【初心者向け】舞台を観に行くなら覚えておきたいマナー7選!当日の服装や流れも

2026年02月06日 (金) 12:00

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「推しが舞台に出ているから観に行きたいけど、マナーが分からない」

初めて舞台を観に行くとなると、マナーやルールが分からず不安に思うものです。推しが出ていても、不安から観劇のハードルが高いと感じる人もいるでしょう。しかし、観劇のマナーは複雑なものではありません。最低限のマナーさえ押さえておけば落ち着いて楽しむことができます。そこで今回は舞台の基本的なマナー、服装のポイント、観劇の流れなどについてご紹介します。舞台を観に行く前にぜひチェックしてみてください。

舞台とコンサートの違い

舞台とコンサートの違いは、物語の世界を静かに鑑賞するか、音楽を浴びて会場の人たちと一緒に盛り上がるかという点にあります。舞台は、基本的に「座って楽しむ」スタイルが一般的です。一方、コンサートは舞台よりもアクティブに楽しめるのが特徴です。特に、アイドルやバンドなどのコンサートでは、ペンライトやうちわを持って推しへアピールしたり、観客全員で声を出したりすることもあるでしょう。もしコンサートやライブに慣れている人が舞台を観に行く場合、コンサートのように立ったり声を出しての応援はできないので注意が必要です。舞台は基本的に静かに楽しむものと覚えておきましょう。
なお、舞台観劇の基本マナーは歌舞伎にも共通しますが、大向こう(掛け声)をはじめとする歌舞伎ならではの観劇文化があるため、ジャンルごとの違いも理解しておくとよいでしょう。

観劇の基本的なマナー

舞台に行くうえで押さえておきたいマナーをまとめました。一見多く感じるかもしれませんが、守らないとほかの観客の舞台体験を損ねることになりかねません。お互いが心地よく過ごせるよう、周囲への配慮をお忘れなく。

基本的に客席で飲食をしない

基本的に劇場の客席では飲食ができません。ロビーでは飲食が許可されていることが多いので開演までの間に済ませておきましょう。また、ロビー以外にレストランや飲食スペースが併設されている場合もあるため、開演前にしっかり食べて観劇に備えておくのもおすすめです。なお、劇場や公演によっては幕間で飲食可能になるケースもあるので、アナウンスをよく確認しておきましょう。

勝手に動画や写真を撮らない

舞台の写真撮影や録画は原則禁止です。勝手に撮影してしまうとスタッフから注意され、退場を余儀なくされる場合もあります。ほかの観客に迷惑がかかるだけでなく、出入り禁止になる可能性もあるので気を付けましょう。ただし、劇場側が許可を出している場合は撮影しても問題ありません。その際は時間帯や場所など、どのタイミングで撮影可能になるかを必ず確認しましょう。

途中の入退場はできるだけ避ける

体調不良や緊急の用事でない限り、途中での入退場は極力避けましょう。客席の構造上ほかの観客の前を通らなければならず、舞台を楽しんでいる人の邪魔をすることになってしまいます。また、舞台の演出上、開演後は入退場が制限され自分のタイミングで出入りできない場合があり、大事なシーンを見逃す可能性があります。なお、一度退出すると再入場できないケースもあるので事前に確認が必要です。それでも座席から動く必要がある際はできるだけ静かに移動しましょう。

手荷物はできるだけ少なくする

劇場によっては荷物を預けられない場合があります。大きい荷物を客席に持ち込むと、足元に置かなければならず、奥の席へ移動したいほかの観客に迷惑がかかってしまうかもしれません。荷物はできるだけコンパクトにまとめ、膝の上か座席下に置いておきましょう。どうしても荷物が増えそうなときは劇場に預かってもらえるかを事前に確認するか、会場内もしくは近隣のコインロッカー利用を検討しましょう。

拍手は周囲のタイミングに合わせる

基本的に拍手はカーテンコール後など正式な区切りの場面で行うのが無難です。しかし、舞台の最中に反応を求められたり、素晴らしい演技に拍手を届けたくなったりすることもあるでしょう。ここ拍手してもいいのかな? と思ったら周りの様子を少し伺いましょう。立ち上がって拍手喝采を送るスタンディングオベーションも周囲に合わせれば問題ありません。

面白いときに笑ったり、感動シーンで泣いたり、リアクションは自由に取っても大丈夫。ありのままの感情を大事にしよう!

ただ、舞台上に向かって言葉を投げかけたりするのはNG。役者はもちろん周囲の人の集中を欠いてしまう行為には気をつけよう。

スマートフォンの電源はオフにする

通知音や液晶画面の光は観劇の妨げになります。劇場内の静寂な空間では、スマートフォンの少しの振動も響いてしまうほか、設定していたアラームが突然鳴ってしまう可能性もあります。マナーモードや機内モードではなく、電源をオフにしておきましょう。また、わずかな動きで画面が点灯してしまうスマートウォッチは、シアターモードもしくは電源をオフにしておくことをおすすめします。幕間に電源を入れたまま、ついオフにするのを忘れがちです。上演が再開する前に、もう一度確認しておきましょう。

背もたれに背をつける

前のめりになったり、身を乗り出したりすると後ろの人の視界を遮ってしまいます。座席には深く腰掛け、背もたれに背をつけて観劇しましょう。正しい座り方を意識していても、物語に集中していくうちに前のめりになってしまうことがあるので注意が必要です。

開演5〜10分前になると劇場内で注意事項がアナウンスされるよ。まずはこの内容を聞き漏らさないようにしておけばとりあえず安心!

グッズの持ち込みが可能な舞台では、ペンライトやうちわが使用できるタイミングも教えてくれたりするよ!

舞台を観に行くときの服装のポイント

舞台観劇に厳密なドレスコードはありませんが、劇場内は空調で暑くなったり寒くなったりするので体温調節ができるように着脱しやすい服装で行くのがおすすめです。また、推しのメンバーカラーをさりげなくコーディネートに取り入れておしゃれを楽しむのも醍醐味の一つ。ただ、純粋に舞台を楽しむためにもいくつか注意すべきポイントがあります。当日の服装選びで失敗しないためにもぜひ参考にしてください。

髪型は盛らない

お団子ヘアやポニーテールなど、髪が頭より高く盛り上がるスタイルは控えましょう。後ろの人の視界を遮らないためにも、髪はおろしておくか、低い位置でくくってまとめるのがおすすめです。なお、帽子は客席についた時点で取っておきましょう。

光が反射する服や音が出やすい服は避ける

ラメやスパンコールが入っている服や、光を反射しやすいアクセサリーなどは悪目立ちする可能性があります。また、ウィンドブレーカーをはじめとする衣擦れの音が出やすい服も避けましょう。音が響きやすいので少しの動きでも目立ってしまいます。光の反射や音で周囲の人の気が散ってしまうので、舞台の雰囲気に合うシンプルな服を選ぶのがおすすめです。

慣れている靴で音のしないものを履く

グッズ購入や入場の待ち時間、劇場内での段差や階段の移動など、舞台を観に行くと足に負担がかかる場面が多く発生します。慣れていない靴を履いていくと足を痛める可能性があるので安全面も考慮して履き慣れた靴で行く方がよいでしょう。ヒールの高い靴は音が響きやすいため、ローヒールやパンプス、ローファーなどにするのがおすすめです。スニーカーでも問題はありません。ただし、歴史のある劇場だとスニーカーはカジュアルに映って少し浮く可能性も。劇場の雰囲気を事前に調べて合わせるとよいでしょう。

舞台を観に行く際に必須の持ち物

舞台を観に行く際の必須アイテムをリストアップしました。忘れ物がないかチェックしておきましょう。

・チケット
・身分証明書
・財布
・スマートフォン
・ハンカチ

まず大前提ですが、チケットがないと劇場には入れないので自宅を出る際は必ず所持しているかの確認をしておきましょう。また、入場時に本人確認が行われる場合もあるため、顔写真付きの身分証明書のご用意もお忘れなく。劇場のなかには現金払いしかできないところもあるので、財布にはカードだけでなく現金も入れておくのがおすすめです。劇場までの道のり検索や撮影可能スペースでの写真撮影などにスマートフォンは必須ですね。ハンカチは、お手洗いでのお手拭きはもちろん、泣いてしまったときやくしゃみをしたいときなどに持っていくと何かと便利なアイテムです。ハンカチがあれば開演中に咳込んでしまった場合も音を最小限に抑えることができます。

劇場でフライヤーが配られたり座席に置いてくれている場合もあるので、きれいに保管するためにクリアファイルを持っていくといいかも!

観劇の際に持っていきたい持ち物

荷物は最小限の方がよいですが、持っていくとより舞台を楽しめる持ち物をご紹介します。必ずしも必要ではありませんが小さめのカバンにも入るものなので、かさばることはないでしょう。

双眼鏡

双眼鏡を持っていくと遠くの席でも推しの顔を見やすくなります。細かい表情の変化を追うことができるので、より舞台を楽しむことができます。双眼鏡の貸し出しを行っている劇場もありますが、今後何度も舞台を見る予定なら事前に自分で購入してもよいでしょう。なお、双眼鏡を使用する際は周囲の邪魔にならないようできるだけ音を立てず、動きも最小限にしておくことをおすすめします。

小さめの推しグッズ

アクスタや生写真を持っていけば、劇場の出入り口にあるポスターや購入したグッズなどと一緒に写真撮影が楽しめます。公演時にはカバンにしまうか座席の下に置いておけば安心です。ただし、ペンライトやうちわなどの大きめな推しグッズは持ち込みできない傾向が多いです。事前に劇場や舞台の注意事項をよく読み、持ち込めるグッズだけ持っていきましょう。

舞台の開演前から終了までの流れ

舞台の開演前から終了までの全体の流れをご紹介します。ただし、劇場や舞台によっては内容が異なる場合もあります。大まかな流れだけを把握しておけば、当日は臨機応変に対応できるでしょう。

開演30分〜1時間前:開場後に入場する

チケットを入手したら当日は必要な持ち物をすべて持って会場へ向かいます。開場は劇場が受付を開始する時間で、開演は公演が始まる時間です。開場時間は劇場によって異なりますが30分〜1時間前に設定されることが多いです。余裕をもって入場しておくと、グッズ購入の列やお手洗いの列にも焦ることなく並ぶことができます。開演の5〜10分前に前説が始まる場合があります。また、注意事項の説明もあるので、その時間には座席に座っておくと良いでしょう。

休憩

舞台が始まったら先に紹介したマナーを守って楽しみます。二部構成の舞台が多いので、幕間に休憩を挟む場合があります。お手洗いも幕間のタイミングで行くとよいでしょう。休憩時間は一部が終了するタイミングでアナウンスされますが、15〜25分で設定されているケースが多いです。その間にはグッズを購入したり、劇場内の飲食スペースでドリンクを飲んだりする人が多いです。お手洗いが混雑している場合は時間内に戻れない可能性があります。可能であればお手洗いは開演前に済ましておく方が無難でしょう。

アフターイベント(終演後イベント)※実施の場合

公演によっては、本編終了後にカーテンコールとは別にトークの時間が設けられていることがあります。出演者が再び登場し、観客への感謝を伝えたり、作品の裏話を語ったりする、いわばアフタートークのような企画です。すべての回で実施されるわけではないため、参加したい場合は事前にスケジュールを確認しておきましょう。

退場:スタッフの指示にしたがって退場する

すべての内容が終わったら劇場から退場します。会場によっては規制退場が行われるケースもあるため、スタッフの指示をよく聞いておきましょう。また、観客が一斉に帰るので近くの公共交通機関は混雑が予想されます。帰宅に想定より時間がかかると考えて、当日のタイムスケジュールを組むことをおすすめします。

まとめ

初めての舞台観劇は不安がいっぱいです。しかし、舞台マナーは難しいものではありません。「周囲の人の観劇を邪魔しない」ということを念頭に置いて動けば問題ないでしょう。今回ご紹介したマナーや服装なども参考に、ぜひ推しの舞台を楽しんでください。

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この記事を書いた人

Sun

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公開日
2025/12/05
更新日
2026/1/20

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