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Nihon Sakkyokuka Senshu: Numajiri/Tokyo

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8555071J
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD

Product Description

日本作曲家選輯〜管弦楽名曲集

世界へアピールできるクオリティを持ちながらその存在を本格的に誇示し得なかった日本の管弦楽曲が、まるで「逆・黒船」とでも言うべき使命感を持ちナクソスによって海外へと紹介されます。

民衆のエネルギー、宮廷の典雅さ、細密の美学、叙情と哀愁の織り成す感興などを、アイデアに満ちたオーケストレーションで昇華。シリーズ第1弾は、日本における民族主義をテーマに、あらためて20世紀音楽史の中における日本の存在を問いかける内容となっています。

・外山雄三(b.1931):管弦楽のためのラプソディ(1960)
・近衛秀麿(編)(1898-1973):越天楽(1931)
・伊福部昭(1914-2006):日本狂詩曲(1935)〜夜曲、祭
・芥川也寸志(1925-1989):交響管弦楽のための音楽(1950)
・小山清茂(b.1914):管弦楽のための木挽歌(1957)
・吉松隆(b.1953):朱鷺に寄せる哀歌Op.12(1980)

 川本嘉子(ヴィオラ)
 古川展生(チェロ)
 金崎美和子(ピアノ)
 東京都交響楽団
 沼尻竜典(指揮)

 録音:2000年7月東京芸術劇場

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Comprehensive Evaluation

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小山清茂さんの「管弦楽のための木挽歌」は...

投稿日:2018/04/27 (金)

小山清茂さんの「管弦楽のための木挽歌」は学生時代に属啓成氏の本で存在を知り、何度か聞いたことがあるのですが、あまりレコードやCDが発売されなかったので、聴く機会が少ない曲でした。(吹奏楽版は動画サイトでよく見ますが)。あらためて聴きなおしてみると、日本の情景がくっきりうかぶ素晴らしい曲であることを再確認しました。鋸を挽く音を描写した部分などは印象が強く、小山氏の創意や作曲技術に感心いたします。他の収録曲も有名な曲が多いのですが、外山さんの「ラプソディー」なども含め、特に打楽器の音質や迫力など、まず満足です。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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日本人なら一度は、いや何度も味わって聴い...

投稿日:2017/04/09 (日)

日本人なら一度は、いや何度も味わって聴いておきたい、まさに邦人作曲家作品の決定盤です!本盤を購入してから数年後のレビューとなってしまいますが、日本狂詩曲を視聴したときに味わったあの衝撃は、今でも克明に覚えています。すぐに購入して、ほかの作品にも食い入るように耳を傾けたものです笑。正直に言えば、かつては「日本の作曲家なんて・・・」、と妙に偏見を持っていたのですが、本盤を聴いて私の考え方は180度変わりました。西洋の真似事なんかではない、真に内から湧き出た日本の熱き心、というと大仰ですが、とにかく理屈抜きに感動しました。その後、邦人による多くの作品を聴いてきましたが、振り返ってみると、本盤は選曲も構成も見事なものです。他のレビュアーの皆さんの仰るように、曲によっては燃焼度が低く感じられるものも確かにありますが、全体的には申し分ないものです。非西洋の作曲家には抵抗がある、という人にこそ、本盤を聴いてみてほしいです。きっと、日本人であればなおさら、何か感じるものがあるかと思います。

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

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伊福部昭の音楽には、やはりテンションの高...

投稿日:2011/04/03 (日)

伊福部昭の音楽には、やはりテンションの高さが必要なように思いました。 インテンポで正確に演奏しても面白くない。 芥川也寸志に関しては、よく書かれた作品であるため落ち着いた演奏であっても楽しめた。こういったオシャレな音を日本人が作曲していたことにちょっと感動しました。

うさ二郎 さん | 愛知県 | 不明

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