【映像】R・アバド&パルマ・レッジョ劇場/ヴェルディ:『マクベス』仏語版
2026年03月10日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical
パルマ・レッジョ劇場より、
フランス語歌唱によるもうひとつの『マクベス』世界初映像化!
本作はヴェルディ作曲のフランス語版『マクベス』(カンディダ・マンティカ校訂版、2020)の世界初映像化です。フランス語版『マクベス』は、1865年にパリのリリック劇場での上演のために主催者の意向で、作曲家による『マクベス』の改訂版(1864年パリ版:イタリア語歌唱)の台本を、シャルル・ルイ・エティエンヌ・ニュイテルとアレクサンドル・ボーモンによってフランス語に翻訳したもの。その結果、この翻訳版は作曲家が認知しない即席のローカル版とみなされたうえ、リリック劇場での初演も不評に終わり、お蔵入りとなりました。ところが近年、リコルディ社とシカゴ大学出版局が共同で進めているヴェルディ全集の校訂作業の一環として、音楽学者カンディダ・マンティカがヴェルディによるこの作品に関する一次資料(手稿譜、手紙など)を詳細に分析した結果、作曲家もこのフランス語版作成に深く関わっていたことを見出し、その意図を忠実に反映した校訂スコアを2020年リコルディ社から出版。さらに、それに基づいて同年9月パルマの第20回ヴェルディ・フェスティヴァルの開幕作品として演奏会形式で上演されるなど、作品価値の見直しの機運が高まっています。
題名役マクベスの神経質な優柔不断さと苦悩を表情豊かに歌うバリトン、エルネスト・ペッティ、その夫を破滅に導くマクベス夫人役の新星ソプラノ、リディア・フリードマンが翳りのある美声でその野心が狂気にいたる迫真の演技歌唱でそれに応え、バンクォー役の名歌手ミケーレ・ペルトゥージによる豊かで端正な歌唱と、マクダフ役ルチアーノ・ガンチによる伸びやかなテノールが主役のカップルと見事な対照を形作ります。
2025年5月に他界した舞台演出の巨匠ピエール・オーディによる陰影に富む舞台を背景に、イタリア・オペラを中心に幅広く活躍するロベルト・アバドのタクトから生まれる躍動感溢れる音楽とフランス語歌唱の柔らかな響きが絶妙にマッチする、もうひとつの『マクベス』をお楽しみください。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『マクベス』フランス語版 全曲
マクベス/エルネスト・ペッティ(バリトン)
マクベス夫人/リディア・フリードマン(ソプラノ)
バンクォー/ミケーレ・ペルトゥージ(バス・バリトン)
マクダフ/ルチアーノ・ガンチ(テノール)
マルコム/ダヴィド・アストルガ(テノール)
侍女/ナターリャ・ガヴリラン(メゾ・ソプラノ)
医師/ロッコ・カヴァルッツィ(バス)
従者、刺客、第一の亡霊/エウジェニオ・マリア・デジャコーミ(バス・バリトン)
第二の亡霊/アガタ・ペロージ(ソプラノ)
第三の亡霊/アリーチェ・ペッレグリーニ(メゾ・ソプラノ)
パルマ・レッジョ劇場合唱団(合唱指揮:マルティーノ・ファッジャーニ)
フィラルモニカ・アルトゥーロ・トスカニーニ
ヴィア・エミーリャ・ユース・オーケストラ
ロベルト・アバド(指揮)
演出:ピエール・オーディ
美術:ミケーレ・タボレッリ
照明:ジャン・カルマン&マルコ・フィリベック
衣装:ロビー・ダイフマン
振付:ピム・フーリングス
収録時期:2024年9月26日、10月6日
収録場所:イタリア、パルマ、レッジョ劇場(ライヴ)
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
収録時間:159分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語、フランス語(歌唱言語)、イタリア語、英語、ドイツ語



