ガイック&オルフェオ・バロック管/ラモー:『ゾロアストル』からの管弦楽組曲、『優雅なインドの国々』からの管弦楽組曲
2026年03月05日 (木) 17:45 - HMV&BOOKS online - Classical

華やかな色彩とリズムが織りなすラモー作品の真骨頂!
オーストリアの名古楽オーケストラによる異国趣味満載のオペラ・バレ組曲集
18世紀フランスを代表する作曲家ラモーの舞台作品は、21世紀になって世界中の歌劇場での上演機会が増え、華やかな舞台やダンス、斬新な演出で話題を呼ぶようになりました。ラモーのオペラやオペラ・バレは、主にレチタティーヴォとアリアの繰り返しから成る同時代のイタリアのオペラと異なり、レシ、プチ・エール(通奏低音を伴う歌)、独唱、二重唱、三重奏、四重奏、合唱、そしてオーケストラのためのシンフォニアや舞曲など、多様な要素が織り交ぜられています。特に舞曲が占める割合が全体の約1/4にもなるため、それを組み合わせるだけでフランス風の管弦楽組曲が出来上がります。現代のオーケストラがそれらを取り上げることも増えてきました。ラモーが生きた時代のフランスは、百科全書派が台頭する啓蒙主義の時代。世界中のあらゆるものを知ろうという人々の興味は異文化へと広がります。ここに組曲が収録された2つのオペラ『ゾロアストル』と『優雅なインドの国々』は、そのような東方への興味や想像や憧れを反映しています。
『ゾロアストル』(ドイツ名「ツァラトゥストラ」)は、ゾロアスター教の開祖を中心とする善と悪の対立を描いた音楽悲劇(トラジェディ・リリク)。その題材や音楽の斬新さゆえに1749年の初演時は聴衆に受け入れられず不評でしたが、恋愛要素を増やし、より親しみやすいストーリーと音楽に改訂した1756年の再演は大好評となりました。ここでは初演時の1749年版から採られた組曲が演奏されています。序曲から斬新な和声が刺激的で、様々な要素を持った短い舞曲が続けて登場する展開も聴き飽きることがありません。
『優雅なインドの国々』はプロローグと4幕から成るオペラ=バレで、想像上の東方の国々の人々が次々と登場するオムニバス形式の構成。ラモーの舞台作品の中でも、現代で上演される機会に恵まれています。この組曲は序曲と有名な『未開人たちの踊り』を含む7曲で構成。異国情緒あふれる音楽は聴き手の心を躍らせるものです。
オルフェオ・バロック管弦楽団は、ミヒ・ガイックによって結成されたオーストリアの歴史ある古楽器オーケストラ。30年以上に及ぶ活動の中で、テレマンの管弦楽作品を中心に、バッハからグルック、ハイドン、シューベルト、メンデルスゾーンに至るまでレパートリーの幅を広げ、世界的に高い評価を獲得しています。この録音では3-3-3-2-2という弦楽器セクションに、フルート、オーボエ、バスーン、ホルンの2管編成の管楽器セクション、そしてパーカッションとチェンバロという大きな編成で、ラモーが生み出す色彩感、作品が持つエキゾチックな雰囲気をすばらしい演奏で聴かせてくれます。ラモー作品の真骨頂を堪能できる名盤の誕生です!(輸入元情報)
【収録情報】
ラモー:
● 『ゾロアストル』からの管弦楽組曲(1749年版)
● 『優雅なインドの国々』からの管弦楽組曲(1736年版)
オルフェオ・バロック管弦楽団(古楽器使用)
ミヒ・ガイック(指揮)
録音時期:2022年11月12-14日
録音場所:オーストリア、ヴェルス、ミノリテン修道院
録音方式:ステレオ(デジタル)
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