【発売】マレット&イル・ポモ・ドーロ/ヴェネツィアのクリスマス〜16、17世紀の音楽で迎える降誕節
2025年11月06日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical
精鋭声楽勢が聴かせるイタリア直送のバロック降誕祭!
数人編成の室内アンサンブルから古典派交響曲を演奏できるオーケストラ編成まで伸縮自在、オノフリ、コルティ、マナコルダなど様々な指揮者と名演を繰り広げるイタリアの古楽集団イル・ポモ・ドーロ。2021年、マキシム・エメリャニチェフ指揮でのヘンデルのオラトリオ『テオドーラ』上演にあたり本格的な合唱パートも集められ、自らもカンティカ・シンフォニアを率いる才人ジュゼッペ・マレットを中心とする声楽アンサンブルが同団内に誕生、ア・カペラ作品も演奏するようになりました。
2025年のクリスマスに向け制作された本盤は、そんなイル・ポモ・ドーロの声楽セクションの強みが十全に活かされたバロック作品集。モンテヴェルディ晩年の『宗教的・倫理的な森』収録作を中心に、この大家が後年楽長を務めたヴェネツィアのサン・マルコ教会とゆかりの深い前後世代の作曲家たちの初期バロック多声作品が厳選されています。器楽はオルガン、ヴィオローネとバロックハープだけですが、総勢18人の歌手がさまざまな組み合わせで、当時のヴェネツィアに特有の二重合唱も歌いこなしながら聴かせる声の交錯はまさに絶妙。整ったアンサンブルできわめて美しく、聴き応え十分です。カトリック晩課の流れをなぞる選曲で、ガブリエリからカヴァッリへと至るイタリア初期バロックの豊かさを深く実感できます。(輸入元情報)
【収録情報】
01. ハインリヒ・シュッツ[1585-1672]:6声のアンティフォナ『今日キリストが生まれた』 SWV.456
02. クラウディオ・モンテヴェルディ[1567-1643]:8声の二重合唱による詩篇曲『主は言われた』 SV.191
03. アンドレア・ガブリエリ[1532/33-1585]:7声のアンティフォナ『天使は羊飼いに言った』
04. モンテヴェルディ:8声の二重合唱による詩篇曲『われ主に感謝せん』 SV.265
05. ジョヴァンニ・バッサーノ[c.1560-1617]:8声の二重合唱によるアンティフォナ『羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ』
06. モンテヴェルディ:5声の詩篇曲『主を恐れるものは幸いなり』 SV.269
07. ジョヴァンニ・ガブリエリ[1557-1612]:8声の二重合唱によるモテット『おお、優しきわたしのイエス』
08. モンテヴェルディ:5声の詩篇曲『主の僕たちよ、主を賛美せよ』 SV.196
09. フランチェスコ・カヴァッリ[1602-1676]:5声のアンティフォナ『救い主のうるわしき母』
10. モンテヴェルディ:8声の詩篇曲『もろもろの国よ、主をほめたたえよ』 SV.274
11. カヴァッリ:4声のアンティフォナ『サルヴェ・レジーナ(元后あわれみの母)』
12. アレッサンドロ・グランディ[1590-1630]:8声の二重合唱による讃歌『マニフィカト(私の魂は主をあがめ)』
イル・ポモ・ドーロ(声楽&古楽器アンサンブル)
ジュゼッペ・マレット(指揮)
録音時期:2024年6月16-21日
録音場所:イタリア北西部トリノ県クミアーナ、聖ロッコ&聖セバスティアーノ同信会教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音(12)
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