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2026年02月19日 (木) 15:00
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「せっかくのコンサートなのに推しまでの距離が遠い!」
チケットで座席を確認したときに、そんな気持ちを抱いた経験はありませんか? ステージの見え方は会場の広さや座席位置によって大きく変わります。遠い席でも推しをより間近に感じるために双眼鏡を持っていくのがおすすめです。そこで今回は、コンサートで使う双眼鏡を選ぶポイントをまとめました。双眼鏡の使い方や便利なアイテムについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
※公演によっては双眼鏡の使用が禁止されている場合があります。公式サイトの案内を必ずご確認ください。
目次
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双眼鏡の性能を表す専門用語の意味を知っておくと、希望に沿った双眼鏡を選べるようになります。そこで双眼鏡を選ぶための事前知識として、よく使われている用語について解説します。
口径とは対物レンズ(見たい方向に向けている方のレンズ)の直径のことです。大きいほど光を集めやすいので明るく、細かい部分まで鮮明に見ることができます。ただし、口径が大きいとその分本体は大きく重くなりやすいため、扱いやすいサイズを選ぶ必要があります。
実視界とは双眼鏡を動かさずに見える範囲を角度で表したものです。実視界が広いほど視野も広くなり、見たいものが探しやすくなりますが、双眼鏡の倍率に応じて変動するので倍率が高いほど視野が狭くなってしまいます。
見かけ視界とは双眼鏡をのぞいたときに視野がどれくらい開けているかを表す角度のことです。見かけ視界が広いと、見える範囲も大きいのでステージ上の推しの動きも追いやすくなり、迫力が出るといわれています。
実視界と見かけ視界、2つの関係値はテレビをイメージすると理解しやすいんだ。
テレビ画面に映る「カメラが撮っている範囲」が実視界、「テレビそのものの画面サイズ」が見かけ視界のことを指すよ!
接眼レンズ(目に合わせる方のレンズ)の表面から少しずつ瞳の位置を離していくと、視野全体を見渡すことができなくなるポイントがあります。そのポイントから接眼レンズまでの距離のことをアイレリーフと呼びます。アイレリーフが短いものは、目をレンズにかなり近づけないと見えないので、メガネをかけている人には不向きです。そのため、メガネを使用している人は特にアイレリーフを確認しましょう。アイレリーフが15mm以上あればメガネを使用していても使いやすいといわれています。また、メガネをかけていなくても、目を離した状態で使用できるため、つけまつげやアイメイクをしているときにも便利です。

双眼鏡は使う場所や状況によって向いているものが異なります。双眼鏡を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをまとめたのでぜひ参考にしてください。

双眼鏡を選ぶ上では倍率が一番大事なポイントといっても過言ではありません。そのため、適度な倍率を知っておきたいところ。設定した倍率でどのように見えるかをイメージする場合、対象物までの距離÷倍率で計算するとおおよそどのくらい近く見えるかを把握することができます。例えば、ステージまでの距離が150mで倍率8倍の双眼鏡を使用すると、150m÷8倍となり、18.75mの距離で見ているような見え方になるという計算です。
ただし、倍率は高ければ高いほど手ぶれがひどくなったり、視野が狭くなったり、暗くなったりするので、その点も考慮する必要があります。アリーナ席などステージに比較的近い席なら6倍程度、スタンド席は場所に応じて1階なら8倍程度、2階以上などステージから遠い席では10倍以上を選ぶのがおすすめです。
コンサート会場は薄暗いことが多いので、くっきり見るためにも明るさをチェックしておきましょう。双眼鏡の明るさは「ひとみ径」の2乗で求められます。ひとみ径とは、口径を倍率で割った数値です。例えば、口径30mm、倍率が10倍だとすると、ひとみ径は3、明るさは9になります。コンサート会場であれば、9以上の明るさが望ましいです。ただし、レンズの素材によって、同じ明るさでも見え方が少し異なる場合があります。可能であれば店舗で実際に試して明るさを確認しましょう。
実視界と見かけ視界は角度で示されます。倍率によって変動しますが、8倍の双眼鏡なら実視界7.5度以上を選ぶと、全体が見えやすく推しの動きを追いやすいといわれています。推しを見るだけでなく、全体の臨場感や迫力も大切にしたい場合は見かけ視界60度以上を選ぶとよいでしょう。

防振機能とは、自動で手ぶれ補正をしてくれる機能です。特に倍率が高い双眼鏡や、長時間使用しているときなどはどうしても手ぶれが発生してしまいがちです。防振機能付きにしておけば、こういった状況でも安定して使用できます。ただし、防振機能付きは高機能モデルとなるため、相場よりも値段が高く設定されています。予算とも相談しつつ、自分で購入できるものを探しましょう。
コンサートが屋外や半屋外の会場になるケースもあります。防水機能が付いていると雨が降り出しても双眼鏡をそのまま使用できます。また、屋内コンサートであっても水鉄砲を使ったり水しぶきが上がったりする演出があるので、防水機能が付いていると何かと便利です。なお、防水性能は「IPX○○」のように、IPXのあとの数字で示されます。雨が降っても使えるものはIPX4以上になります。
コンサートは公演時間が約2〜3時間に及ぶことが多いので、できるだけ軽量の双眼鏡にした方が負担が軽くなります。目安としては300g程度ですが、人によって持ちやすい重さは変わるので、実際に手に持ってみて長時間使えそうか判断するとよいでしょう。また、コンサートではうちわやペンライトを使うこともあります。片手で持てるようなサイズの双眼鏡にすれば、グッズを持ちながら推しの様子もしっかり追えるでしょう。
双眼鏡は、利用シーンに応じて向いているモデルが異なります。シーン別におすすめのモデルをご紹介するので、ご希望に沿った双眼鏡を探す際の参考にしてください。
東京ドームや京セラドームといったドーム会場でのコンサートは、場所が広いので遠くからでも見やすいモデルが向いています。特に、最後方の席だと倍率は10倍以上、口径も30〜40mmと大きいモデルを選ぶのがよいでしょう。また、倍率が大きい分手振れしやすいため、防振機能付きを選ぶのがおすすめです。ドームの座席が分かる前に余裕をもって購入しておきたい場合は、倍率を調整できるズーム式の双眼鏡を選ぶのも1つの手です。座席に応じて倍率が変えられるため、さまざまな規模のコンサートに活用できます。東京ドームをはじめとする5大ドームの特徴や各座席からの見え方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
推しがコンサートだけでなく舞台にも出演する場合、できるだけ同じ双眼鏡を使いたいと思うかもしれません。舞台での使用も見越して購入するなら、倍率とともに明るさも確保できるモデルがおすすめです。特に舞台は演出で暗くなることがあるので倍率が高くても明るさの数値が低ければ見えにくくなってしまいます。また、倍率や明るさのほかに、レンズコーティングもチェックしてみるとよいでしょう。コーティングされていると光を透過しやすくなるため、より明るく見えます。
コンサートや舞台だけでなく、外出先などでも頻繁に双眼鏡を使う予定のある人は、軽量で持ち運びしやすいモデルがおすすめです。旅行やバードウォッチングなどで使用できる小型軽量モデルは、長時間使用していても疲れにくいので、子どもの使用にも向いています。また、倍率が6〜10倍のモデルであれば、コンサートで推しの顔をしっかり見つつ、バードウォッチングやトレッキングなど多用途で使いやすいでしょう。
コンサートが始まるまでに双眼鏡の設定を終わらせておかないと、レンズを覗いても推しの顔が見えにくくなる可能性があります。手順自体は難しくないので、余裕をもって準備しておきましょう。
見口(みくち)とは接眼レンズにある目を当てる部分です。裸眼やコンタクトレンズで見る場合は、見口を引き出しましょう。メガネを着用したまま使う場合は、見口はそのままの方がよいとされています。メガネをかけている人は、見口が高いまま双眼鏡を使用するとレンズをのぞいた際に視界が陰ってしまうので見口を低くする必要があります。
双眼鏡は左右のレンズの位置を調節できます。目の幅は人によって異なるので、結合部を山折りにゆっくりと折るようにして自分の目の位置に合わせましょう。レンズをのぞいた際、両目で見える円が重なるように調整します。円が2つにずれて見えていると目の疲れの原因にもなり、不快感が強まります。
目の幅にレンズを合わせたらピントを合わせます。手順は以下の通りです。
(1)指標になる場所を決める(看板の文字など)
(2)右目を閉じ、左目のみで決めた一点を見ながら、
ピントリングではっきり見えるようになるまで調整する
(3)左目のピントが合ったら、次は左目を閉じて右目のみで一点を見ながら、
視度調整リングではっきり見えるようになるまで調整する
この手順で設定すると両目のピントのずれは解消されます。以降視度調整リングは触らず、見たい位置に向けてピントリングで調整するだけです。ピントリングの位置はモデルによって異なるため、事前に説明書で確認しておきましょう。
まず、周囲の人の視界を遮らない範囲で双眼鏡を使用することが重要です。できるだけ近くで見たいからと体を前傾姿勢にすると、周囲の人がステージを見られなくなる可能性があります。特に、コンサートによっては立っても良いときとダメなときがあるので、注意事項をよく聞いて、そのコンサートでのルールを確認しておきましょう。せっかくのライブなので、すべての時間で双眼鏡を使うのではなく、使わない時間を設けると腕も疲れにくくなるのでおすすめです。
双眼鏡をコンサートへ持って行く際、双眼鏡用のストラップがあると便利です。双眼鏡を使わないときは首からかけておくだけなので、推しを間近で見たいときにすぐセットすることができます。また、双眼鏡ケースがあると持ち運びのときに傷が付きにくくなり、長持ちするでしょう。
双眼鏡は子どもでも使えます。大人用のサイズだと子どもは使いづらさを感じてしまうので、子ども用の双眼鏡を買うのがおすすめです。また、ネックストラップを買っておくと、子どもの手が疲れたときに首から下げておけます。なお、たとえ子ども用でも、使い方を理解できない年齢の子どもに双眼鏡を持たせるのは控えましょう。子どもの安全のためにも、太陽を直接見ない、マナーは守るなどルールを理解できるようになってから渡しましょう。
レンズを傷付ける可能性があるため、タオルでレンズを拭くのは避けた方がよいでしょう。レンズが汚れたら、まずはブロワーや柔らかい小型の刷毛などで表面のほこりを吹き飛ばします。その後、メガネ拭きで使う柔らかいマイクロファイバーの布で拭いてきれいにしましょう。なお、多少ほこりが付いた程度では見え方に大きな影響は及ぼしません。その場にクリーニングクロスがない場合はいったんそのままにして、帰宅後にきれいにするのがおすすめです。
遠い席でも推しを近くに感じたい場合は、双眼鏡を使用することをおすすめします。双眼鏡を選ぶときは倍率だけでなく明るさや機能など、複数の項目を比較して決めることが大切です。なお、コンサート会場では周囲の人の迷惑にならないように使いましょう。もちろん、自分の目で直接推しの姿を見ることもお忘れなく!
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