【全曲解説】Leetspeak monsters『Smoke』

2025年10月30日 (木) 18:00

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全曲解説テキスト by Euskyss(Ba)


1. Smoke

Leetspeak monsters『Smoke 』MV FULL

今回の表題曲です。この曲に出てくるBARはどんな秘密でも明かせるし、とても居心地が良い場所なのですが、自分の秘密を吐き出すごとに身体がどんどん煙となっていき、最後には消えてしまう。そんなストーリーです。曲調としてはエレクトロ・スウィングを取り入れています。サビでは振り付けをしながらみんなで踊れる曲になるといいですね。ちなみにMVは『笑ゥせぇるすまん』のBAR魔の巣みたいなイメージで撮影しました。


2. Reborn

疾走感のある激しめのロックナンバーです。ボーカルD13から、「喉の手術でしばらくライブができないから、フラストレーションを吹き飛ばせる曲が欲しい」と言われていたので、元々はこの楽曲をリード曲にする予定で作っていました。サビ頭の「Ahh……」はそんな彼の思い悩んでいる鬱憤の感情を表現しています。再生や復活を意味する「Reborn」と骨(D13)が戻ってくる「Re-bone」の意味合いを掛けています。


3. N30n r∞m r3c4ll ※初回盤のみ収録

タイトルは「Neon room recall」をLeetspeak表記したものです。80年代ポップスのレトロな雰囲気と現代的なサウンドを掛け合わせたくて、a-haの「Take On Me」のビート感をオマージュしています。シンセサイザーを多用したりシンセベースを使用したり、Leetの楽曲としては少し挑戦的でした。この曲の主人公はずっとこの部屋に囚われていて、昔の想い出をループさせ続けているんです。なのでタイトルのroomにも∞の文字を使用して、ループする部屋を表現しています。


4. Singing skeleton ※通常盤のみ収録

D13をテーマに書いたので、骨に関するワードで埋め尽くされたラップ詞となっています。初期段階は重ためのギャングスタ・ラップのようなビートのヒップホップトラックだったですが、骨をモチーフに歌詞を書いたことからメキシコのカラベラを思い浮かべて、アレンジの段階で少しラテン要素も付け足し華やかにしました。個人的には「足りないならもっと摂りなカルシウム」って骸骨が歌うのはなかなかパンチラインかなと思います。


Leetspeak monsters『Smoke』

GENRE:LOUDROCK, MIXTURE
小粋なエレクトリック・スウィングが聴く者を酔わせる表題曲収めた
Leetspeak monstersがハロウィンの季節にドロップするニュー・シングル

紫煙の漂う古めかしいバー。そこはどうやら幽世と現世の境界線にある場所で、夜ごとに不可思議な出来事が起こるのだという。墓場の街、グレイヴタウン出身のモンスター4人組によるLeetspeak monstersが、ハロウィンの季節にドロップする本作は、小粋なエレクトリック・スウィングが聴く者を酔わせる表題曲から幕開けする。一転しての現代的疾走感が心地よいロック・チューン「Reborn」、A-HAの名曲を彷彿とさせる80年代テイストがキラめく「N30n r∞m r3c4ll」(※初回盤収録)やフロントマン D13の十八番であるラップが“骨しばり”で展開されていく「Singing skeleton」(※通常盤収録)も大傑作。
杉江 由紀【ライター推薦】


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