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NAXOS 日本作曲家選輯 黛敏郎

Tuesday, January 25th 2005

日本作曲家選輯 第12弾!
世界に羽ばたいた"反逆児"の素顔

黛敏郎(1929-97)は、終戦直後からまばゆいばかりの才能を輝かせた、戦後日本のまさにスター的な存在でした。パリに留学するものの「もはや西洋に学ぶものなし」として早々に帰国し、その後は日本で初めてのミュージック・コンクレートを用いた作品や、戦後日本作曲界における金字塔「涅槃交響曲」などを発表し、常に聴衆の耳目を集めました。
 テレビ「題名のない音楽界」では名司会者役を長く務めるなど、その活動は作曲のみにとどまらず、社会問題に関しても積極的に発言し、国家主義的な論客としても知られましたが、芥川也寸志と同様、メディアでの活躍で知名度は高くとも、肝心の音楽は、一部の有名作を除いて十分には紹介されてきませんでした。初録音2曲を含む当盤で、我々はその素顔を知ることになるのです。
 有名な『曼荼羅交響曲』と『舞楽』のほか、師である伊福部昭に作曲者が楽譜を預けたままとなっていた秘曲『ルンバ・ラプソディ』と、『シンフォニック・ムード』を収録。後の2曲は世界初録音で、『ルンバ・ラプソディ』については、これが世界初演でもあるという、資料としても非常に大きな価値のある音源です。
 黛敏郎の作品は、ガムラン、東アジア、両界曼荼羅、ラテンに題材を得、一見国籍不明ながらも、音を聴けば確かに日本人ならではの美意識が一貫して感じとれるのが特徴。一切の先入観無しに、純粋に楽しめる音の饗宴が、ここにあります。武満よりも先に欧米で演奏された黛の芸術、その積極的な再評価は、むしろこれからのことなのかもしれません。
 「芥川也寸志」(8.555975J)での素晴らしく迫力ある演奏が大きな評判となった湯浅卓雄とニュージーランド響が、このアルバムでも積極的なアンサンブルと開放的でダイナミックな演奏を聴かせます。録音・編集には24bit&48kHz機材を使用。
 また、いつもの通り、片山杜秀氏執筆による読み応えのある詳細な日本語解説が付されますが、黛敏郎は片山氏にとって特別な存在でもあるため、原稿の充実ぶりはおそらくシリーズ随一となることでしょう。

黛敏郎(1929-1997)
・シンフォニック・ムード(1950)(世界初録音)
 Moderato - Allegro Moderato (9:27)
 Vivo (9:15)
・バレエ音楽「舞楽」(1962)
 Lento (14:09)
 Moderato - Un poco meno mosso - Allegretto - Lento (9:06)
・曼荼羅交響曲(1960)
 Tempo non équilibré(金剛界曼荼羅) (6:32)
 Extrêmement lent(胎蔵界曼荼羅) (11:04)
・ルンバ・ラプソディ(1948)(世界初録音) (8:00)

湯浅卓雄(指揮)ニュージーランド交響楽団

録音:2004年8月 ニュージーランド、ウェリントン、マイケル・フォーラー・センター


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"Symphonic Mood, Etc: New Zealand.so"

Mayuzumi, Toshiro (1929-1997)

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Release Date:12/March/2005

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