.Marvin Gaye 『What's Going On』/5.Donny Hathaway 『Everything Is Everything』(「The Ghetto」収録)




左から 1.George Benson 『Give Me The Night』/2.Willie Colon 『Juicio』/3.Mfsb 『Best Of: Love Is The Message』/4.Dr Buzzards Original Savannah Band 『Dr Buzzards Original Savannah Band』/5.Jill Scott 『Who Is Jill Scott: Words And Sounds: Vol.1』





ご自身の<Vega Records>やMaters At Workなども含め、今後の展望を教えてください。

Louie Vega:<Vega Records>からはMr.Vの『Welcome Home』というフルアルバムが来年の1月に、そしてAnaneの『Selections』が新しい曲とリミックスも含めて来年の3月、さらには『Elements Of Life 2』も来年の夏に予定しているし、Luisito Quinteroの『Percussion Maddness Revisited』や、Sara Devineのフルアルバムも予定している。 みんなお待ちかねのMasters At Workからは「Loud (feat. Beto Cuevas)」とベスト盤、そしてNuyorican Soulの10周年を記念してリイシュー企画やサプライズも用意しているよ!


Yellowをはじめ、日本のファン達にメッセージを!

Louie Vega:すべての日本のファン、そして世界のファンたちへ。私たちの音楽を大事にしてくれたり、いつも応援してくれたりしてくれて本当に感謝しています。音楽を作っている時は世界中で踊っているあなたのことを常に思って作っています。なぜなら私たちが音楽を作る理由は、あなたがいるからです。平和を祈って。


ありがとうございました!



協力:File Record




☆盟友、Kenny Dopeの新作も同時リリース! 

Kenny Dope 『Black Roots』
グラミーにノミネートされること3回、DJ/プロデューサーとしても知られる、ハウス、そしてヒップホップ界の鬼才Kenny Dopeが手がける本人名義のフルレングスアルバム『Black Roots』をリリース。本作『Black Roots』は、自身の楽曲を独自のDJスタイルでミックス。そして前編インストゥルメンタルのハウス/ヒップホップ/レゲエ/ダブ/アフロビート/ブラジリアンサンバがクロスオーバーした、まさに『Black Roots』的作品。

国内盤仕様 
Disc 1:オリジナル楽曲を独自のDJスタイルでミックスした豪華盤!
Disc 2:オリジナル楽曲をフルで聴ける国内盤のみのボーナスDisc!
・ボーナストラック6曲収録!
・スペシャルパッケージ!



☆関連アーティスト・レーベル アイテムリンク 

Louie Vega 作品リスト 

Kenny Dope 作品リスト 

Masters At Work 作品リスト 

・<King Street> CD作品リスト

・<King Street> 12インチ作品リスト


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