Schumann, Robert (1810-1856)

Individuals/organizations Page

Special Features Related to This Product

Vinyl Import

Piano Concerto, Violin Concerto: Argerich(P)Kremer(Vn)Harnoncourt / Coe

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :4.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2685425157
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
Vinyl
Other
:
Import

Product Description

アルゲリッチ85歳を祝して、伝説のライヴ録音が初のアナログ盤化。激情と詩情が火花のように交錯する、シューマン協奏曲の決定的名演。いま再び甦る、三巨匠の響きの奇跡。

ロベルト・シューマンが遺した名高い二つの協奏曲——ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲——を、マルタ・アルゲリッチ、ギドン・クレーメル、そしてニコラウス・アーノンクールという、20世紀後半を代表する名手たちが結集して録音した本作は、発売以来30年以上にわたりテルデックのカタログの定番として愛され続けてきました。 そして今回、アルゲリッチ85歳の誕生日を記念して、この歴史的名盤が初めて余裕をもったカッティングによる2枚組140gアナログLPレコードとしてとして限定リリースされます。
このアルバムは、ピアノとヴァイオリン、そして指揮という異なる立場からシューマンの精神に深く踏み込んだ三者によって、作品のロマン的本質を鮮やかに描き出した稀有な記録です。アルゲリッチによるピアノ協奏曲は、自在に揺れ動くテンポと直感的な表現が、作品の内に秘められた激情と憧憬を鮮やかに照らし出します。即興的とも言える瞬発力と、繊細な弱音の表情の対比が、ライヴならではの緊張感とともに強烈な印象を残します。
一方、クレーメルが奏でるヴァイオリン協奏曲は、作品に潜む複雑な心情や晦渋な美しさを見事に掘り起こし、緻密で深みのある音色が聴き手を引き込みます。アーノンクール率いるヨーロッパ室内管弦楽団は、歴史的アプローチと生気みなぎる推進力で二人のソリストと緊密に呼応し、シューマンの独自の音響世界をくっきりと描き出しています。
アナログならではの豊かな響き、質感と奥行きが、ライヴ録音の緊迫感と三者の鮮烈な音楽的対話をあらためて鮮やかに浮かび上がらせます。

「ライヴ録音におけるマルタ・アルゲリッチは、詩情と自由な想像力にあふれ、力強く、ときに驚くほど個性的で、まさに生き生きとしたシューマン解釈を聴かせている。1992年7月のライヴで記録されたこの演奏は、終楽章の大胆さにおいて圧巻で、思わず喝采を送りたくなるほどだ。」(Gramophone誌)

「アルゲリッチは驚異的な技巧と熱烈な情感を兼ね備えた演奏を披露するが、時にその強靭さがシューマン本来の叙情性を凌駕するほどである。ギドン・クレーメルもまた、ヴァイオリン協奏曲で豊かな個性と深い表現を聴かせている。」(BBC Music Magazine)

【収録予定曲】
ロベルト・シューマン:
ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
 《Side A》 I. Allegro affettuoso
《Side B》 II. Intermezzo. Andantino grazioso – attacca
III. Allegro vivace
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO.23
 《Side C》 I. In kräftigem, nicht zu schnellem Tempo
《Side D》II. Langsam
III. Lebhaft, doch nicht zu schnell

【演奏】
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ:Op.54)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン:WoO.23)
ヨーロッパ室内管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

【録音】
live: VII.1992 (Piano Concerto), VII.1994 (Violin Concerto), Stefaniensaal, Graz

(メーカーインフォメーションより)

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
1
★
★
★
★
★
ピアノ協奏曲はこの曲のベスト演奏だと思う...

投稿日:2024/08/08 (木)

ピアノ協奏曲はこの曲のベスト演奏だと思う。エキセントリックになることもなく華やかで輝いてこの曲のイメージにピッタリである。ヴァイオリン協奏曲は、特に終楽章のテンポが遅く違和感を感じる人もいるだろうが、私は大好きでこの楽章の魅力を遺憾なくほど解いているかのようで、遅いテンポの割には平板になることなく、ソロ、オケ共にリズムの刻みも深い。シェリングやカプソンの名演もあるが、私はこのクレメール(元来は苦手なヴァイオリニスト)が好ましい。(ただしムーティとの演奏は凡演と思う)

robin さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
シューマンに「ロマン派」の精神を求める人...

投稿日:2012/12/23 (日)

シューマンに「ロマン派」の精神を求める人々は少なからずいるようだが、シューマンの文学的嗜好(ホフマンやジャン・パウル)から判断するに、彼が有機的統一を重んじるロマン派ではなく異質な要素が混在するいわゆる「バロック小説」(ポリフォニー文学ともいえる)を好んでいたことは明白である。もちろんこのような嗜好が彼の音楽にどの程度現れているかは慎重に考えるべきではあるが、ノヴァーリスとホフマンの違いもわからない、ドイツの文化について無知な人間が勝手な思いこみでシューマンはこれこれこうあるべきと決めつけるのはいかがなものであろうか。ホフマンの文学は夢想と冷静が干渉し合うものであり、アルゲリッチの奔放さとアーノンクールの冷静さの対比はホフマンの「砂男」の幻想に憑かれた主人公と冷静なその妻の対比ともいえ、これはベストの組み合わせだと私には思える(もっともアーノンクールがアルゲリッチに引きずりまわされているかのように思える箇所がいくつかあったのでその点では不満がある)。

kieth さん | 大阪府 | 不明

0
★
★
★
★
★
ピアノコンチェルトはさておき: このVnコ...

投稿日:2010/05/22 (土)

ピアノコンチェルトはさておき: このVnコンチェルトが好きな人はそれほど多くないはず。この曲ではVnの「歌う」特性は度外視されているし、きらびやかな高音を奏でることもほとんど放棄され、「歌曲の年」のシューマンの姿とは違うし。 だからクラーラ夫人もブラームスも、シューマンの名を辱める曲と思っていたとあります。 けれども私は、この演奏にはそうは思いません。シューマンが無意識に得意とした、小さなモティーフを反復しながら、大きな編成の曲を目指した成果をはっきり示していると思うから。 構成を突き詰めた結果だから、歌う要素はとても少ないです。ヴィルティオーゾなところもないのは、どこかブラームスの2つ目のピアノコンチェルトの、ピアノとオーケストラの関係のようでもあり。言わば、足場が組まれたままの建物であれば、見た目なっていないと同じ。 それでもシューマンが心に描いていた美しさ、夢のような瞬間が、あちらこちらで小さな輝きを煌めかせているのが、この演奏から見えてきます。そのように手に乗るような美しいものに仕上げようと意識と、新しい音楽・巨大な世界を作り上げようとする意識とが相反し、音楽のなかで別々に分離しようとする物凄いエネルギーに満ちあふれて、危うく移ろう姿を。この演奏だけが示しています。 シューマンは精神病棟で治療していて、「天使の美しい歌声が聞こえてきて、それを何とか書き留めてみたんだよ」とクラーラ夫人に告げたのが、この2楽章らしいです。その正偽はともかく、夢のような瞬間を求めていた、あるいは辛い現実から逃れようとしたシューマンの想いが、演奏のなかから立ち上ってくるのを感じます。 晩年のシューマンにとっては、音楽と接することが自らを人間の世界に留まっている、血の通った人間として存在しうる手段だったのでしょう。この演奏の3楽章を聴くと、シューマン自身がこの世から出ないように、この世に踏みとどまっていようともがきながら、筆を運んだのではないかと思えて仕方がないのです。気持ちのままに書けば乱れて行ってしまう音楽を、ひとつの型にまとめあげようと、シューマンが気力を振り絞り疲れ果てて行く姿が見えますが、それも人間のひとつの真実かもしれません。 きっとそれをクラーラ夫人はこの曲から読み取り、彼と彼の音楽を愛するがゆえに直視できなかった、肯定できなかったのだと思います。

にのしのろのやのと さん | 東京都 | 不明

6

Recommend Items